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2017年4月1日−4月30日

#ベストカー・アンバサダー


 

1.謎の乗用車が展示されていました。ベレルと言う車です。

2.このような車種があった事、個人的には、全く知りませんでした。初めて出逢った車種です。

3.よくぞ、現存していました・・・と言う感じです。

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7.前ドアに比べて、後席ドアと後席窓の方が大きい事にビックリ。後席重視なのかも。

8.この展示車、ディーゼルエンジンなのですね。しかし、6人乗りで1230kgと軽いのに驚き。

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※当サイトに書いている内容、掲載している写真を管理人に無断で使用する事を堅く禁じます。



2017年4月1日−4月30日


年:一白水星(いっぱくすいせい) 丁酉(ひのととり) 五黄殺:南/暗剣殺:北/水火殺:なし 歳破:東
月:六白金星(ろっぱくきんせい) 甲辰(きのえ たつ) 五黄殺:南東/暗剣殺:北西/水火殺:南 月破:西北西
 
 
    #ベストカー・アンバサダー


 

   4月22日(土)
  


   いすゞプラザ
 「いすゞプラザ」を見学してみました。


   2階・過去の実車展示
   謎の乗用車・ベレル
 
 今回、個人的に、一番の驚き・収穫だったのは、謎の乗用車「ベレル」を見る事が出来た事。
 自分は、これまで、色々なクラシック・カーイベントや、旧車展示の自動車博物館などを見学しましたが
 いすゞに「ベレル」と言う車種が存在していた事、全く、知りませんでした。

 展示車両は、1961年(昭和36年)の車種と、書いてありました。
 へー、全然、知りません。


 
   ベレル
 ベレルを色々調べてみると、それまで、「ヒルマン・ミンクス」を、ノックダウン生産していた、いすゞ自動車が
 初めて、自社開発した乗用車として誕生したのが、この「ベレル」だそうです。
 実質、いすゞとしての、初乗用車だそうです。

 主に、タクシー需要をメインに造られたそうです。

 ガソリンエンジン搭載車もありましたが、ディーゼルエンジンも搭載されており、
 ディーゼルエンジン搭載乗用車としては、日本初の車種だったそうです。

 
 しかし、初期トラブルが非常に多く、ディーゼルエンジン車は、元々、トラック用の物を流用した為、
 振動・騒音が、非常に大きく、タクシー・ドライバーからの評判も、悪かったとの事。

 ベレルには、前期型と後期型が存在しており、この展示車両は、前期型だそうです。
 
  
 尚、発表は、1961年(昭和36年)だったそうですが、実際に発売されたのは、1962年(昭和37年)だそうです。
 そして、後期型の生産終了が、1967年(昭和42年)までとの事。

 その後は、「フローリアン」と言う車種が、実質の「後継車」として製造されるようになり、
 「ベレル」は、初代の1世代限りで、消滅したとの事。

 へー。


   スペック
 エンジンは、1500ccのガソリンエンジン(72馬力)と、
 2000ccガソリンエンジン(85馬力)と、
 2000ccディーゼルエンジン(55馬力)があったそうです。
 1972年11月には、2000ccガソリンエンジンに、国産乗用車初の「ツインキャブ仕様(95馬力)」を
 搭載した「スペシャル・デラックス」を追加したとの事。

 サスペンションは、フロントが、ダブル・ウィッシュボーン、リヤが、半楕円リーフ式の固定車軸との事。
 リヤ・サスペンションは、わかりやすく言うと「板バネ式」です。

  リーフ式=板バネ式の事です。
 これには、ガッカリ。

 トラックなどの貨物車は、板バネ式のイメージが強いですが、乗用車も板バネ式を採用していたのですね。
 当時の乗用車は、他社メーカーも、そうだったのか?までは、良くわかりません。

 見た目には、美しいですが、実際は、当時、かなり、色々とトラブルが多発した車種だったとの事です。

 色々な所の情報を見てみると、この「ベレル」に関しては、かなり、ボロクソに書かれていました。
 


  シボレーLUV
 ベレルの横に、黄色いピックアップトラックが展示されていました。
 左ハンドルのシボレーブランドのピックアップトラックです。

 なぜ、いすゞの展示場に、シボレーのトラックが展示されているのか?
 調べてみると、これは、いすゞKBピックアップ・トラックのシボレーブランド仕様なのだそうです。
 いすゞは、GMとの提携が長い期間続きましたが、提携後、初の「提携が、具体的な形になった車種」との事です。


   ジェミニ
 その横には、やっと、リアルタイムで走っているのを、見かけた記憶が濃くなる車種が展示してありました。
 ジェミニです。
 これは、かなり記憶に残っています。
 スペックを見て、ビックリしました。
 1600ccエンジン搭載車と言うと、現在のカローラなどの「大衆車クラス」のド真ん中の車種です。
 その車重を見て、ビックリしました。
 わずか、885kgです。

 これ、現在の主要な「軽自動車」と、ほぼ、同等か、車種によっては、軽自動車でも、これより重い車種があります。
 5人乗りの普通乗用車、当時は、こんなに軽かったのですね。

 それに、1600ccエンジンを搭載しているのだから、軽やかに走ったのでしょうし、燃費も良かったのかもしれません。
 ただ、当時の技術では、、エンジン出力の効率が、現在と違うでしょうし、現在のような、
 ABS、横滑り防止装置類、エアバッグ類は、一切、付いていません。

 パワーステアリングも、パワー・ウインドウも、キーレス・エントリーや、集中ドアロックさえ、付いていません。
 エアコンも、標準装備ではありません。
 リヤ・シートは、ヘッドレストが、ありません。
 
 衝突安全性の補強類も、現在の基準から考えると、かなり、貧弱だと思います。

 そう考えると、軽くて当然ではあります。

 当時の初代ジェミニは、当時のサニーやカローラなどの「大衆車のド真ん中」の車種より、わずかに
 ボディ・サイズが大きく、車格的には、0.5ランク上と言う感じだったそうです。
 
 サニー、カローラより少し上。ブルーバード、コロナより、少し下と言う感じだったようです。
 でも、価格的な競合は、サニー、カローラと、ぶつかる感じだったようです。

 そう考えると、日産で言うと、「サニー以上、ブルーバード以下」的なイメージで売っていた、
 実際は、サニーとプラットフォームを共用していた、「パルサー」「ラングレー」「リベルタビラ」とか、
 「ローレル・スピリット」などのポジションにあった車種だと思います。



づく。

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18.リヤタイヤの背後に見える部分を見て、ガックリ。

19.下まわりを見てみると、リヤサスペンションは、残念な板バネ式。

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24.シボレーLUV

25.いすゞKBピックアップトラックのシボレーブランド仕様だそうです。

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27.いすゞが、GMと提携後、初の具体的な形になった車種。

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37.1600ccエンジンクラスの乗用車なのに車重が885kgにビックリ。軽い。

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