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2017年9月23日−9月30日

#ベストカー・アンバサダー


 

1.午後3時54分撮影

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※当サイトに書いている内容、掲載している写真を管理人に無断で使用する事を堅く禁じます。



2017年9月23日−9月30日


年:一白水星(いっぱくすいせい) 丁酉(ひのととり) 五黄殺:南/暗剣殺:北/水火殺:なし 歳破:東
月:一白水星(いっぱくすいせい) 己酉(つちのと とり) 五黄殺:南/暗剣殺:北/水火殺:なし 月破:東
 
  
 
    #ベストカー・アンバサダー


   9月24日(日)
      
   本栖湖 


 ※この日、撮影した写真は、何かの参考になるかもしれませんので、
 可能な限り、撮影した時間帯を記しておきます。




   謎の2時間〜2時間半
 レンタル艇にお乗りだった方が、昼食を何時何分頃に、食べていて、午後の出艇が、
 何時だったのか?わかりませんが、仮に、12時30分前後の出艇か、
 午後1時頃の出艇だったとすると、午後2時半、又は、午後3時前後の通報まで、
 謎の空白の時間は、約2時間〜2時間30分前後と予測出来ます。

 この謎の空白の約2時間〜2時間30分に、どう言う状況になり、どうなったのか?
 全く、わかりません。


   ひとりじゃないの
 尚、今回のことで、再度、強く思いました。
 「ウィンド・サーフィンは、絶対に、一人でやってはならない」と言う事を。

 以前から、「一人でやらないで」とは、多数のプロ選手、ショップスタッフ、仲間達から、
 言われていました。

 この「一人」と言うのは、色々な意味があります。

 誰も来ていない中、誰も出艇していない中、誰も見ている人がいない中、
 単独出艇は、避けるべきと言う意味もあります。
 これは、確かに、理解できます。


    大勢の中の孤独
 また、たくさんのウィンド・サーファーが、浜や沖にいるのに、
 やって来たのは、自分一人だけ。
 そう言う意味の「一人」と言うのもあります。

 実は、怖いのは、このパターンだという事を、今回、学びました。

 周囲に、どれだけ、上級者がいようが、自分自身が、そのゲレンデで、連れもおらず、
 顔見知りが、誰一人としておらず、自分の技術的スキルも、いま一つである段階。
 これが、一番怖いのだな・・・と思いました。

 つまり「大勢の中の孤独」と言うのが、実は、周囲から、見られているようで、
 全く、見られていない確率が高いと言う事です。
 こちらの方が怖い事を思い知らされました。


   過去の事例
 実は、今回の事で、元J62さんが、過去の本栖湖でのウィンド・サーファーの
 死亡事故の話を教えてくれました。

 以前、このFUNビーチで、レースが行われていた日があったそうです。
 風も吹き、レースは、バンバン、行われていたそうです。

 当然、レース参加者も多数おり、観戦に来た人も含め、ギャラリーは、たくさんいたそうです。

 そんな中、一般セーラーが、セイリング中に、恐らく、心臓発作的な事になったのだと
 思いますが、ウィンド・サーフィンのボードの上に、うなだれる形で乗ったまま、流されており、
 最終的に、その人は、亡くなっていたのだそうです。

 しかし、たくさんのレース参加者、ギャラリーがいたのに、それに気付いた人は、見事にゼロだったそうです。

 レースと言うことは運営関係者も多数います。

 しかし、運営者も含めて、誰一人として、そのうなだれたまま、流されていたウィンド・サーファーに
 気付かなかったのだそうです。

 警察の人からも、「こんなにたくさんの人がいるのに、どうして、一人も気付かなかったのか?」と
 不思議がられたそうです。


   風上しか見ていない
 そこで、思いました。
 ウィンド・サーフィンをやる人の多くは、ほとんど、風上を見ています。
 風下を見るのは、ジャイブする時など、ほんの少しの時間だと思います。

 一方、初心者レベルの人は、どんどん、風下に流される傾向があります。
 だからこそ、初心者は、実は、多くの人の視界から消え、発見されにくいと言う事になります。

 自分が、三浦デビューしたばかりの頃、やっと、ハーネスを掛けられるようになった時代の話。
 まだ、プレーニングに到達していないレベルでした。

 強風の日に、スキル不足で、沖で何度も沈し、ズルズルと流されました。
 ポートの強風の日(三浦のポートの風=北東系の風)でした。

 津久井浜で言う所の漁港を越えて、三浦海岸に流され始めました。
 最初は「やばい、このままでは、漁港にハマってしまう。漁港より風上側に、何とか、
 戻らなければ・・・」と、焦りました。
 しかし、焦ればあせる程、荒れた白波バンバンの波につぶされ、撃沈。
 そのたびに、セイルアップをしますが、セイルアップ中にも、何度もバランスを崩して、撃沈。
 当然、ウォーター・スタートは、全く出来ませんでした。

 周囲には、バンバン、上級者が往復しているのですが、その上級者からの視界からも、外れてしまい、
 誰一人として、自分が流されている事に、気付いてくれる人がいませんでした。

 結局、漁港より風上に戻る事をあきらめ、三浦海岸側に何とか帰着して、徒歩でショップに
 レスキューをお願いに行きましたが、このような経験から、「風下に流されても、誰も気付いてくれない」
 と言う経験を、自分なりに、初心者の内に体験していた事を思い出しました。


   怖いのは、レベルが上がった頃
 超・ド初心者は、まだ、怖いので、恐る恐るやりますし、
 レンタルして一人で練習する・・・なども、出来ないと思います。

 一番、危険なのは、ある程度、一人で、出艇して、帰着が出来るように
 なりはじめた頃と言う話もあります。

 ビーチスタートが、それなりの確率で出来るようになり、ハーネスも、それなりに
 掛けられるようになり始めた頃などが、怖いように思います。

 そこそこ、自分のスキルレベルに自信が付きはじめたからこそ、この日、
 この人は、一人で来て、一人で乗っていたのでしょう。

 ウィンド・サーフィンは、乗っている時は、一人のスポーツです。

 野球、サッカー、バレーボール、アイスホッケーのようなチームスポーツでは、ありません。

 しかし、実際はチームスポーツ的な考え方でやらないと、危険なのだな・・・と思いました。


  仲間を作ること
 やはり、ウィンド・サーフィンは、「仲間を作る」事が大切だと思いました。

 でも、初心者の内から、そのゲレンデで、上手そうな人に声をかけるのは、
 勇気が必要だと思います。

 何度か、来た事があるゲレンデなら、何度か来た時に、「あの人、また来ている」とか、
 「あの車、また、止まっている」など、それなりに、リピートする人を見かけると思います。
 そのような人に、ジワジワと近づいて、声かける事なんだろうな・・・と思いました。


   打撲跡
 そして、最後の情報を、聞きました。
 警察から、ショップスタッフに言われたそうです。
 「亡くなられた方の(レンタル艇の人)の額に、大きな打撲跡があった」との事でした。

 後日の追加情報によると、頭に2ヶ所程、打撲跡があったとの事です。


   
 そこで、ある程度の状況が見えたようです。

 額に大きな打撲跡。

 ウィンド・サーフィン中で、ありえる事は、「マストパンチ」だろうな・・・と、予測出来ました。
 浩庵(こうあん)の人も、頭の打撲跡と言う話を聞いて、「マストパンチを受けたのが、原因かも
 しれない・・・」と、推測していました。


 強風が入って、沈する時などに、マストが額を強打して、気を失った・・・とか、
 これも、あくまで、想像に過ぎませんが、可能性としては、そのような状況が予測されました。


 この日は全体的な風は、そんなに強くなかったものの、吹き降ろしのブローが
 入るタイミングが悪ければ、撃沈する状況は、ありました。
 特に、道具レンタルするレベルの人なら、なおさらです。

 打ち所が悪かったのか、相当な衝撃を受けたのでしょうが、残念です。




つづく

12−2.

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16.午後3時56分撮影

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20.午後3時58分撮影

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30.午後3時59分撮影

31.午後3時59分撮影

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33.午後4時撮影

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35.午後4時撮影

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39.午後4時01分撮影

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