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2016年3月28日−4月30日

週刊・自動車
#ベストカーアンバサダー


 

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2016年3月28日−4月30日
#ベストカーアンバサダー

    週刊・自動車     





    4月11日(月)
    

 
     きずな未来館へ
  三ッ峠グリーン・センターを降りて行くと、すぐ、近くにある、「きずな未来館」に到着。
 本来の目的は、これでした。

 このために、この日は、休日にして、こちら方面に来たのでした。


    
 しかし、この周辺も、桜が満開で、素敵な雰囲気でした。
 かなり、日没が進み、写真に撮れるのは、もう、限界を越えていましたが、せっかくなので、暗がりの桜を
 撮影する事にしました。

 

    設立総会
 この日の最大の目的、それは、ある、スポーツ系の設立総会に参加する為でした。
 設立総会には、色々な立場の、その地域の、すごい肩書の人が、多数出席されていました。
 自分は、広報としての取材的立場。
 この会議の雰囲気の写真を撮って欲しいとの事だったので、写真撮影。

 この設立総会は、予定通りの約1時間で終了しました。
 

 

   ピンク電話
 今回、会議の会場となった「きずな未来館」は、2016年4月に竣工されたばかりです。
 太陽光発電になっており、最新の設備の建物です。
 まだ、新築の木の良い香りが、漂っていました。

 それなのに、公衆電話を見て、ビックリ。
 何と、ピンク電話です。

 110番や、119番に、コインを入れなくても、電話出来る、他の種類の公衆電話と違います。
 ピンク電話には、その110番、119番にコールする時に、コインを入れなくても、かけられると言う
 赤色ボタンが、付いていません。
 その事からも、わかるように、実は、ピンク電話からは、110番、119番には、かける事が出来ません。
 更に、0120−のフリーダイヤル、フリーコールへもかける事が出来ません。

 しかも、コインは、10円と100円のどちらも投入出来る公衆電話ではありません。
 「10円玉だけ」しか、投入出来ない公衆電話です。

 更に、ダイヤル式。プッシュボタン式ではありません。

 今の若い子供達、この公衆電話の使い方、わかるのでしょうか?
 

 尚、震災などの災害時、「災害時優先電話」と言う事で、電話が集中して、発着信制限を、電話会社が規制しても
 最優先で、発着信が出来る電話が「公衆電話」です。

 しかも、このダイヤル式と言うのは、停電しても、電話機の機能が、生きたまま、使えます。
 アナログ式公衆電話は、基本的に、「電話をかける為に必要な電源」は、NTT側の交換機の電源供給により、
 通話出来るようになっています。
 だから、停電しても、NTT側の電話交換機側のバックアップ電源で、通話出来るはずです。

 しかし、最近の家庭用固定電話機などは、FAXとか、留守電メッセージ機能など、色々な機能が付いているので、
 電話機側にも、別系統で電源が必要。
 だから、ACコンセントが付いていて、電気が必要です。

 自宅が停電すると、電話機自体が、使えなくなるので、電話機が使えなくなります。

 しかし、スーパー・ローテクのアナログ式電話機は、電話機自体に、電源が不要なので、NTT側の交換機の
 電源が生きていれば、使えるし、通話出来ます。

 震災時に、一番強いのが、実は、スーパー・ローテクな、アナログ式電話です。

 でも、最近は、NTT側も、「フレッツ光」を普及させようとしていて、「ひかり電話化」が進んでいます。
 ひかり電話にすると、「ONU」と言う機械を自宅側に取り付ける為、ACコンセントの電源が必要になります。

 つまり、ONUの電源が確保できなければ、停電時には、電話出来なくなります。
 もう、自宅電話を、フレッツ光の光電話にした・・・と言うご家庭は、停電時に電話する事は、出来ないと思います。

 それとも、何か、方法があるのでしょうか?


 尚、ピンク電話、10円玉が必要と言うのが、難点ですが、テレフォン・カード式の場合は、停電すると、
 カードの抜き差しが、出来なくなります。
 それに、テレフォン・カード式の公衆電話は、意外に、「カードの抜き差しが壊れている」と言う電話機が、あります。

 そういう意味では、「スーパー・ローテク」な公衆電話機ですが、「災害時に、停電しても、使える電話機」と言う事で、
 ここに残しているのでしょう。

 それにしても、久々に、ピンク電話機、見たなぁ・・・

 ※後日、熊本地震が発生し、光回線の設備がダメージを受けて、使えないなどの報道がありました。
  そういう意味では、電話回線自体も、まだ、アナログ式を使い続ける事は、災害を考えると必要かもしれません。
  NTTは、今後、アナログ式電話を、縮小させ、フレッツ光に誘導したい考えですが、このような災害があると、
  光電話化の弱点が、見えてしまいます。


 
    移動
 そして、午後8時40分過ぎ、帰る事になりました。
 ここから、オール一般道路で、帰る事にしました。
 
 ここからの移動は、山中湖まで、ずっと、登り勾配。
 山中湖からは、ずっと、下り勾配。
 登りの距離が長いので、燃費は、伸びません。


   
    初めての長時間利用
 この日、初めて、GG2Wを丸1日、あちこちに出掛ける形で乗りました。
 しかも、途中でのEV充電は、全く行いませんでした。

 更に、途中、かなり急な登り坂の峠を登ったり、下ったりを、繰り返しました。
 燃費には、かなり不利な乗り方です。


    下り坂での回生率
 尚、今回、はじめて、長い峠の下り道を「回生」しながら、走ってみました。
 御坂峠の河口湖側→甲府市側への長い下り坂が、EVバッテリーへの充電を行える、
 絶好の長い下り坂です。
 しかし、この日、回生して下らせても、中々、充電してくれませんでした。
 EVバッテリーのメーター上の棒も、4分の1も、回復しませんでした。

 EV走行可能距離は、たったの15kmしか、回復しませんでした。

 これは、1泊2日試乗でお借りした、2台の個体の内、2度目に借りた個体に、非常に似ていました。
 1度目に借りた個体は、同じ下り坂で、どんどん、EVバッテリーの目盛りが増えて行き、3分の1程度まで
 回復。EV走行可能距離も、確か、20km以上を示したと思います。

 所が、2度目に借りた個体では、中々、回生率が伸びませんでした。
 自分の個体も、この2度目の個体と同じ感じでした。

 他にも、山中湖⇒御殿場方面から帰宅方向で、峠の長い下り坂を降り続けましたが、そこでの回生率も、
 思いっきり低いまま。
 ここでも、EV走行可能距離は、10kmにも回復出来ませんでした。

 ただ、確かに、EV回生率は、2台目に借りた個体同様、思った程、伸びませんが、
 EVバッテリーを使い切った後に「普通に、ハイブリッド車としての走行」をすると、
 その時のEV走行距離は、思ったより長めであると感じました。

 従って、バッテリーSAVEモードで、必死に、エンジンをまわしながら、EVバッテリーへの充電を心がけなくても
 EVバッテリーを使い切った後は、普通に「ハイブリッド車と同じような走り方」をすれば、信号で停止すれば、
 そこそこ、アイドリング・ストップしてくれますし、燃費は、それなりに、良い数値で、推移するように感じました。

 電気温水式ヒーターを装着しているので、この日は、冷房・暖房を入れても、EVバッテリーを使い切っている状態でも
 アイドリング・ストップしている時は、なるべく、アイドリング・ストップを維持するようになっていました。


    燃費
 レーダー探知機のOBDUのデータ表示で確認すると・・・
 帰り道は、「68km」走行。燃料消費は、「3.4ℓ」と表示されました。

 68÷3.4=20km/ℓ。

 つまり、帰り道だけの燃費は、20km/ℓと言う事が、わかります。

 尚、レーダー探知機に表示されている「平均燃費」は、「26.3km/ℓ」になっています。
 これは、どうやら、前回、給油した時に、「燃費計測補正」の為に、「リセット」操作したので、
 そこからの総合平均燃費になっているのか?
 それとも、この日の平均燃費になっているのか?は、良くわかりません。

 この日は、合計で151km走っているので、この日の総合的な、燃料消費は、3.4ℓではなく
 もっと、多いのですが、この表示が出来るように切り替えたのが、この日の途中からなので
 この日の総合燃料消費量、総合平均燃費は、良くわかりません。

 車載燃費計では、20.8km/ℓを示していますから、途中で、EVバッテリーを急速充電しなくても、
 ほどほどに良い燃費になっていると思いました。

 これまで乗っていた、E250だったら、ハイオクガソリン仕様で、同じように走って、リッター12kmを越えるのは無理。
 E220だったら、軽油になりますが、この日のように、登ったり、下ったり、そして、チョイ乗り連発の使い方では、
 リッター15km越えは、絶対に無理。恐らく、良くて、14.5km前後だと思います。

 そう考えると、(車載燃費計の数値で)リッター20.8km/ℓ、レギュラーガソリンで走ったGG2Wは、優秀だと思います。
 
 ただ、ここの所のレギュラーガソリン価格と、軽油価格の価格差で比較すると、リッター15kmを少し切る程度の
 ディーゼルエンジン車(E220)と、リッター20kmを少し越えるレギュラーガソリンの車では、ランニングコストとしては、
 ディーゼルエンジン車の方が、多少、安くなっているようです。

 でも、1800kgを越えるフルタイム4WDのSUV車であるGG2Wが、実用燃費で、リッター20kmを越える走りを
 すると言うのは、かなり優秀だと思います。

 フルタイム4WDで、車重が、1800kgオーバーで、この実用燃費を、たたき出す車種は、中々、見つからないと思います。

 ハイブリッド車、クリーン・ディーゼル車、色々な車種を含めて、FF、FR、4WD、全て、見渡しても、同じ走り方をさせて、
 実用燃費で、リッター20kmを安定して、出せる車種は、e燃費と言う、比較的、信ぴょう性の高い、実燃費を公表している
 車種別データから判断しても、少ないと思います。

 コンパクト・カークラスや、小さい車種なら、出せるでしょうが、同じカテゴリーの同じクラスの車では、難しいと思います。
  
 この日は、腰の痛みなどを感じる事は、ありませんでした。


    静かに帰宅
 尚、レーダー探知機のOBDUのデータを見ると、帰路の移動距離、68kmを、1時間41分で移動。
 そして、「アイドリングストップ時間」を見ると、「1時間10分36秒」になっています。

 これは、どういう事かと言うと、このGG2Wは、EV走行している時も、エンジンが停止する為、このレーダー探知機のOBDUは
 EVで走っている時も「アイドリング・ストップ」として、カウントするので、ある意味、ここで表示される時間は
 「EV走行時間」と言う判断も出来ます。(ただ、本当に、信号停止して、エンジンが止まっている時間もカウントされる)

 どちらにしても、移動時間中、信号停止で、アイドリング・ストップしている時間も含めて、ガソリンエンジンを始動させずに
 移動している時間が、合計1時間10分36秒だったと言う事が、わかります。

 そう考えると、1時間41分の移動時間中、1時間10分も、エンジンをかけずに、走っているって、すごいと思います。
 最後は、夜の静かな住宅地に、電気モーターだけで、スルスル・・・と、帰って来て、車庫入れする事が出来ました。
 ディーゼルエンジン車の時は、ガラガラガラ・・・と、近所に、低音の騒音が、響き渡る中、あせって、駐車していましたが、
 それも、なくなり、快適です。
 
 E220から乗り換えても、車内の品質感が、前期型GG2Wより、大幅に上がったので、全く違和感なく、不満はありません。

 やはり、自分には、この方が、合っていたのでしょうね。
 


 つづく。
 
12−2.

14.今日1日、無事に過ごせました。

15.EVバッテリーは、使い切った状態で、到着。
 
16.平均燃費は、20.8km/ℓに。EV走行率72%。
 
17.355km走って、ガソリンは、まだ、少し減った程度。
 
18.この日の最後の目的地からの帰り道の走行距離は68km。消費燃料3.4ℓ。

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