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2018年6月1日−2018年6月3日


 

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※当サイトに書いている内容、掲載している写真を管理人に無断で使用する事を堅く禁じます。



2018年6月1日−6月3日


年:九紫火星(きゅうしかせい) 戊戌(つちのえ いぬ) 五黄殺:北/暗剣殺:南/水火殺:なし 歳破:東南東
月:二黒土星(じこくどせい)丁巳(ひのと み)五黄殺:北西/暗剣殺:南東/水火殺:なし 月破:北北西
 
  
 
   
  6月3日(日)
 


    むち打ち症の人
 仲間の一人、前日、土曜日の練習時間中に、むち打ち症になってしまったそうです。
 カム付きセイルを運ぶ時、セイルが反対になっていたので、頭で、
 セイルを押さえ、カムをひっくり返したそうです。
 通常は、それで、カムが返って、セイルも返って終了。

 所が、この日、一度、返ったカムが、突然、再度、逆に戻ってしまったそうです。
 頭で、カムを返した状態のまま、すぐ、カムが、逆方向に戻ってしまった為、
 カム戻りの、ものすごく強い力を、モロに頭で受けてしまい、
 頭がむち打ち症のようになったそうです。

 既に、前日から、首まわりが痛むそうです。
 翌日の日曜日になっても、症状は、改善せず、振り向いたり出来ないそうです。
 とにかく、真っすぐしか、見られない状態。
 首をまわそうとしても、まわらないし、激痛が走るそうです。

 それなのに、この日、ウィンド・サーフィンの道具を出して、セッティングして、
 乗ってました。
 ものすごい根性だと思いました。


       あまり撮らなかった
  この日は、あえて、あまり、撮影しませんでした。
  本当は、「あの人も来ているから、撮っておきたい」「この人も撮っておきたい」と思いました。
  ヒラノッチとか、浅野プロとか、浩庵のメンバーで、前日、撮り切れていない人とか・・・
  偶然、タイミングが合った人は、撮影出来ていますが、「あの人が出艇するまで、他の人を
  撮影しながら、待っていよう」「あの人には、お世話になっているので、あの人が出艇するまでは
  スタンバイしておこう」などと言う事は、あまり、やらないようにしました。




    喜び組
  でも、撮った写真をプリントして、数名に渡すと、ものすごく喜んでくれます。
  そして、ジャイブなどの写真を渡すと、仲間で集まり、「このタイミングの時は、
  この位置では、ダメだな・・・とか、この時は、もっと、足の位置をどうしないと・・・とか
  視線は、この時には、ここを見ていては、ダメだよ・・・
  などと、大盛り上がりするのです。
  そして、本人は、大喜び。

  「部屋に額に入れて飾っていると、部屋にも、良いアクセントになるし、
  ウィンド・サーフィンを知らない知人が訪問した時にも、色々と、盛り上がるんだよね。」などと
  言われると、「やはり、皆さん、自分自身のウィインド・サーフィン中の”格好良く走っている写真”
  と言うのは、あまり持っておらず、ないんだな・・・」と思います。
 
 
    動画と違う
  自分としては、「どうせ、皆さん、動画を撮っているから、写真は、あまり、喜ばれないだろう」と
  思うのですが、確かに、動画と言うのは、「全体の流れ」がわかるものの、
 瞬間瞬間を停めて、じっくり、瞬間を分析するのは、意外に面倒くさいそうです。

 その点、写真は、瞬間瞬間が停まった状態で、きれいにじっくり見られるので、
 勉強になるのだそうです。
 それなりに、写真も、喜ばれるようです。

 尚、雑誌に写真が掲載されるような、有名なスポーツ・プロ・カメラマンに、
 プロ選手レベルになると、試合中の写真など、大量に撮ってもらっているはずです。
 しかし、それが、本人に降りてくる確率は、非常に少ないのだそうです。
 本人に、渡ったとしても、ほんの数枚だけ・・・とか。

 自分のように、「一人の選手をじっくり、プレーニング状態から、
 ジャイブを終えるまで」を、コマ送りで撮ってくれて、それを、全て、見られるような
 環境って、実は、上級レベルの選手でも、ほとんど、ないのだと思います。

 大会写真を、ガンガン撮られているプロ級選手、レースに多数出ている選手であっても、
 自分一人にスポットを当てて、じっくり、ジャイブを撮ってもらえる機会が少ない。

 確かに、メディアのカメラマンと言うのは、レース中、大量に走ってくる選手を、
 次々追いかけなければならないので、余程、ブッチギリで、マークを回航するなどではないと、
 一人のジャイブを集中して、撮ってくれる機会は、そんなにないのだろうと思います。

 撮ったとしても、それらの写真を全て、公開する場所は、ほとんど、ないのだと思います。
 本人に、全てのデータを提供される機会も、ほとんど、ないのだと思います。

 逆に、「ブッチギリの最下位」で、マーク回航しても、最下位選手を、熱心に
 撮ってくれるメディアって、いないでしょうから、プロ選手レベルでも、
 中々、ジャイブなどの連続写真、最初から最後までの姿って、持っているようで、
 持っていないのでしょう。

 ま、自分が撮る写真を、喜んでくれている人が、一人でもいる内は、
 撮ってあげたい・・・と言う気持ちになります。


 自分の練習も、そこそこ、やりたいと思いますので、撮っている時間、
 今後、少なくなるかもしれません。

 撮って欲しい人は、自分から、アピールして頂けると、意識して、多めにカメラを
 向けたいと思います。


   歴史
 そして、何気なく撮った写真、実は、その1枚を本人に見せると、
 意外な反応がある事があります。

 自分は、全く意識せず、渡してみると、「あー、これ、秋に乗った時の写真だ。」とか
 「このセイル、めったに使わないので、相当吹いていたんだな」とか、
 「このボード、懐かしいな」とか、意外な部分で、反応があります。

 写真を渡すまでに、1年程かかる人も多数いるので、このような反応になるのですが、
 ある意味、その人の「歴史」になっていると思うと、その記録を渡せて、
 少しは、役に立っているのかな?と思います。


   貴重な1枚
 ある人には、プレーニングもしておらず、単に、普通にセイリングしていた写真を
 渡した事があります。
 しかも、逆光ぎみで、顔が、黒くなっている写真でした。
 それでも、大喜びしてくれました。

 その人、なぜ、そんなに大喜びしていたのか?と言うと、
 その後、数ヵ月経過して、病気で亡くなられてしまったのです。
 それを、本人は、わかっていて、誰にも公表していなかったのです。
 (自分も、ショップスタッフも、一切、知らなかった)

 その人、奥さん、お子様もいたのですが、家族に、自分の元気な姿を、
 残したかったのだと思います。
 だから、とても喜んでおられました。
 
 長く写真を撮っていると、このような事もあります。

 福岡・福間海岸のシーガルインで、仲良くしていた仲間の話です。
 30歳代か、40歳代前半の人だと思います。
 このような事もあるので、写真、撮っていると、感謝される事があります。


      記録より記憶に
 自分は、選手として、トップレベルを今から目指す事は、年齢的にも、資金的にも、
 根性的にも、無理です。

 だったら、せめて、仲間に喜んでもらって、「記録より、記憶」に残る
 選手として、楽しんで行けたら・・・と思います。





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