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２０１７年９月２３日−９月３０日
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※当サイトに書いている内容、掲載している写真を管理人に無断で使用する事を堅く禁じます。 ２０１７年９月２３日−９月３０日 年：一白水星（いっぱくすいせい） 丁酉（ひのととり） 五黄殺：南／暗剣殺：北／水火殺：なし 歳破：東 月：一白水星（いっぱくすいせい） 己酉（つちのと とり） 五黄殺：南／暗剣殺：北／水火殺：なし 月破：東 ＃ベストカー・アンバサダー ９月２４日（日） 本栖湖 ※この日、撮影した写真は、何かの参考になるかもしれませんので、 可能な限り、撮影した時間帯を記しておきます。 聞き取り 元Ｊ６２さんや、自分達が、コーヒーを飲み、朝食時に余った、朝カレー時のご飯と 味噌汁を、ミックスした「おかゆご飯」を作って食べていると、警察の方が、やって来ました。 この時点から、ＦＵＮビーチ側の調査を始めるようでした。 そこで、周辺にいるウィンド・サーファー達に「状況の聞き取り」を始めました。 我々のところで聞かれたのは、「亡くなったウィンド・サーファーの姿に、 気付かなかったか？」と言う事。 「どこか、湖面で、溺れている人とか、異常事態の人の姿などを、 見かけなかったのか？」と言う事でした。 しかし、本当に、全く気付かなかったので、「全く気付きませんでした」としか、 答える事が出来ませんでした。 お役に立てず、申し訳なかったです。 出艇場所の確認 そして、警察の皆さんは、「今から、亡くなった方の物と思われる荷物などを確認します」と 本部に無線で連絡していました。 そうなのです。 良く考えてみると、亡くなったレンタル艇の人、浜に荷物を置いているはずです。 そして、この日、車でやって来ており、浩庵（こうあん）の艇庫前のスペースに、 車が停められていました。 車のキーは、浜に置いてある荷物の中にあるだろうとの事で、荷物の確認と、 車のキーの確認などを行うようでした。 このような場面を見ると、あまりにもリアル過ぎて、悲しくなりました。 自分も、このレンタル艇の人が乗って来た車を見ました。 黒色のトヨタ４０系ハイブリッドだと思われます。 ご主人（車の持ち主）が、もう、戻って来る事のない車を見ると、テレビのニュースなどで 報道される「登山中に亡くなった方の車が、登山口に置かれたまま」と言うシーンと 重なってしまい、何とも言えない複雑な気持ちになってしまいました。 このような現場に、自分が、リアルに、そこにいると言うのも、複雑な気持ちでした。 最後の姿 そして、元Ｊ６２さんの所に集まっていたウィンド・サーファー達の記憶がよみがえりました。 それは、この日の朝カレーの時間です。 本栖湖プレミアム・ラウンジで、仲間が集まり、コーヒーを飲んだり、朝カレーを食べていました。 その時、「ズルッ、ズルッ、ズルッ・・・」と、物を引きずる音が聞こえ、全員、カレーを食べる手を 止めて、その音に注目した瞬間がありました。 セイルを持ち上げ切れず、引きづりながら、浜に運んでいた人がいました。 ニール・プライドの黄色い蛍光色のセイルです。 この日、亡くなられた方、この人だったのです。 元Ｊ６２さんや、自分などの車中泊組が、かなり、テンションが下がった理由は、 この朝の姿を見ていた記憶が、鮮明に残っていたからなのです。 「あの人だったのか・・・・」 あのシーンから、わずか、５〜６時間後に、亡くなっているとは、誰が想像したでしょうか。 写真 尚、自分は、浜から、ウィンド・サーファーの姿を撮影する事があります。 最近は、「なるべく、顔見知りの人」を中心に撮影します。 そして、ジャイブの写真を撮って欲しいと言われる事が多いので、極力、プレーニング中の写真から ジャイブに入る写真を撮影します。 従って、頼まれない限り、初心者や、スクール生などは、全く、撮りません。 でも、どこかに、この人の写真、残っていないのか？誰かのセイリング中の写真の後ろなどに、 偶然でも良いので、写り込んでいないのか？ひと通り、見てみましたが、全く、わかりませんでした。 それに、撮影しているのは、プレーニング写真が中心です。 この日の風下になる「ブッタビーチ側」でセイリングしている人の写真は、撮っていません。 それに、恐らく、トラブッただろうと思われる時間帯は、自分も、沖に出て、乗っていました。 誰かのプレーニング中の後ろに、沈した状態から、セイルアップしようとしている姿などが、 小さく、写っているコマもありますが、セイルが見えないし、恐らく、違う人だろうな・・・と思います。 何かが、プカプカ浮いているようなコマも、ありませんでした。 沈したボードの上に、頭に手を当てている人が後方に、小さく、写り込んでいる写真が、 ２枚程、ありましたが、それも、どなたの姿なのか？は、わかりません。 ただ、この日の写真に関しては、一応、捨て写真レベルの失敗写真でも、 特に、ブッタ・ビーチ側が写り込んでいるショットに関しては、なるべく、残すようにしました。 海より湖 尚、本栖湖の水難事故の過去の履歴を見てみると、意外に亡くなっている方が 多いようです。 以前は、モーター系と共存している時に、モーター系と衝突して、ウィンド・サーファーが 亡くなった事はあったようですが、今は、モーター系が締め出されています。 それでも、水難事故があると言うのは、海より安全だと言う油断があるのかもしれません。 海の場合は、流されると、本当に、沖にどんどん行ってしまい、海上保安庁などのレベルに レスキューを求めないと、助からないケースも考えられます。 一方、湖は、「流されても、最終的には、どこかの岸にたどり着くだろう」と言う 甘い認識を持っている人もいると思われます。 そして、海のような「天気が荒れて、波浪警報が発令される」と言うような事がない。 荒れても、津波のような大きな波が来る事もないだろう・・・ そう考えてしまうのかもしれません。 逆を言うと、海でセイリングする場合は、それなりの危機意識を持っている人が多く、 それが、逆に事故を未然に防ぐ「抑制効果」になっていると思われます。 湖は、「大荒れ」「大波」がない代わりに、淡水で浮力が少ない。沈みやすい。 季節によっては、湖水が冷たい事がある。 などの面もあります。 そこでの油断が、命取りになるのかもしれません。 地元の報道 尚、後日、地元の報道を調べると、色々な事がわかりました。 レンタル艇の人は、南アルプス市から、やって来たとの事。 そして、５５歳。 本当に残念です。 メディアでは、実名報道されていましたが、ここでは、お名前を伏せさせて頂きます。 ご冥福をお祈り致します。 通報時間 ちなみに、「人らしき黒い物体が、湖面に浮いているようだ」と、通報があった時間に関しては ＮＨＫ ＮＥＷＳ ＷＥＢには、「午後３時頃」と、なっています。 一方、他のＷＥＢサイトのニュースでは、「午後２時半頃」と、なっています。 自分が、現地にいた感覚では、サイレンの音は、午後３時前後には、既に聞いていたので、 通報した時間から、警察・消防・救急が、現地に到着するまでの移動時間を考えると、 午後２時半頃の通報の方が、実態に近い気がしました。 と言う事は、「謎の空白時間」は、もっと、絞られる事になります。 どちらにしても、異変に全く気付かなかったのは、残念です。 移動 色々ありましたが、自分は、午後４時５２分、本栖湖をあとにしました。 ケツカッチンのため、甲府市の小瀬（こせ）リンクに向かいます。 ここで、気持ちを切り替えました。 つづく |
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 ２１．今日は、吹いたし、それなりに人が多かったのですが・・・ |
 ２２．大荒れのドン吹きではなかったのですが・・・ |
 ２３．朝カレーで余ったご飯と味噌汁をミックス。 |
 ２４．おかゆのようになり、美味しく頂きました。 |
 ２５．このメンバーで、コーヒーや、おかゆご飯を食べていると、警察の方がやって来ました |
 ２６．警察の方が、ＦＵＮビーチ側や、浩庵（こうあん）の艇庫前の調査を始めました。 |
 ２７．このシーンの写真は、あえて、時系列には、掲載しませんでした。 |
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 ２９．３０．撮影時は、何が行われているのか？全く、わからずに撮っています。 |
 ３１．３２．パソコンにデータを取り込んで、ズームして見た時に、状況が理解出来ました。 |
 ３３．３４．撮影時間は、午後３時３４分です。 |
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 ３７．後日、地元新聞のネット版に出ていた記事です。 |
 ３８．ＦＵＮビーチに置かれた、ご本人の荷物を確認している所だと思われます。 |
 ３９．南アルプス市の５５歳男性でした。記事には実名が出ていますが、ここでは伏せます ただ、報道には２通りの時間が出ていました。ＮＨＫでは午後３時頃の表示 |
 ４０．別のネットメディアニュースでは、午後２時半頃との表現になっています。現場にいた自分の感覚では 現場でサイレンが聴こえ始めた時間から、通報時間を逆算すると、午後２時半頃の方が、近い気がします。 |
 ４１．気持ちを切り替え、自分は、次の用事の為に、本栖湖を出発しました。 |
 ４２．午後４時５２分、本栖湖出発です。 |
| ＢＡＣＫ |
| ＮＥＸＴ |
| ＭＥＮＵ |
