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2020年3月1日−2020年3月31日

 

 

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2.特典航空券で、急遽、移動する事に。

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5.機内サービス、ありました。

6.ガラガラの機内。エアバスA350は、最新機種なので、最新の空気清浄システムで安心

7.自分は窓側。隣の中央と通路席は、空席でした。

8.福間海岸周辺がきれいに見えました

9.猫島として世界でも有名になった、相島(あいのしま)

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12.香椎(かしい)のタワーマンション群。昔は、海で影も形もありませんでした。

12−2.

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15.猫ちゃんの元気がなくなっているとの事で、大急ぎで移動したのでした。

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※当サイトに書いている内容、掲載している写真を管理人に無断で使用する事を堅く禁じます。



2020年3月1日−3月31日

  
   3月16日(月)〜3月18日(水)

   猫・体調不良
 実家より連絡。猫ちゃんが、急に、食べ物を食べなくなり
 元気がなくなっているとの連絡。

 どうやら、ここ4日程、食べ物を食べる力も劣り、水を、かろうじて、飲みに行く程度との事。
 そこで、急遽、移動する事になりました。


   コロナ・ウィルスの影響〜航空券選び放題〜
 本来なら、3連休の週末直前の平日は、航空券の価格が高めになります。
 特典航空券(無料航空券)になると、当然、全く空席なしで、直前の予約など
 できるはずが、ありません。

 ところが、ここの所、航空券については、コロナ・ウィルスの影響で、
 移動を控えている人が多く、通常なら、キャンセル料を取られるような
 早割系の航空券も、直前でのキャンセル・変更が、手数料ゼロで可能。

 ただし、この時点から、航空券を普通に「購入する」と言う場合の航空券料金は、
 通常と変わらず、ものすごく高額の料金になっていました。

 しかし、特典航空券での予約の枠を確認すると、「選び放題」でした。
 往復ともに、全便、空席ありの状態でした。

 本来なら、直前予約など、満席で全くできないはずなのに、余裕で、選ぶ事ができました。
 最初は、「3連休の前日夜から移動しよう」と思い、予約した直後、
 「猫ちゃんの状態、多分、もう、数日も、もたないかもしれない」との連絡があり、
 急遽、一度予約した便を、再度、変更。
 その変更も、簡単に、選び放題の便の中から選択し、予約出来ました。


    移動
 そして、急遽、平日の昼間から移動する事になりました。
 空港に向かう電車は、ガラガラかと思ったのですが、意外や意外、それなりに人は乗っていました。
 椅子が、ポツリポツリ空いている程度の混雑具合い。
 ただし、外国人観光客は、ほぼ、ゼロに近い。

 そして、予約した便に乗りましたが、そこそこの搭乗率。
 と言っても、いざ、全員着席した状態で、機内を眺めてみると、搭乗率、4〜5割程度だったような気がします。

 自分が搭乗した便は、最新機種のエアバスA350です。

 自分は、窓側を確保。通常なら、真横の2席に、誰かしら座りますが、
 この日は、自分の横の2席は、誰も来ませんでした。
 他の席も、そのような状態の席が、ポツリポツリありました。

 機内サービスについては、最初、「ドリンク・サービスは、中断している」と
 覚悟していたのですが、普通に、ドリンク・サービスは、行われました。
 CAさんは、当然、ビニール手袋と、マスク対応です。


    最新空気清浄システム
 エアバスA350に乗り込むと、コロナ・ウィルスの説明がありました。
 そして、航空機は、常時、2〜3分で、機内の空気が入れ替わるシステムを
 採用しているので、常に新鮮な空気を取り込んでいる事を強調。
 更に、最新機種のエアバスA350は、空気清浄システムにおいても、最新の
 浄化システムが採用されており、安心して欲しいと言う事をアピールしていました。

 そう言う意味では、新幹線などより、安心・安全かもしれません。
 意外に、そこそこ、人が乗っていたのは、新幹線を避けて、航空機を選択した人が
 いたからなのかもしれません。
 福岡行きは、新幹線を選択する人も多いですからね。

 と言う事で、福岡へは、無事到着。問題なしでした。


   猫ちゃんの様子
 実家の猫ちゃん。2月25日に逢った時には、全く問題なく、普通でした。
 ただ、当然、年齢を重ねた事による、全体的な、衰えは、感じていました。
 歩く時は、ヨロヨロ。時々、足を踏み外す事も、ありました。

 以前は、真夜中に何度も起きて、遠吠えのようにワオーンと叫ぶ事もありました。
 しかし、2月に逢った時は、それが、1度も、ありませんでした。

 でも、えさをあげると喜んで食べましたし、ゲッゲも普通にやりました。
 水も飲みに行ったし、排泄も、いつも通りでした。
 甘えてスリスリする行動も同じでした。
 
 しかし、3月に入って、1週間程して、明らかに、食事の量が減り、
 動きもニブくなったのだそうです。
 それでも、排泄も決まった場所に行って、自力でやっていたのだそうです。
 水飲みも、部屋から離れたお風呂の洗面器まで、わざわざ行って、飲んでいたそうです。


  

   3月18日(水)
 そして、3月18日、もう、水さえ飲めない状態。
 夕方、やっと、コタツの中で、眠りました。
 「やっと、寝てくれた・・・」と思っていました。

 そして、午後9時30分、ゴホゴホッと、コタツの中から音がしました。
 コタツをめくってみると・・・
 それが、最後でした。

 息、耐えてしまいました。
 猫ちゃん、これが最期でした。
 2020年3月18日(水)午後9時30分、猫ちゃん、亡くなりました。


   23歳7ヶ月5日
 猫ちゃん、亡くなってしまいました。

 こちらは、大泣きするかと思っていたのですが、意外に冷静でした。
 と言うのか、泣かないように必死に、違うことを考えていました。

 亡くなった瞬間、体から、おしっこが、ジャーッと、出て来ました。
 そして、口が開き、目も開いたままになってしまいました。

 そこにいるのは、これまでの可愛かった猫ちゃんの姿ではなく、
 「抜け殻」のような猫ちゃんの姿。

 そこには、「心」「魂」が、存在していないのだな・・・と感じました。
 猫ちゃんにとって「誰が飼い主、世話人、誰がお友達なのか?
 自分の餌を食べる時の習慣、水は、お風呂場の洗面器まで飲みに行く、
 寝る時はベッドの上、誰と誰には、甘えてスリスリする・・・
 朝は、人間を起こす、起きなかったら、肉球で、人間の体の上を踏んでジャンプ・・・」など、
 習慣になって、動いていた、可愛い猫ちゃんの「心」「魂」は、そこには、ないのだな・・・と
 実感させられました。

 この猫ちゃん、長寿でした。
 23歳7ヶ月と5日、生きてくれました。
 開運の長寿猫ちゃんでした。
 メス猫です。

  
   
    お別れの儀式
 そして、冷たくなってしまった猫ちゃん。
 お別れの儀式などを行いました。
 詳しい事は悲しいので、これ以上は、かかわった家族と、自分の心の中に残すだけにしてきます。

 最期の姿は、あまりにもやせ細っていました。
 2月末に逢った時より、さらに、ガリガリでした。

 ガリガリの写真を見ると、悲しくなるので、自分の心の中に、保管しておく事にしました。
 元気な頃の猫ちゃんの姿を永遠に刻みたいと思います。

 一度も土の上を歩いた事がなかった室内飼いの猫ちゃん。
 これで、本当に幸せだったのかなぁ?と思う事も色々あります。
 最後は、やっと、猫ちゃんも、土に返る事が出来ます。


   人間の年齢
 23年7ヶ月と5日生きたので、大往生。

 猫の年齢を人間換算すると、3歳の時点で、人間の28歳だそうです。
 そこからは、1歳、年を重ねるごとに、人間で言うと4歳づつ、加算するそうです。
 そうやって計算すると、21歳で、人間の100歳。
 23歳で、人間の108歳。
 23歳6ヶ月で、人間の110歳だそうです。

 23歳7ヶ月5日で亡くなった、この猫ちゃんは、
 人間で言うと110歳3ヶ月程だったと言う事になります。

 福岡の長寿猫ランクの1年前の表を見ると、福岡の最高齢猫は25歳でした。
 少なくとも、福岡の長寿猫のトップ10には、楽々、ランクイン出来ていたと言う事になります。

 よく、生きてくれました。そして、ありがとう。
 安らかに眠って下さいね。
 またねー。
 (あえて、お別れの言葉は、言いません。)


   記憶に残る年
 それにしても、2020年、令和2年の2続きのニャンニャンニャンの日を乗り越え、
 東京オリンピック開催予定だったのが、2021年に延期されると言う過去のオリンピック史になかった、
 大騒動があった年、
 コロナ・ウィルスにより、世界中で様々な問題が起こった年、
 そのおかげで、特典航空券が、奇跡的に直前まで、全便、選び放題になり、
 猫ちゃんの最期に急遽、駆けつける事が出来ました。
 2020年と言うのは、自分の人生の中で、強烈に印象に残る年になりました。


   2月
 元気な状態で、猫ちゃんとゆったり、いつも通りに一緒に過ごせたのは、
 今回の3月ではなく、2月20日〜25日に逢った時。

 木梨憲武展の福岡での展示会を見に行きたかったのも、2月に逢いに行った理由の一つ。
 そのタイミングで、行かなくても・・・と迷っていたのですが、今、思えば、
 2月に、逢っておいて良かった・・・・と思いました。

 木梨憲武さんのおかげで、猫ちゃんの元気な時の最後を過ごす事が出来たと言う事になります。
 感謝しています。

 


 つづく

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