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2017年2月18日−2月28日

#ベストカー・アンバサダー


 

1.

2.

3.今日も富士山、きれいに見えました。昼を過ぎると、薄っすらとしか見えなくなりました

4.

5.

6.

7.プリウスPHV、何と、試乗まで出来ました。試乗車はSナビパッケージ。

8.

9.

10.通常のプリウスと基本的には同じですが、ナビ画面が大きいのが特徴。ステアリングは適正位置にならず

11.4人乗りなので後席中央にはシートベルトやヘッドレストなし。

12.荷室は良く見ると段差有り。荷室+後席シート背もたれ倒しではフラットにならず、そこも段差有り。
※当サイトに書いている内容、掲載している写真を管理人に無断で使用する事を堅く禁じます。



2017年2月18日−2月28日


年:一白水星(いっぱくすいせい) 丁酉(ひのととり) 五黄殺:南/暗剣殺:北/水火殺:なし 歳破:東
月:八白土星(はっぱくどせい) 壬寅(みずのえ とら) 五黄殺:南西/暗剣殺:北東/水火殺:なし 月破:西南西
 
 
    #ベストカー・アンバサダー


  
   2月19日(日)

   買い物
 
さて、この日は、朝、突然、右目の下に、デキモノが出来ていたので、目薬を買いに行く事になりました。
 更に、若干、風邪気味っぽくなったので、早めの内に、風邪薬を飲んでおこうと思い、風邪薬や、ユンケル等。
 すると、偶然にも、タイムセールで、以前から欲しかった、アディダスのジャージが、
 半額の半額になっており、売り出し中の所を、偶然、通過。丁度合うサイズも、何とか残っており、速攻で購入。
 これは、お得でした。

 この日は富士山、クッキリ見えました。


   50系PHV展示車見学
 せっかく、出掛けたし、時間もタップリあるので、勇気を振り絞って、トヨタ店に50系PHVを見に行く事にしました。
 ただ、「すぐ、買い替えるつもりはない。でも、現在、PHVに乗っているので、気になる。」
 「今、乗っている車のメーカーイメージが、かなり悪いので、一応、見るだけ見てみようと思って来た。」など
 質問された時には、それなりの理由を並べて対応する事で、実車を見に行ってみる事にしました。


   展示車
 展示車は、「Sナビパッケージ」でした。
 目玉装備の一つ、「タブレット端末のような大きい画面の純正ナビ」が装着されているグレードが、展示車として
 置いてありました。

 通常の50系ハイブリッドも発売直後、実車を見た事がありますが、あまり印象がなく、違いも覚えていません。
 ただ、座った感じは車内も広く、後席のスペースも充分。
 後席に座って、頭が、後方ガラスにかぶる事もなく、きちんとしたスペースが確保されていました。

 ただ、ここの所、SUV系の車に乗り慣れているので、視点が低く、地をはっているような、埋もれた感覚。
 これは、仕方ありません。
 これに関しては、慣れだと思います。

 自分も、SUVの前は、普通のワゴンなどに乗っていましたが、その時の感覚に視点位置が、戻っただけと言う感じです。

 ただ、後方視界は、ほぼ、ない。
 バックカメラなどに頼らないと、自力で後方を見ようと思っても、あまり見えません。

 最近の車は、このような視界の車も多いので、これに関しては、割り切りが必要だと思いました。


   塗装
 尚、塗装レベルは、やはり、基本的に300万円オーバーの車だけあります。
 給油口のフタの裏側、ボンネットのフタの裏側、きちんと、奥の奥まで、塗装されていました。
 ボンネットのストッパーは、中央1ヶ所。
 尚、ストッパーの部分の塗装は、留め金が留まる部分の塗装は、出来ていませんでした。
 これも、GG2Wと同じ。
 ま、これは、GG2Wも同じなので、標準的です。

 元々、ベース車両の50系ハイブリッドの価格帯が、200万円代前半の車種なので、PHVだからと言って、
 これらの構造部分を、別構造で、造り分ける事までは、やれないと言う事でしょう。


   荷室
 尚、自分の場合は、必ず、「ウィンドサーフィンのスラローム・ボードが、車内積み出来るのか?」が最低の条件になります。
 後席の背もたれを倒し、前席の助手席の背もたれを倒して、荷室が、一体になるのか?確認しました。

 すると、助手席のヘッドレストも、きちんと、取り外しが出来て、荷室から助手席前まで、ボードが積めるだけの
 スペースは、ありました。
 巻き尺で計ると、2m60cm程、ありました。荷物は積めそうです。


   段差
 しかし、リヤ・ハッチゲートを開けてみると、いきなり荷室に、段差があります。
 これ、日産のエクストレイル・ハイブリッドを見た時と全く同じです。
 いかにも「この下にギリギリまで、EVバッテリーが積まれている」と言う事が、わかります。

 しかも、後席の背もたれを倒すと、荷室がEVバッテリーで床上げされている関係で、後席背もたれとの間に大きな段差が
 出来ていました。
 これ、通常の50系ハイブリッドだと、この部分は、フラットで同じ高さになっているのですが、そこは、仕方ありません。

 尚、ウィンド・サーフィンの道具を積み込むには、この段差は、そんなに影響ないと思いますが
 荷物を積んだまま、車中泊は、この車種では、無理だと思いました。

 とにかく、荷室、後席背もたれの間の段差が邪魔して、床がフラットにならない。
 もし、車中泊するなら、これらの段差を埋め合わせる、色々な車中泊グッズのクッションなどを集める必要がありそうです。


    
   試乗
 尚、この日、このトヨタ店に置いてあるPHVは、展示車の1台だけでした。
 試乗車は、ありませんでした。
 翌週が、試乗会との事でした。

 そこで、翌週に来る事にしたのですが、営業の人が、どうしても、GG2Wを査定させて欲しいと言うので、
 ま、購入後、丁度1年になるGG2Wは、現在、どれ位の査定額が付くのか?参考に、知りたくて、一応、査定をお願いしました。

 待っている間、「この展示車を、今から、試乗車として、おろしますので、是非、1度、試乗して下さい」と言われました。
 これには、驚きです。

 ナンバーも付いていなかった展示車。

 実は、もう、ナンバープレートは届いており、あとは、封印するだけで、乗れるそうです。
 急遽、ショールーム内の一等地に置かれていた展示車に、ナンバーを、その場で装着し、商談テーブルを動かして
 車両を外に出し、試乗する事になりました。
 そこまでやってくれなくても・・・と思いましたが、「どうせ、この展示車は、試乗車として、用意していたので、
 気になさらなくて良いです」と言われました。

 オド・メーター、わずか3kmの、ピッカピカの、卸したての、本当の新車です。
 自分は、買う気もないので、「いや、試乗は、やらなくて、良いですよ」と、何度も断ったのですが、PHVオーナーは
 かなりのターゲットになっているようで、是非、乗って欲しい・・・と、言われ、結局、試乗する事にしました。


   第一印象
 EVバッテリーは、充電されているのか?試乗前に、確認すると、「全くされていない」との事でした。
 おいおい、EVで走れる事が、この車種の「売り」なのに、なぜ、充電していないのだ・・・と思いました。
 販売店としては、翌週が、試乗会の予定だったので、まだ、充電を、やっていなかったのでしょう。

 これだったら、PHVではない、素の普通の50系ハイブリッドの試乗と、同じではないか?と思いました。

 しかし、それでも、車重が違いますし、カーナビ画面も違いますから、試乗しないより、わかる事は、色々とあるだろうと思いました。

 試乗してみて思った印象。
 まず、EVで走っている時の騒音は、GG2Wの静粛性に慣れていると、意外に、騒がしいと言う印象でした。
 逆を言うと、GG2Wは、かなり、静粛性にこだわって、作ったのだと言う事に気付きました。

 50系PHVのノイズで、耳に残ったのは、まず、ロード・ノイズ。
 あとは、全体的な、走行ノイズ。

 でも、普通に車に乗っている人なら、これでも、感動するレベルの静粛性かもしれません。
 EV系に乗り慣れている人は、恐らく、自分と同じ感想を漏らす人が多いのではないか?と思います。


   パワー
 あと、感じたのは、終始、アクセルを踏んで進む時の印象が「重い」と言う事です。
 車重的には、GG2Wの方が、圧倒的に重いはずなのに、50系PHVは、GG2Wでアクセルを踏んで走っている時より、
 重く感じました。

 尚、走っている時のモードは、最初は、「標準」で走っていました。
 途中で、切り替え出来る事に気付き「ECO」に切り替えましたが、印象は、ほとんど、変わりませんでした。

 自分は、過去、40系ハイブリッドの「ECOモード」が、あまりにもスタートが、もっさりし過ぎて、イライラして、
 それが不満の一つになって、手放した経緯があります。

 しかし、50系PHVのECOモードは、そのような変なもっさり感がなく、スムーズに走れました。

 でも、全体的に、アクセルを踏んでも、進み方としては、「重い物を動かしている」と言う印象が残りました。


   バッテリーチャージモード
 尚、この50系PHVには、新たに、バッテリー・チャージ・モードが設定されました。
 あえて、この機能を、途中で使ってみましたが、やはり、エンジンがかかりチャージを始める動作は、GG2Wと、同じでした。

 ただ、このバッテリー・チャージモードを使った時、何分、エンジンをかければ、EVバッテリーが満充電されるのか?
 満充電までに消費するガソリンは、何ℓなのか?が、わかりません。
 ⇒後日、少し、判明しました。
  開発者のインタビュー記事に、「バッテリー・チャージ・モード」を使うと、停止状態で、80%充電するのに
  約2.5ℓのガソリンを使うそうです。
  80%充電するまでの「充電時間」は、まだ、不明です。

 GG2Wの場合は、バッテリー・チャージモードを使った場合は、満充電まで、約30〜40分。
 その時に消費するガソリンは、3ℓと言われています。
 これが、有料急速充電する時の「損得の分岐点の参考の数字」だと、GG2Wオーナーの中では、言われています。


   2.5ℓで80%充電
 ガソリン2.5ℓ使って、80%まで充電すると言う事は、急速充電器で、約20分、充電するのと同じになります。

 ガソリン1ℓが、レギュラー・ガソリン価格が、120円の場合、ガソリンを使っての充電コストは、300円と言う事になります。

 カタログ上、満充電で、約68.2km走れるとなっています。
 その80%=54.56km
 
 ま、通常は、カタログと同じ距離は走れませんし、登り坂が増えると、アッと言う間にEVバッテリーは減りますので
 それらを考慮して、仮に、実際は、80%充電状態から、50km走れた場合、50km走る為に2.5ℓのガソリンを使って
 EVバッテリーをチャージした事になりますから、50km÷2.5ℓ=20km/ℓ。
 つまり、バッテリーチャージモードで充電しても、リッター20kmしか、走れない事になります。
 実際は、もっと、登り坂を多く走ったり、実際に走れる距離は、40km前後と言う時もあると思います。

 そうなると、40km÷2.5ℓ=16km/ℓ。 
 あららら・・・・これだったら、わざわざ、EVバッテリーに充電して走るより、何もしないで走る、PHVではない
 普通の50系ハイブリッドの実用燃費の方が、良い燃費と言う事になります。
 50系ハイブリッドは、2WDで、23km〜25km前後、走る事が多いようです。
 4WDの50系ハイブリッドでも、21〜23km前後の実用燃費である事が多いようです。

 と言う事は、GG2Wと同様に、「バッテリー・チャージモード」を使ってEVバッテリーを充電しても
 走行燃費を伸ばす事は、出来ないと言う事が、わかります。

 このバッテリー・チャージ・モードは、災害などで、停電した時、車両のEVバッテリーを経由して、
 緊急電源を供給する時に、利用するのが、最適な装備なのだと思います。


    充電コスト
 バッテリー・チャージ・モードで、ガソリンを2.5ℓ消費して、充電するのは、50系PHVも、GG2Wも
 どちらも、「割に合わない」事は、この試算で、良く理解出来ました。
 では、自宅で、電気を使って充電すると、どうなのか?確認しました。

 電気代は、契約方法が、多数あり、電力会社によっても、時間帯によって、電気代を変えるプランが、様々です。
 そこで、一般的な、代表的・平均的な電気代で、試算してみました。

 まず、50系PHVは、自宅充電でフル充電すると、6.4キロワット分、充電に電気を使うそうです。
 充電代は、「1キロワットの単価×6.4」で、だいたい、計算出来るそうです。(トヨタのWEBサイトに説明有り)

 一般家庭の契約で多いのは、1キロワット、23円〜26円前後です。
 23円なら、23×6.4=147.2円
 26円なら、26×6.4=166.4円

 深夜電力を契約している場合、深夜時間帯のみ、1キロワット 12円と言う契約もあります。
 12円なら、12×6.4=76.8円。

 逆に、深夜電力を安く契約すると、昼間に高くなる契約もあります。
 昼間に、31円、36円と言うプランもあります。
 31×6.4=198.4円
 36×6.4=230.4円

 これで、EV走行が、これらの家庭電気での充電によって、実走行で、40〜50km、上手く走って
 60km前後走れば、確かに、低コストです。

 実質、家庭用電源でのEV充電コストは、ガソリン1ℓ〜1.5ℓのコストと同じ。
 深夜電力なら、ガソリン1ℓ以下より、安くなります。(軽油1ℓより安い)

 逆を言うと、バッテリー・チャージ・モードは、中途半端に使うべきではないと思いました。



  EVバッテリー回生
 今回の試乗車は、目玉の一つである、EVバッテリーが、ほぼ、充電されていない状態での試乗になりました。
 しかし、エネルギー・モニターを見ていると、かなり、EV走行をしました。
 半分以上は、EV走行してくれました。

 
  EVバッテリー終了後の燃費
 この50系PHVは、EVバッテリーを使い果たした後の燃費が、素の50系ハイブリッドと、ほぼ、同等のカタログ燃費です。
 つまり、EVバッテリーに充電しないまま、走っても、実用燃費で、確実に、リッター20km越えを行ってくれるだろうと
 思います。

 この日の試乗は、結局、ちょっとした登り坂のコースも走らせてもらえず、完全な平坦地のみで、しかも、左折しかさせて
 もらえないコースを、4〜5km走っただけて、終わりましたが、それでも、EVの回生率は、高いようです。


 細かい部分は、実は、GG2Wの方が、優れている点が多かったのですが、トヨタブランドである事と、
 EVバッテリーを充電しなくても、実用燃費が良い事、自宅に専用充電設備がなくても、普通の100V電源のコンセントから
 充電出来る事などを考慮すると、魅力的な車だと思いました。

 50系PHVは、素の50系ハイブリッドとの価格差を考慮すると、そんなに売れないだろう・・・と言う専門家の予測の声も
 ありますが、EV走行での実走行距離で、50〜60km走れる事が、浸透して来ると、それなりに売れそうな気がします。

 少なくとも、三菱ブランドのGG2Wと同等ペースで売れて行く可能性は、あるかもしれないと、思いました。
 リセールバリューも、トヨタブランドなので、きっと、安心でしょう。
 そこまで考えると、買っても損には、ならないと思いました。


   CVTとパドルシフト
 残念なのは、回生充電させる為の「パドル」がない事。
 他のトヨタ系ハイブリッド車と同じ、シフト形状で、Bモードがあるだけ。
 峠の長い下り坂では、このBモード1種類だけでは、加速し過ぎてしまう事が多いので、フット・ブレーキを踏む機会が
 増えてしまうので、この点、パドルで、回生の段階を5段階などに、切り替えが出来るようにして欲しいな・・・と思いました。

 尚、今回、登り坂などを全く走れなかったのですが、CVTが付いているので、GG2Wや、日産ノートのe−POWERのように
 トランス・ミッションが存在しない・・・と言う事は、ありません。

 他のトヨタ車のハイブリッドのように、CVTになっています。
 これで、多少は、登り坂で、うなる度は、低いかもしれません。
 ただ、40系ハイブリッドに乗っていた頃は、このCVTが、登り坂で、うなるように走っていたので、この点は
 実際に、自分が普段使っている標高1000mまで登る峠を、実走してみたいな・・・と思いました。


   セーフティセンスP
 試乗車には、セーフティセンスPが装備されています。
 前車自動追従を、完全停止まで、やってくれますが、試乗コースが短すぎて、使う事が出来ませんでした。
 自動パーキングは、試乗車が、Sナビパッケージだった為、装着されておらず、販売店の駐車場で、試す事も出来ませんでした。
 あとは、オートハイビームに関しては、夜間に試乗しないと、わからない。
 

   ステアリング位置調整
 いま一つ、しっくりこなかったのが、ステアリングの上下位置の調整です。
 自分が、シートの高さと前後位置を、丁度良いと思う高さ・位置に調整した後、ステアリングを調整してみると
 「もう少し、ステアリングを上まで上げたいのに」と言う、低い位置までしか、上がりません。
 仕方なく、シートの高さの方を低くして、微調整しました。
 でも、そうなると、今後は、視点位置が全体的に低くなり、「埋もれて座った」と言う感じが強くなってしまいました。
 後方視界も、さらに、見えにくくなった感じです。
 これは、慣れなのか?
 この点も、初回試乗の印象としては、いま一つのままでした。
 慣れて来るとしっくり来るのか?は、わかりません。



   装備
   ソーラー充電装置

 尚、この50系PHVの目玉の一つに「ソーラー充電装置」があります。
 オプション価格、280800円です。

 これ、太陽があたる元に、駐車していると、1日で、約6.1km走れる分の電気をソーラー充電してくれる・・・と言う装置です。
 だったら、月曜日〜金曜日まで、ずっと、外の駐車場に停めておくと、6.1×5=30.5km走れる分の電気を
 ソーラーで、充電してくれると言う事になります。
 電源で充電出来ない人には、魅力的な装備。
 集合住宅暮らしで、自宅充電設備を用意出来ない人には、魅力的かもしれません。

 しかし、「S」と、「Sナビパッケージ」にしか、装着されません。
 この「S」「Sナビパッケージ」は、PHVのボトム・グレードです。


 販売の中心は、恐らく、この1つ上の「A」になると思われます。
 そして、本革シートを選ぶ人は、「Aレザーパッケージ」か「Aプレミアム」を選ぶ事になります。


   充電率
 尚、ソーラー充電の「1日最大6.1km走れる分の電気を充電出来る」と言うのは、日本の中の愛知県・名古屋市の最大値。
 平均値は、名古屋市でも、2.9kmだそうです。
 他の地域は、それぞれ、違います。
 札幌で平均2.4km/最大6.2km。
 仙台で平均2.4km/最大5.7km。
 東京で平均2.4km/最大5.3km。
 金沢で平均2.4km/最大5.3km。
 大阪で平均2.6km/最大5.3km。
 広島で平均2.9km/最大5.9km。
 高松で平均2.9km/最大5.7km。
 福岡で平均2.7km/最大5.8km。
 那覇で平均3.1km/最大5.5km。
 
 平均と、最大って、何が、どう違うの?と思いますが、細かい事は、あまり説明がなく、この時点では、良くわかりません。
 少なくとも、1日のソーラー充電による、1日に走れる距離は、最大値と言うのを、あまり期待できないと言う事がわかります。
 毎日、快晴で、太陽の光が、ルーフに日陰の影響もなく、完璧に当たり続けられると言う条件は、そんなにありません。

 ま、平均と書かれている距離が、実際に充電される1日当たりの走行距離なのでしょう。
 これだけの為に、28万円のオプション代を払ってでも、装着する意味があるか?は、多くの人が、考えると思います。
 そして、選ばない人が多いと言うのが、実態だと思います。

 雪が降る地域の人なら、冬場は、雪にソーラーパネルが覆われる訳で、冬場は、ほとんど、使い物になりません。
 ルーフにキャリアを付ける人も、使い物になりません。

 1週間に5日間、青空駐車して、ソーラー充電分で、10km走行可能分の充電が出来れば、良い方かな?と個人的には、思います。



   主力は「A」か、[Sナビパッケージ」?
 自分は、色々な装備差を考慮すると、営業のお勧めと一致して「A」を選ぶと思います。
 ただ、A系のグレードには、ソーラー充電装置が、付けられないのです。

 では、A系と、S系の違いは、何か?と言うと、トヨタ・セーフティセンスPの機能に付随する、
 斜め後方警報装置、クリアランスソナー(センサー類)、インテリジェント・パーキングシステムが
 付いているか?付いていないか?の違いになります。


   一つ引っかかる点
 ま、正直言うと、この3つの機能、なくても、困りません。でも、ひとつ、どうしても引っかかる点が・・・


   Sと、Sナビパッケージには装着出来ない機能
   @インテリジェント・パーキング・システム(自動パーキング)
 自動パーキングは、50系ハイブリッドの試乗で、体験しましたが、確かに、使いやすい。
 でも、休日の混雑した、大型ショッピングモールで、後方から、次々に車が来る時に、じっくり、
 自動パーキング機能を使って、駐車出来るか?と言うと、意外に出来ません。

 ちょっとしたすき間を見つけて、あわてて、その空いたスペースに駐車しなければならないような
 混雑した駐車場でも、この機能を設定して、使う余裕は、ないと思います。

 外車系の自動パーキングでは、日本で、ほとんど使うシーンがない「縦列駐車だけ」しか出来ない
 自動パーキング付きの車種がありますが、それより使いやすい。

 また、外車系の自動パーキングの中で「並列駐車」まで、自動パーキングで停めてくれる車種が、いくつか
 あります。
 自分も、「並列駐車」の装置が付いている車種で、何度か、試してみましたが、基本的には「歯抜け」の
 場所にしか、駐車出来ません。
 角に1ヶ所空いている場所への自動パーキングは、出来ません。
 そして、「歯抜け」に1台分だけ空いている場所に、自動パーキングで停める場合、その空いた場所を、
 一度、ほぼ、通過しないと、センサーが車幅を感知しないので、自分の意志と、センサーの感覚にズレがあり
 「ここから、自動で後退して、駐車して欲しい」と言う時に、反応してくれなかったり、自分の意志と違った、
 別の歯抜けの場所まで、バックしてしまったり・・・と、慌てる事もあります。

 それに比べると、50系のインテリジェント・パーキング・システムは、歯抜けの場所を通過しなくても
 感知して、自動パーキングで停めてくれるので、意外に使いやすい。

 でも、実際は、あまり、使わない人が多いかもしれません。
 これは、最低でも、試乗車で、1度、体験してみて、必要性の有無を確認する事をお勧めします。
 (通常のPHVではないプリウスにも装着されている試乗車を用意している販売店は多いと思うので
 試せる機会は、あると思います)


   Aブラインド・スポット・モニター(斜め後方警報装置)
 車線変更する時などに、斜め後方の死角にいる障害物を感知して、ドアミラーにランプで警告してくれる装置。
 これは、最初は、ボルボばBLISと言う名前で、装備し、国産車にも、アクセラあたりで、標準装備化されはじめ
 今は、多くの車種に標準装備、又は、オプション装着出来る車種が増えました。

 これは、自分も、装着されている車種にも乗っていた事もあります。
 確かに、あれば便利。でも、現在乗っている車種には、なし。
 自分にとっては、そんなに、あっても、なくても、そんなに変わらい機能です。

 バイクが頻繁にスリ抜ける、片側2車線〜3車線のバイパスを、頻繁に走る人とか、
 常時、車線変更が求められる、右折専用車線が少ないのに、やたら、右折する車が多く、それを、
 左側にふくらんで、避けるなどの動きを、日頃から、頻繁に行うような道を、良く走る人とか、
 高速道路走行が多い人には、あると便利かもしれません。

 
   Bクリアランス・ソナー
 あとは、クリアランス・ソナー。
 これ、単純に、バンパーの周囲に付いている「コーナーセンサー」のような機能なら、個人的には、不要。
 このレベルの機能だったら、カー・ショップの後付けパーツでも、簡単に、取り付け出来るからです。

 しかし、50系の場合のこの機能は、「12個の超音波センサー」で、障害物の接近を知らせる
 「クリアランス・ソナー」に加え、「ブレーキ制御で障害物との接触を緩和する機能を追加」しました。との事。

 つまり、最近、話題になる事が多い「アクセルと、ブレーキの踏み間違いによる暴走」を防ぎます。
 コンビニの店内に、突っ込んだり、立体駐車場の上の階から、壁を突き破って、1階に落下する事故などが
 報道される事がありますが、あのような「誤発進防止」に連動した機能が、50系に装着されている
 「クリアランス・ソナー」です。

 更に、「巻き込み防止機能」も、装備されています。

 これは、今の時代、なるべく、装着しておきたい装備です。
 「自分は、若いから、高齢者ドライバーのような、間違いは起こさない」と自信満々な人も、いるでしょう。
 しかし、急な体調不良で、自分の意識が遠のいた状態で、ブレーキとアクセルを間違ったまま、足が硬直してしまい・・・
 と言う緊急事態は、世代に関係なく、誰にでも、可能性としては、起こりうる事態です。

 やはり、出来るなら、この装備は、今後、付いていた方が良いだとうな・・・と思います。

 今、自分が乗っているGG2Wには、誤発進防止装置は、5万円程のオプションでしたが、何かあった時の為に、
 装着しています。


 しかし、ソーラー充電器をオプション選択したい場合、この@〜Bの装備は、装着出来ません。
 オプションでも、選択出来ません。
 ま、その内、どのグレードにも、ソーラー充電器を付けられるようになるとは思いますが、現状は、無理。
 

      ソーラー充電 対 安全装備
 価格的には、ナビも付いている「Sナビパッケージ」にソーラーを付けるか・・・と言う事になりますが、
 ソーラー充電にこだわる人は、話題でもある、安全装備の@〜Bは、選べないと言うのは、悩ましい所です。
  
 その他の装備差を考えると、結構、悩ましい。

 Aとの価格差と、装備差を見ると、揺らぎます。
 多くの人は、この点で、悩むのだろうな・・・と思います。

 ま、ソーラー充電は、曇っていたり、屋根付き車庫保管の人は、思った程、充電出来ない訳で、
 28万円払う価値があるか?と言うと、うーん・・・そんなに高いオプションなら、選ぶ人は少ないでしょうね。
 5万円程のオプションだったら、選ぶでしょう。10万円なら、緻密に損得勘定して、かなり悩むレベル。
 28万円なら、現状のソーラー充電率なら、割に合わないので、自分は、あきらめます。


   査定
 試乗から戻り、感想を聞かれましたが、ま、EV走行に慣れている自分には、そんなに感動しませんでした。
 でも「普通に良い車」です。
 EVバッテリーへの回生率も高い気がする点は、魅力的です。

 後方視界が悪いのは、割り切れば良い感じです。
 
 4人乗りである事、FF(前輪駆動)である事が、残念ですが、真冬の峠越えの用事があった時に
 「無理して行かない」と、割り切れば、ま、何とか、なるレベルではあります。

 トヨタ・ブランドの強さも魅力的です。

 そして、そうやっている間に、査定結果が出ました。
 その結果は・・・・

 やっぱり・・・


    ブランド力
 やはり、三菱ブランドは、イメージダウンの影響が強いです。
 ただ、前期型GG2Wも、実は、購入1年後の査定が、初回で、これより、少し低く、商談を重ねて、
 今回の数字と、ほぼ同じ査定額に上がったので、さほど、ビックリ・ガックリは、しませんでしたが、
 それでも、もし、これが、トヨタのハリアーだったら、アルファードだったら・・・と考えると
 やはり、三菱ブランドの弱さを感じました。


 実際、軽自動車でも、日産DAYZブランドと、三菱ekワゴン、中身は全く同じなのに
 日産ブランドだと、それなりの査定額を、何とか、キープしています。
 ブランド力って、大きいな・・・と思いました。

 GG2W、車自体は、とても良い車なのにな・・・

 高性能フルタイム4WDで、あの燃費を出せているのは、それなりに、すごい。
 ただ、EVバッテリーを使い切った後は、かなり、ガクッと燃費が落ちますが・・・

 と言う事で、ま、今回は、トヨタ店での商談は、1度目だし、査定も、1社だけでは、わからないし
 元々、普段、お世話になっている販売店での条件を確認しないと、何もわかりませんが、
 ま、こんなもんか・・・・と言う参考には、なりました。

 それにしても、最近の商談は、やたら、支払い回数を、どんどん伸ばした提案をして、
 値引きは、全く見せないスタイルが多いな・・・と思いました。

 しかも、「もっと、乗り続けると、査定額も、どんどん落ちて行くので、早めのお買い換えを考えられた方が
 良いですよ」と言うような主旨の事を言ってくるし、「2月・3月は決算月なので
 良い条件を、出しやすい」と言って、かなり、粘られました。

 でも、納車は、仮に、すぐ契約しても、5月との事。
 ま、自分は、自動車雑誌、いくつも読んでますが、そこに書いてあったのと、全く同じ事を言われました。
 この納期は、初回の予約状況。予約して買う人達が、納車されるタイミングだと思います。

 それ以降、意外に、受注は伸びていない・・・と、雑誌には、書かれています。
 

 やはり、GG2Wを乗りつぶすのが、一番ではありますね。

 ま、気になる50系PHV、実車に触れて、ほんの少しの平坦地だけでも、試乗出来て、雰囲気だけでも
 味わえたので、それなりに行って良かったと思いました。
 この条件では、買い替えは、全く無理ですね。
 GG2Wの方が、車高も高く、広く、静か。
 理想は増車。ま、これも無理か・・・

 ただ、このPHVで、いつもと同じように、いつも出掛けている所まで走って、どこまで、EVで走れるのか?
 実用燃費は、どうなのか?確かめてみたいな・・・
 


 

づく。

12−2.EV走行距離、大きく伸びました。峠越えで、どこまで走るのか?実走実験したい

14.EVバッテリーを使い果たしても、通常50系ハイブリッドと変わらない燃費なのが最大の魅力。

15.1500WのACコンセントは最上級グレードのAプレミアムのみ標準装備。
他のグレードは、全て、75600円のオプション。どうせなら全て標準装備化して欲しい

16.目玉の一つ、ナビ画面が大きい事。しかし、ボトムグレードのSには、付きません。ただし、Sナビ
パッケージを選択すると、このナビ画面が装着されます。しかし、価格差を考えるとAグレードがお勧めに。

17.バッテリーチャージモードが装備されましたが、満充電までに何分かかるのか?不明
尚、80%充電するのに、ガソリンを2.5ℓ消費するとの事。
これで、損得勘定が、ハッキリします。
魅力の一つは「ガスインジェクション機能付きヒートポンプオートエアコン」と
駆動用バッテリーヒーターが、全グレード、標準装備である事。

18.急速充電器は、ボトムグレードのSのみ、75600円のオプションですが、他の
グレードには標準装備。尚、200V/100V充電のケーブルは、7.5mの長さが
標準装備ですが、15mのケーブルが欲しい場合は、8100円のオプション料を払うと、
15mケーブルに変わります。これ、充電専用設備のない一般100V電源から、充電
出来るようにケーブルを長くした物を用意したと思われます。

19.自動ブレーキ、自動追従、車線逸脱警報などは、トヨタ・セーフティセンスPが
全グレード、標準装備。車線逸脱はステアリングを制動してくれます。
オートハイビームも、アダプティブハイビームシステムなので、前方の一部分のみ
ロービームなどに自動制御してくれるシステムを搭載しています。

20.尚、Sと、Sナビパッケージだけは、セーフティセンスPを装着しているのですが、ブラインドスポット
モニター(斜め後方警報装置)と、クリアランスソナー、インテリジェントパーキングアシスト(自動駐車)の
3つの機能は、装着されません。オプションでも、選べません。ここが、実は、悩み所です。
自動パーキングは外車系の「歯抜けの場所を一度通過しないと、自動駐車出来ない」と言うのと違います

21.ブラインドスポットモニターは、S、Sナビパッケージには装着されないのが残念。

22.シートヒーターに加え、ステアリングヒーターも標準装備と言うのは非常にありがたい

23.目玉の一つ、ソーラー充電は、なぜか、ボトムグレードのSと、Sナビパッケージしか
装着出来ない。売れ筋の中心グレード、最上級グレードのAグレード系には装着不可能。

24.ソーラーパネルはオプションで28万800円。なぜ、Sと、Sナビパッケージだけにしか、装着出来ない
のか?大きな疑問。通常は最上級グレードに、オプション装着と言う事が多いのに。不思議。

25.本革シートを求めるなら、Aレザーパッケージか、Aプレミアム。
でも、装備的には、Aで充分だと思われます。

26.一般的にはAで充分。ソーラー充電を求めるなら、Sナビパッケージがお勧めですが
自動駐車、斜め後方警報、クリアランスソナーが付きません。そこを、どう判断するか?

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30.今日は合計19km走行。暖房未使用。

31.今日も1滴もガソリンは使いませんでした。

32.トリップ・メーターは、312kmに。

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