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2020年3月1日−2020年3月31日

 

 

1.オーディオの電源が、突然、オフになったり、オンになったりを繰り返しました

2.天気予報通り、朝から、かなりの悪天候。そして、ものすごく寒い。

3.途中から、雨が、みぞれになってきました。えー?

4.

5.フロントガラスに打ち付ける雨、固まっているのです。

6.写真では、わかりにくいですが、しばらく、雪が降りました。ビックリ。

7.雪がチラチラ降っています。箱根などは積雪で交通規制の情報が入りました。

8.

9.

10.今日は、1日、ほとんど、レーダー探知機の電源入らず。入ったのは、途中、10分程度。

11.自動車販売店が、コロナウィルスの影響で閉鎖している店舗もあるようです。

12.年度末の決算月にお店も開けられず、社員も出勤出来ないのは大打撃。

12−2.

14.ミラ・イースは特絶仕様車がありました。でも、価格高め。

15.スバルでは、ミラ・イースをプレオ・プラスの名前で売ってます。特別仕様車なし

16.トヨタでは、ミラ・イースをピクシス・エポックの名前で売っています。取扱店は2系列。ネッツ店系列。
※当サイトに書いている内容、掲載している写真を管理人に無断で使用する事を堅く禁じます。



2020年3月1日−3月31日

  
   3月14日(土)

  
   悪天候で寒い日
 この日は、土曜日。天気予報の通り、朝から雨。そして、とても寒い日になりました。
 

   新車見てまわる
 この日は、朝から、激安中古車探しを一旦、小休止し、新車を見て、新車の状況を確認してみる事にしました。


   謎の不調
 朝一番から雨。
 まず、エンジン始動。そして、問題なく走り出しました。
 オーディオは、AMラジオでTBSラジオを選択して、ラジオを聴きながら走り出しました。
 出発して、わずか1〜2分後、オーディオの電源が、突然、オフ。音が切れました。
 あれ?と思っていると、すぐ、オーディオが自動的に再起動。
 音は出ず、画面に「SET UP」の文字が・・・

 時計や局セットなどの情報が、突然、オールリセットされたようです。
 こちらは、何も触っていないのに・・・

 仕方なく、SET UPの画面が立ち上がり、ラジオをマニュアル選局。
 再度、ラジオを聴こうとしたら・・・そこから、1分も経過していないのに、
 また、電源が突然オフ。再度、SET UP画面・・・
 これを、出発して、3〜4分の間に、3〜4回繰り返されました。

 それと同時に、車のエンジン。
 出発して、最初の1〜2分程、エンジン音が、何か変でした。
 通常の加速時の音と違い、ガクガクガク・・・・と言う変な音。

 しかし、そのエンジンの変な音が発生したのは、1分程。その後は通常に戻りました。

 ここまで、この「激安中古車体験車」では、遠方に出かけたりして、
 合計すると、500km以上は、走っていると思います。

 これまでは、このような不具合、なかったのに、今日になって、突然です。

 オーディオが、突然、電源OFFになって、何度か再起動を繰り返す症状、
 その後も2〜3回、出ました。
 しかし、立ち上がると、その後は普通に使えました。


    リスク
 やはり、激安中古車と言うのは、基本的に「リスクを抱えている」と言う事を実感しました。
 不具合は「突然」やってくる。
 そこまで、約500km走った段階では、何もなかったのに・・・

 激安中古車を、もし購入すると、道路の真ん中で、突然、ウンともスンとも
 言わなくなる可能性、あるな・・・と思いました。

 他には、オーディオ類が突然、動かなくなる・・・とか、
 電動ドアミラーが、動かなくなる、パワーウィンドウが、動かなくなる、
 ワイパーが動かなくなる、エアコンが効かなくなる・・・などなど。
 そう言う意味では、「新車」と言う手もある事も実感しました。


   車種とグレード選び
 まず、もし、新車を買うとすると、徹底して、安く抑えたい。
 かと言って、営業車グレードは、避けたい。4ナンバーも駄目。

 実燃費で、リッター20km越えを安定して叩き出せる車種にしたい。
 出来れば、100万円以内で収めたい。(多分無理だけど)
 ボディカラーは、あまり問わないが、「黒」「シルバー」は、なるべく避けたい。
 オプション色までは、こだわらないが、在庫で、条件UPできる場合は検討する。

 あとは点検パックの内容、金利、サービス品などがどこまで迫れるのか? 

 実車を見て、試乗して、どう感じるか?

 と言う事で、「ミライース」と「アルト」に絞って、検討する事にしました。
 他の車種は、最低グレードで、100万円オーバーなので、検討外になりました。
 ちなみに、「2WD」「オートマチック」で、検討します。(4WDではない)
 また、衝突安全装置付きで、検討します。



 候補1:ミライース(新車)
   L SAV/(次点:G LIMITED SAV)


 「L SAV」は、主力の「X SAV」、最上級グレードの「G SAV」より安く
 素の価格は消費税抜きで、87万円。(X SAV=税抜きで100万円)

 ただし、「L SAV」は、ヘッドライト=ハロゲン
 ドアミラー=黒。しかも、ミラー調整不可。格納も手でやる方式。
 ナビなどは、なし。
 リヤワイパーなし。
 後席、ヘッドレストなし。
(付ける場合は、オプションで11000円。後付け不可。オーダー時にしか付けられない)

 ラジオとSD、USB再生だけあれば良いと、最初は考える。その場合はプラス2.5万円程度。
 ナビと、バックカメラは不要と考える。

 諸費用込みで、100万円以内で済ませたいという計画。

 本当に、素のグレードですが、その1個下のBと言うグレードよりは、マシ。
 Bグレードは、ホィールキャップなしのテッチン。後席窓は、開きません。
 いかにも営業車の風貌です。

 ドアミラーが黒と言う点と、ドアミラーが動かない点は、激安中古車体験車の
 「アルト」と同じです。

 最初は、「それでもかまわない。」と思っていました。
 1ランク上の「X SAV」との価格差=13万円。
 その装備差は、ドラミラーがボディカラー同色になる。電動格納式になり、
 ミラーの鏡面もリモコンで動かせるようになる。

 ヘッドライトが、薄暗いハロゲンから、LEDヘッドライトになる。
 リヤシートにヘッドレストが装着される。これが、大きな違い。

 最初は、この「13万円差」には、ビクともせず、「L SAV」で
 進める事にしていました。


 ちなみに、ドア・ミラーに関しては、オプションで約4.5万円程払えば、
 電動格納式に変更可能です。
 さらに、ボディ・カラーが「パールホワイト」「赤」「シルバー」の場合のみ、
 黒色ドアミラーをボディ同色に変える事が可能なディーラーオプションが用意されています。
 その価格は、1万円。

 つまり、「L SAV」の動かない黒ドアミラーを、何とか、
 「電動格納式ドアミラー」にして、さらに、黒色ドアミラーを回避するには、
 約5.5万円払えば、「L SAV」グレードでも、それなりの見栄えと機能なります。

 しかし、そうなると、X SAV、X LIMITED SAVとの価格差が縮まります。
 
 13万円差だったのが、約7.5万円差に縮まります。
 (以下に紹介する特別仕様車X LIMITED SAVとの価格差は、
  14.5万円差が、9万円差になります)

 そこまでやっても、ヘッドライトは、LEDには、なりません。
 ハロゲンと、LEDヘッドライトの違いは、大きいはずです。


    特別仕様車の存在(G SAV→G LIMITED SAV
 そして、実際に、カタログを手にすると、「特別仕様車」がある事に気付きました。
 特別仕様車は、X SAVと、G SAVに、それぞれ設定。
 それぞれ、プラス15000円になります。


    「X LIMITED SAV」
    「G LIMITED SAV」

 特別仕様車は、「LIMITED」と言う名称が加わります。
 ベースのそれぞれのプラス15000円で、約33000円分の装備が「標準装備」となる
 特別仕様車でした。

 でも、もし、最初から、X、G系を狙うなら、わずか、15000円で、色々装着される
 LIMITEDの方を選びたくなります。(と言うのか、選ばないと損)


    特別装備内容
 その「33000円分を15000円で装着される特別装備」とは?

 「寒冷地仕様」「リヤバックカメラキット」です。
 「寒冷地仕様」を選ぶと、リヤ・ワイパーが付いてきます。
 更に、ワイパー熱線、ドアミラー熱線が付いてきます。
 その他、寒冷地に合わせた、細かい部分が変わります。
 A/Tのフルードがエンジンが温まらない段階でも、良い性能を
 発揮するような物が含まれていたり・・・です。

 また、バックカメラも、このミライースの場合、ボディの真ん中に、ポツリとつける形。
 これ、後付けが、絶対に出来ない位置に設定されるので、これは、ありがたい装備。
 ただ、ナビ自体は、付いてこないので、ナビは、別途、オーダーが必要になります。

 でも、そうなると、ナビも付けたくなります。
 純正ナビの価格は、いろいろな取り付けキットと工賃含めると、
 一番安い機種で、約12.8万円になります。

 結局、「L SAV」との比較では、
 「X LIMITED SAV」になると、「L SAV」より、14.5万円高くなり
 更に、ナビ、約12.8万円も欲しくなるので、合計、27.3万円高くなります。

 と言う事は、最初、87万円の「L SAV」+オーディオ類のチョイプラス程度で
 考えていた車選びが、結局、114.3万円と、跳ね上がります。

 ただ、最初、「ナビもいらない。バックカメラもいらない」と考えていたのですが、
 LIMITEDにバックカメラ付きが存在する事と、やはり、軽自動車であっても
 バックカメラがある方が、自宅駐車場など、狭い場所、ギリギリに寄せて駐車する
 使い方が多いので、あった方が、良いな・・・と考えるようになりました。
 
 また、激安中古車体験車で、先日、レトロ自販機訪問の旅や、激安中古車探しの旅を
 行って実感したのは、「やはり、簡易的でも良いので、ナビが欲しい」でした。

 ただ、最初は、「パナソニックのゴリラ(元・サンヨーブランドのゴリラ)」のように
 簡易ナビがあれば良いと思っていました。
 しかし、簡易ナビだと、バックカメラの映像が写せない。

 さらに、ナビ=簡易ナビのゴリラ、音楽・ラジオ系は別付けのオーディオにして、
 「音楽SD、USBを、別オーディオプレーヤーを購入して、再生しよう」とすると、
 「画面が」ないので、大量のフォルダーの中から、聴きたい曲を選ぶと言う操作が、
 ナビなしのラジオ+CDデッキ+音楽プレーヤーでは、出来ない事を激安中古車体験車で、実感。
 やはり、基本的なカーナビは欲しい・・・と言う気持ちになりました。

 ナビの場合は、SDカード、USBメモリーに録音している大量の音源フォルダーを
 大きな画面で表示してくれるので大量の音楽データの中から、聴きたい曲を選びやすくなります。

 車選びって、結局、そうやって、どんどん欲が出て、どんどん高くなります。

 そこを、値引きがあれば・・・と思いたい所ですが、決算月と言えとも、
 元の価格が、100万円前後のコストを削りに削った車種。

 オプションを豊富に付ければ、値引きも増えるでしょうが、自分は、
 余計な後付け品とか、コーティング類は、不要派なので、余計なものは、付けたくない。

 と言っても、あまりにも、みずぼらし過ぎると、たぶん、飽きて来たり、
 愛着が沸かないままに終わる可能性もあります。

 どこで妥協出来るのか?
 とにかく、ダメ元で、まわりながら、条件と照らし合わせて判断する事にしました。



 候補2:アルト L LIMITED
 候補の2は、ミラの永遠のライバル、スズキ・アルトです。

 アルトの場合のグレード選びは、比較的、簡単でした。

 上から、X、S、L、Fと言う4グレードが基本。
 Fはビジネス用で、ミラのBに該当。購入対象外です。
 しかも、5速マニュアルと、5ASGと言う、5ASGの方は、他メーカーでは、
 トラブルの多い特殊なオートマチックです。

 アルトでは、当初、Lが候補でしたが、Lは、ミラの「L SAV」同様、ドアミラーが黒。
 格納不可。ミラーもリモコンで動かすことが出来ません。


   アルト40周年記念車:特別仕様車「L LIMITED」
 そんな中、アルト40周年記念グレードの「L LIMITED」と言う特別仕様車が
 ある事を知りました

 このグレード、かなりお得です。
 Lの、わずか2000円プラスで、ドラミラーが、ボディ・カラー同色になり、電動格納式になります。
 さらに、リヤウィンドウと、リヤ・ハッチの窓がスモーク式になります。
 これだけで、合格。

 オーディオは、オプションによって、ラジオ+CDプレーヤーが1.9万円で付けられるようになります。

 ただ、そのCDプレーヤーは、AUX端子があるものの、SD、USBカードの
 スロットがなく、BLUETOOTHもなく、他のメディアの再生不可。
 だったら、違うステレオを選ぶ必要があります。
 そうなると、オーディオ類は、約2.5〜3万円程になります。

 やはり、ナビは必要っぽい。
 また、ナビをつけた場合のバックカメラですが、アルトも、ミライース同様に、
 リヤハッチゲートのデザインの形状の関係から、バックカメラを付ける位置が微妙です。
 やはり、純正オプションのバックカメラを選ぶのが無難なのですが、
 アルトの場合は、ミライースより、変更が大変なようで、オプション価格も、
 4.5万円程度になるのでした。バックカメラだけでです。これは高い。

 アルトのすごい所は、Lと言うほぼ、一般ユーザー向けには最低グレードでも
 運転席だけ、シートヒーターが装着されている事です。
 寒冷地仕様でもないのに、標準装備です。

 ただ、アルトの場合、Lの一つ上のSグレードを選んでも、最上級グレードを選んでも
 ヘッドライトは、「LED」には、なりません。

 オプションで、5.5万円払うと、「ディスチャージヘッドライト」が付きます。
 ハロゲンヘッドライトより明るく、消費電力も少ないものの、LEDヘッドライトには、劣ります。

 でも、L LIMITEDの特別仕様車の場合、ボディ・カラーが、
 L LIMITED専用色が、選べます。濃いブルーが、その特別色です。
 特別色と言ってもオプション色ではないので、塗装代は不要です。
 L LIMITEDにするなら、この色だな・・・と思いました。




    価格比較(税抜き表示)
 アルト X        108.5万円     
     S         98.3万円
     L LIMITED 88.5万円(特別仕様車)
     L         88.3万円
    

 ミライース
     G LIMITED SAV 113.5万円(特別仕様車)
     G SAV         112.0万円
     X LIMITED SAV 101.5万円(特別仕様車)
     X SAV         100.0万円
     L SAV          87.0万円




    機能・性能比較
 それぞれ、グレードの選び方で、一長一短があり、迷いに迷います。


    ヘッドライト
 大きな違いは、「LEDヘッドライトの有無」になります。
 アルトは、どのグレードを選んでも、LEDヘッドライトは装着不可能。
 代わりに、「ディスチャージヘッドライト」が、オプションで選べます。
 逆を言うと、最上級グレードの「X」を選んでも、ハロゲンが標準。
 ディスチャージヘッドライトは、最上級グレード「X」でも、オプションです。
 (ハロゲンヘッドライト装着車より、5.5万円高くなる)

 ミライースは、L SAVまでは、ハロゲン。X系、G系になると、LEDヘッドライトになります。


    タイヤとアルミ・ホィール
 アルトも、ミライースも最上級グレードを選ぶと「アルミ・ホィール」が付きます。
 タイヤサイズは、ミライースが、155/65R14インチ。
 アルトは、165/55R15インチになります。

 アルトの最上級グレードって、一気に15インチタイヤ、しかも、55タイヤになるのには驚きです。
 しかし、アルトは、最上級グレードより下のグレードは、一気に性能ダウン。
 X以外のグレードのタイヤは、「145/80R13」になります。
 燃費のためには、13インチで充分ですが、「80タイヤ」と言うのは、ちょっと、ショボ過ぎる気が・・・

 自分の候補グレードは、当然、L LIMITEDだったので、この「80タイヤ」と言う部分は、
 「いま一つ」の要素の一つとして、ずーっと、引っかかりました。

 一方、ミライースは、最上級グレードと、その下のX系グレードの場合は、無難な155/65R14インチ。
 L SAVになると、155/70R13インチになります。
 自分は、この155/70R13インチで、充分だと思いました。


   運転ポジション調整
 どちらの車種も、自分が候補としているグレードには、「シートの上下調整」も
 「ステアリングの上下・前後調整」も、付いていません。
 単純は「シートの前後」しか調整出来ず、運転ポジションは、
 この「シートの前後だけ」で、何とかベストポジションを探す必要があります。

 ミライースの場合、最上級グレードのG SAV(又は、G LIMITED SAV)
 を選ぶと、ステアリングの上下、シートの上下機能が付きますが、X系以下は、どちらも、付きません。

 アルトの場合、最上級グレードのXは、ステアリングの上下、シートの上下が可能。
 Sは、シートの上下のみ可能。
 L LIMITEDと、Lは、ステアリング、シート、どちらも上下不可能です。


   リヤ・ワイパー
 リヤワイパーについては、メーカーの考え方の違いが出るようです。
 アルトは、XとSには2WDでも標準装備。
 Lと、L LIMITEDはオプションでも付けられません。

 ミライースは、最上級グレードのG SAVでも、2WDは未装着。
 4WDには、装着されています。

 FF(2輪駆動車)では、
 特別仕様の「G LIMITED SAV」「X LIMITED SAV」に、
 「寒冷地仕様」が装着されるので、その「寒冷地仕様」によって、リヤ・ワイパーが、装着されます。

 ミライースの場合、FF(2WD)車でリヤ・ワイパーをつけるには、特別仕様車以外の場合、
 無条件に「寒冷地仕様」(1.5万円のオプション)を付ける事になります。


   シート・ヒーター
 シート・ヒーターは、アルトの場合、驚きです。
 低グレードのLまで、運転席シートヒーターが標準装備です。
 最上級グレードのXだと、運転席/助手席にシート・ヒーターが装着されます。
 これ、4WDだけではなく、FF(2WD)でも、同じです。

 一方、ミライースは、最上級グレードの「G SAV」、特別仕様の「G LIMITED SAV」
 のみ、運転席/助手席シート・ヒーターが装着されます。

 それ以下のグレードには、シート・ヒーターは、4WDや、寒冷地仕様を選んでも、
 装着されません。いや、装着出来ません。オプションでも選択出来ません。
 ※個人的には、不要な装備なので、この装備の有無には、こだわりません。


   エネチャージ
 アルトは、全グレード、エネチャージが付いています。
 ミライースは、そのような機能は、ありません。
 ただ、「エコ発電制御」「クールドi−EGR」「CVTサーモコントローラー」など、
 いろいろな機構で工夫は、されています。


   モデルチェンジタイミング
   アルト

 2014年12月フルモデルチェンジ。現行型になっています。
 2018年12月〜のモデルで、自動ブレーキが、「人も検知」出来るようにグレードアップ。
 ちなみに、この時点で、アルトは、既に、フルモデルチェンジの噂が出ています。

   ミラ・イース
 2017年5月フルモデルチェンジ。現行型になっています。
 動ブレーキ系は、「ショボイ」と言われながらも、一応、単眼式ではなく、2眼式センサータイプ。
 人の検知も可能です。

 ミラ・イースの方が、モデルが新しい。アルトは、フルモデルチェンジまでの期間が短いと思われます。
 その点でも、買うならミラ・イースかもしれません。


   後席背もたれ
 アルトも、ミラ・イースも後席背もたれは、コストを優先して、一体型。
 後席2席分、分割可倒式ではありません。

 元々、成人の4人が常時、フル乗車した使われ方は、想定されていないと思われます。
 アルトの後席シートは、ペラペラ。特に、一体型背もたれは、あまりの薄っぺらさにビックリしました。
 後席に、基本的には、ほぼ、人を乗せる事は、ないのですが、ここまで徹底して、シートを薄くしているのは、
 少し、残念にも感じました。





   最上級グレード同士比較
 では、今回、自分の対象ではありませんが、最上級グレードで比較すると
 何が、どう違うのか?確認してみました。


   アルトX=108.5万円
   ミライース G SAV=112.0万円
  (ミライース G LIMITED SAV=113.5万円)

   価格差 標準グレード比較 3.5万円
       特別仕様との比較 5.0万円

 ヘッドライト
 アルト=ハロゲン(LEDではない。ディスチャージヘッドライトでもない。)
     アルトの場合、ディスチャージヘッドライトへの変更は最上級グレードでも
     約5.5万円のオプションになります。

 ミライース=LEDヘッドライト。

 タイヤサイズ   
 アルト=165/55R15(アルミ・ホィール付き)
 ミライース=155/65R14(アルミ・ホィール付き)

 リヤ・ワイパー
 アルト=標準装備
 ミライース=特別仕様車のみ標準装備

 バックカメラ
 アルト=オプション(約4.5万円)
 ミライース=オプション(約1.8万円)
       特別仕様車=標準装備

 サイドエアバッグ
 アルト=なし
 ミライース=有り

 スタビライザー
 アルト=前後とも、有り
 ミライース=不明(カタログ表記なし)

 最上級グレード同士で比較すると、価格差と装備差を考慮すると、
 断然、ミライースの方がお買い得である事がわかります。


 性能差
 では、装備などではなく、中身の性能差です。


 重量
 アルト=650kg

 ミライース=G系、X系=670kg
 L系以下=650kg

 このため、ミライースのG系、X系は、重量税が100%免税ではなく、
 50%免税になっています。
 L系は、100%免税です。

 アルトは、全グレード、100%免税です。

 ま、軽自動車の重量税は、6600円なので、たいした差ではないかもしれません。


 パワー・トルク
 アルト
 最高出力  52ps/6500rpm
 最大トルク 6.4kg・m/4000rpm


 ミライース
 最高出力  49ps/6800rpm
 最大トルク 5.8kg・m/5200rpm


 ガソリンタンク容量
 アルト 27リットル(2WD車、4WD車とも同じ)

 ミライース 28リットル(2WD車)
       30リットル(4WD車)


 と、なっています。

 自分が購入対象としているのは、最上級グレードではありませんが、最上級グレードで比較すると、
 装備の考え方の違いが、見えて来ます。



   試乗した印象
 ミライース X SAV(試乗車:プレオプラス)

    試乗の順番は、ミライースが先でした。
    実際に試乗できたのは、スバルブランドの「プレオ・プラス」ブランド。
    グレードは、X SAV(2WD)でした。

    まず、シートポジションですが、ステアリングの上下調整も、
    シートの上下調整も不可能なグレードでしたが、シートの前後調整のみで
    最適なシートポジションを取る事が出来ました。

    試乗には、途中、ちょっとした登り坂もありました。

    この日、試乗できたのは、試乗車が夕方に戻って来るとの事だったので、
    外が暗くなってからでした。
    天気は雨。ワイパーを使いました。

    X系グレードなので、LEDヘッドライトの性能を確認できました。

    この店舗に来るまで乗って来たのは、激安中古車体験車の、約15年落ちの
    アルトです。
    ハロゲンヘッドライトの暗いライトで乗って行ったため、
    ミライースのLEDヘッドライトの明るさが、身に染みました。

    ただ、試乗車は、登録して、かなり時間が経過しているようで、
    ワイパーを作動させると、ワイパーのビビリが激しい。
    横に乗った営業の人も、苦笑し、「整備に伝えておきます」との事。
    以前、新車で購入した、トヨタ40系ハイブリッドが、納車2日後の
    雨で、ワイパー使うと、ワイパーのビビリが激しすぎた事があります。
    窓ガラスの形状と、ワイパーの関係が悪くて、もともと、
    ビビリやすい傾向にあるのか?それとも、単純に、ワイパーブレードの
    ゴムが、経年劣化で古くなって、ビビリ音を出していたのかは、
    わかりません。
    もし、形状の関係なら、ウィンターワイパーに付け替えるなどで、
    応急対応で、誤魔化すしかありません。
    このクラスの車だったら、ウィンターワイパーも、そんなに高額では
    ないはずなので、ま、状況見てと言う事になりそうです。

    他の印象。

    「軽い」という事と、登り坂も、問題なく登ってくれると言う事。
    試乗には、体重70kg程度の成人男性2名と言う状況で
    乗りましたが、重さは、感じませんでした。
    普段、時々走る「登り坂」も、15年落ちのアルトで同じように走った時と
    ぜんぜん、状況が違いました。
    アルトだと、アクセルを深く踏んで、しばらくして、やっと、シフトダウンして
    加速がついて、登ってくれる・・・と言う状態の登り坂。
    そこを、アクセルを踏んで、リアルにCVTが登り坂の状況に合わせ、
    即時、最適な回転数に変更してくれて、そんなにストレスなく登ってくれる印象でした。
    以前のCVTのように、アクセル踏んでも、数秒、全く反応せず、登り坂が
    終わるころになって、やっと、加速をはじめ、その時点では、既に、アクセルオフする
    状況になり、加速と減速のタイミングが合わない・・・と言うような事は、
    ありませんでした。
    全く問題なく走れました。これは、快適です。
    パワー、トルク感、加速したいように加速してくれて、減速した時に減速してくれました。
    パワーステアリングの制御も、不自然さがなく、操作しやすい。

    減速時のエンジンブレーキですが、はやり、燃費重視の車だけあり、
    アクセルオフした時の減速感は、少し強めでした。

    ちなみに、この日は、雨。夜の試乗なので、ヘッドライトON。
    エアコンも、曇り防止のため、ONで走っていました。

    それが理由かもしれませんが、試乗時間中のアイドリングストップは、
    少なめ。
    あまり、アイドリング・ストップしてくれない印象でした。

    試乗車の「車載燃費計平均燃費」は、リッター15.8kmほどを示していました。

    試乗車は、チョイ乗りを連発するので、それでも、この平均燃費は、立派だと思いました。
    トヨタ40系ハイブリッドが発売になったばかりの頃、試乗車の平均燃費が、
    同じく、15km台だった事に驚いた記憶があります。
    チョイ乗り連発状態で、リッター15kmオーバーと言う事は、オーナーカーとして
    もう少し、自分の普段乗りの良い状態になると、燃費は、もっと良くなるだろうと思われました。

    試乗を終え、販売店内の駐車場で、バックしてみましたが、問題なし。
    ただ、試乗車は、電動格納式ドアミラーだったので、バックする時、思わず、
    助手席側ドアミラーの鏡面を、下に向ける操作をしてしまいました。

    ミライースのL系グレードには、そのドアミラー調整は、付いていません。
    やはり、電動格納式ドア・ミラーは、必要かな・・・と迷いました。

    オーディオも装着されていたので、一応、FM放送局で音楽を確認。
    ま、この程度の音質だろうな・・・と言う感じで、許容範囲内でした。

    とにかく、試乗した印象は、「良」でした。
    


 アルト L
    そして、アルトも試乗しました。
    実は試乗車、商談初日に行った時には、店になかった為、翌日に準備してもらい、
    翌日、試乗しました。
    天気は、良く、晴れた昼間、11時台に試乗しました。

    ヘッドライトの暗さは、確認出来ませんでした。
    ワイパーも使う事は、ありませんでした。

    試乗車は、Lのため、電動格納式ドアミラーではありませんでした。
    激安中古車体験車のアルトと同じでした。

    鏡面は動きませんが、それなりに駐車出来ました。
    ただ、やはり、鏡面は、リモコンで動いて欲しい・・・・と思いました。

    一番気になったのは、「シート・ポジション」でした。
    試乗車は、「L」のため、ステアリングの上下調整なし、シートの上下調整なしでした。
    アルトの場合、自分は、運転ポジションが、しっくりきませんでした。

    ステアリングの位置が、低すぎるのです。
    従って、自分の足に、かなり接近した位置に、ステアリングがあります。
    これ、運転しづらい・・・と思いました。
   
    特別仕様車のL LIMITEDも、この点は、同じです。
    
    試乗したコースは、ミライース(プレオ・プラス)と違うコースでした。
    平坦地が多く、登り坂も1ヶ所あったものの、短距離。
    その短距離で、登坂能力を判断する必要がありました。

    ただ、試乗を始めた瞬間の平坦地の状態でも、明らかに、
    ミライースとの違いを感じる事が出来ました。

    とにかく、全体的に、力強いと言う事です。
    カタログ・スペックを見ても、最高出力は、アルトの方が上。
    最高出力が出るエンジン回転数は、アルトの方が下。
    
    最大トルクもアルトの方が上。
    最大トルクを発揮するエンジン回転数も、アルトの方が下。

    これは、どう見ても、アルトの方が、低回転型であり、
    トルクも低回転で発揮してくれると言う事。
    だから、全体的なトルク感、力強さを感じるのでした。

    パワーステアリングの制御も自然。全く問題なし。
    そして、こちらは、ミライース(プレオプラス)に比べて、
    思いっきりアイドリング・ストップしてくれました。

    試乗時、実は、コースの半分、休日の良い天気の買い物の
    大渋滞に巻き込まれてしまいました。
    途中からは、試乗というより、ストップ&GOだけのトロトロ運転に
    なった為、車中では、雑談タイムになってしまいました。

    ちなみに、試乗車には、1.9万円程の簡易オーディオが装着されていました。
    CDの再生と、ラジオのみ。
    USBや、SD接続も出来ず、Bluetooth接続も出来ない、
    簡易的な音楽再生器レベルです。
    FM放送を聴いて、音質確認しましたが、こちらも、ミライース同様です。
    軽自動車レベルは、期待しない方が良いです。

    逆に、激安中古車体験車の約15年落ちのアルトのオーディオの音が、非常に良い。
    どうやって、この音質、出しているのだろうか・・・・と思いました。
    これと同じレベルにもって行くには、どんなスピーカーなどを選んでいるのだろう・・・
    いまだに、未確認です。


    外観デザイン
 そして、数日間、ミライースと、アルトをカタログや実車で見てみました。

 街の中を走っているアルト、ミライースも目につき、それらも見てみました。
 色々な色が走っている事にも気付きました。

 そこで思った事。
 外観デザインは、完全に、ミライースが自分の好みに合っていると思いました。

 アルトの外観デザイン、実は、カタログなどに、なぜか、「めがね」をイメージした
 オプションなどが並んでいました。
 ヘッドライト周りから、ボンネットのライン、フェンダーラインなどを
 めがねのフレームに見立てたオプションが用意されていました。

 なぜ、めがねをイメージさせたいのか?理解不能ですが、自分は、このメガネ戦略と、
 全体的に、丸っこい形が、あまり、自分の好みではないな・・・と感じていました。

 リヤランプまわりも、商用車っぽい。
 リヤ・ハッチゲートを開けた時に、横幅を最大限、使えるように、ブレーキランプ類を
 下に横長にして持って来たのだそうです。
 しかし、それが、何となく、商用車っぽく見えてしまうのでした。

 ミライースは、カクカクしたデザイン。自分は、丸っこいデザインより、
 カクカクしたデザインの方が好きなので、自然に、ミライースの方に、
 気持ちが傾きました。


   中身
 しかし、車としてのエンジン性能などは、アルトだと思いました。

 アルトとミライースでは全体的な故障率、レンタカー会社などからの信頼度は、
 「アルトが断然良い」のだそうです。
 ただ、それは、スズキ自動車側の営業トーク。多少は、割り引いて聞く必要があります。
 それでも、この型のエンジン性能などの中身は、アルトの方が良い印象でした。

 ただ、気になる点もありました。
 自分が、違う方面の知り合い、しかも、共通点の全くない知人複数から聞いた事がありました。
 また、ニューモデルマガジンXでも数回、記事で読んだ事がありますが、
 「スズキ自動車は、ランプ類の球切れが多い。ランプ取り付け部分のコストダウンが激しい車種がある」
 などの部分を指摘する声がある事も、事実。

 実際、自分が借りている「激安中古車体験車」の約15年落ちのアルト。
 借りている間に、ブレーキランプが球切れしました。


 ただ、アルトの難点は、LEDヘッドライトが付けられない事。
 そして、最上級グレードを検討していない自分のような人には、タイヤが、80タイヤになってしまう事。
 シート・ポジションが、ミライースほど、適正位置にならない事。

 これらが引っかかりました。

 あとは、条件がどうなのか?になると思いました。



   交渉条件
 久々に気合いを入れて、色々まわりました。
 ある雑誌では、アルトも、ミライースも、目標値引き額として、12〜14万円と書かれていました。
 (あくまで、目標)

 一方、違う雑誌では、「元々、軽自動車は、利益率が低い上に、アルトやミライースのように、
 新車価格が100万円以下の設定もある低価格帯の車は、ほぼ、値引きの余力がなく、
 良くて、2〜3万円程度」と書かれている雑誌もありました。

 違う、スクープ系雑誌では、ある地域の「ダイハツ車のピット店(副代理店)」への卸しの
 リアルな情報が公開されていました。
 そこには、「本体・メーカーオプションからの値引きは、ゼロ(出来ない)」
 「ディーラー(販売店)オプションからの値引きは、最大限で30%まで」などと書かれていました。
 これが、全国統一の情報ではないものの、ある程度の目安になりました。

 また、ミライースのXや、G系の仕切り価格は、90万円程ではないかと言うような情報も、
 あったように思います。(詳細は、記憶があいまいなので、あくまで参考程度)

 自分の場合、販売店のもうけとなるようなディーラーオプション、用品、コーティング類は、
 一切付けない派。
 フロア・マットも、ネットで社外品を購入する派。

 諸費用だって、納車費用カット、車庫証明(軽自動車の場合は保管場所証明)も、カットする派です。
 でも、トヨタが採用している、「OSS」では、車庫証明費用がカット出来ないのが、難点。

 販売店の儲けとなるオプションは、ほぼ、付けないので、「値引き」としての額は、期待出来ず、
 相当、難航するだろうと、最初から、覚悟してまわる事にしました。


   コロナ・ウィルスの影響
 このエリアの業界で、話題になっていたのが、スズキ自販の某店舗の従業員が
 コロナウィルスに感染し、販売店が、2週間、閉鎖されていたと言う事。
 その為、決算月と言う、とても重要な月なのに、スズキ自販の某・営業所は、
 営業できない状態になっていました。
 従業員も、出社停止のため、「店舗が使えないなら、人員は、他店舗に移動して、
 業務を続ければ良い」と言う事も、一切、出来ません。

 トレッサ横浜も、この時点で、コロナウィルスの影響で、閉鎖。(2020年3月12日〜15日まで)
 トレッサ横浜には、横浜トヨペット、トヨタカローラ神奈川、ネッツトヨタ神奈川、ネッツトヨタ横浜、
 神奈川トヨタ、神奈川ダイハツ、GRガレージ・トレッサ横浜の店舗が入居しています。

 ここの店舗の売上げ、かなり多いようで、決算月に営業出来ないのは、大打撃だったそうです。


    季節はずれの雪
 この日、1日中、雨でした。
 そして、昼過ぎ、フロント・ガラスに打ち付ける雨が、何だか、丸い。
 みぞれのようになりました。
 そして、その後、白い雪が、降り始めました。
 雪が降っていた時間は、自分の移動した周辺では、10分程度。
 でも、完全に、雪が舞う状態になりました。
 交通情報を聴いていると、箱根方面は、積雪になっており、一部、積雪のため、
 通行止めになっていました。

 すごいです。


    激安中古車体験車の実態
 この日は、色々まわったので、チョイ乗りの連発でした。
 そして、結局、この日は、レーダー探知機のOBDUは、ほとんど、電源が、入りませんでした。
 電源が入って、走行データを表示してくれたのは、途中、10分程の移動の1回だけです。
 それ以外は、何度、OBDUのケーブルを、抜き差ししても、ウンともスンとも言いませんでした。
 やはり、この型のアルトは、OBDUのデータ取りが、「不安定」なのだと思います。






 つづく

17.ピクシス・エポックは他にカローラ店でも取扱有り。しかし、特別仕様車は、取扱なし

18.カローラ店では、ピクシス・エポック最上級グレードと、価格が完全にかぶる、パッソ最低グレードを推奨

19.スズキ・アルトは、40周年記念特別仕様車、L LIMITEDがお買い得。

20.スズキは決算月のみ軽自動車にも1.9%残価設定ローンを準備。かえるプランもお買い得。

21.アルトのマツダ・ブランド、キャロルが大穴でした。しかし、特別仕様車なし。

22.ダイハツは決算キャンペーン、かなり気合い入れてました。

23.トヨタ系、ダイハツの販売店が入っており、売り上げも大きい店舗だそうで、大打撃

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