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犬
2016年6月25日−6月30日
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1.充電完了 |
2.EV走行可能距離は75kmと表示されました。 |
3.今回は、バッテリーSAVEモードを積極的に使ってみる事にしました。 |
4.6km走った時点で、エンジン走行開始。回転数1468回転になっています。 |
5.出発地点から24km走行時点で、ガソリン1ℓ消費。EV残量は? |
6.バッテリーSAVEモードで走った結果、24km走行後、EVバッテリー残量3分の2 |
7.平均燃費は、25.5km/ℓ。 |
8.出発地点から、35km走行した時点で、1.4ℓガソリン消費。EV残量は・・・ |
9.35km走った時点で、EVバッテリー残量は、半分。 |
10.ガソリン1.4ℓ消費してバッテリーは、約半分残っています。 |
11.最初からEV走行オンリーで走ると、これまでは、このエリアでEVバッテリー終了 今回は実験走行で、なるべく平坦地、昇り坂の勾配が少ない所でガソリンエンジン走行。 |
12.標高0m⇒標高530mエリアへの登り坂走行中心だと、EV走行は、約37〜38kmで終了します。 今回は、バッテリーSAVEモードで走った為、途中で、ガソリン1.4ℓ消費。バッテリーは半分残り。 |
※当サイトに書いている内容、掲載している写真を管理人に無断で使用する事を堅く禁じます。 2016年6月25日−6月30日 #ベストカーアンバサダー 週刊・自動車 6月25日(土) バッテリーSAVEモード実験走行 さて、今日は、いつもの所の体育館に、移動する用事がありました。 ここの所、ほぼ、同じルートで、同じ目的地を往復しています。 これにより、ある程度、GG2W後期型のEVバッテリーの走行可能距離が、見えて来ました。 そこで、今回は、EVバッテリーを、平坦地では、温存する。 急な登り坂がある場所で、EVバッテリー走行をする為に、その前の段階の平坦地〜ゆるやかな登り坂では、 なるべく、EVバッテリーを使わない。 つまり、平坦地〜ゆるやかな登り坂のレベルでは、「バッテリーSAVEモード」を使って、 ガソリンエンジン走行をしてみる事にしました。 平坦地だとアクセルを踏み込む量が少ないですから、ガソリンエンジン走行時のガソリン消費量も、少ないはずです。 登り坂で、EVバッテリーを使い切った状態で、アクセルをガバッと踏み込んで、ガソリンを、大量消費するより、 平坦地で、なるべく、ガソリンエンジン走行した方が、ガソリンの消費量が、少ないのではないか?と言う事で 試す事にしました。 尚、同様の実験は、過去、前期型でも、やってみた事があります。 その時の感覚としては、「平坦地〜ゆるやかな登り坂では、バッテリーSAVEモードで走り、ジワジワと、ガソリンを消費。 急な登り坂が来るまでは、EVバッテリーを温存して走る」の方が、実用燃費は、良かったような気がしました。 しかし、その具体的な数値の比較が出来ず、実際の損得勘定は、わからないまま。 今回、後期型GG2Wには、レーダー探知機のOBDUから、「ガソリンエンジン燃料消費量」が、数値として、表示出来るように なった機種を装着した為、燃料消費量のデータ取りが、出来るようになりました。 これにより、「燃料消費量」が、具体的に、見えるようになった為、どちらが、実際の燃料消費量が少ないのか?が、 わかるようになりました。 これまでのデータ では、これまでのデータを整理します。 スタート地点(標高0m)⇒山中湖エリア(EV急速充電所近辺)(標高987m) 距離 53km オール一般道路走行 途中、標高1080mの籠坂峠を越える。 スタート地点から、オールEV走行した場合 EVバッテリーで走れる距離 37km前後(標高530m周辺) (前期型は33〜34km前後(標高470m前後)で使い果たしていた。) この標高530mエリアから、籠坂峠越えを行い、山中湖側のEV急速充電所付近まで、ガソリンエンジン走行。 この区間の燃料消費量=約1.9ℓ。(状況によっては、2.0ℓ〜2.1ℓ消費) ※ガソリンエンジン消費量はOBDUからのデータ取得の為、あくまで、「アバウト」な数値。 バッテリーSAVEモード と言う事で、この日は、出発時点で、EVバッテリーはフル充電完了済でした。 そして、走行開始です。 尚、スタート地点から、途中のエリアにも、「急な登り坂」が、多数あります。 スタート地点エリアでの急な登り坂では、バッテリーSAVEモードには、しませんでした。 とにかく、急な登り坂で、バッテリーSAVEモードを使うと、ガソリンも無駄に消費する上に、 EVバッテリーも、登り坂を登り切る為に、モーターが駆動してしまうようで、EVバッテリーも同時に消耗します。 どちらも消耗してしまうので、そのようなシーンでは、なるべく、ガソリンを無駄に消費したくない。 あくまでガソリンエンジン走行は、アクセル開度が、浅い、平坦地〜ゆるやかな登り坂で、 バッテリーSAVEモードによる、ガソリンエンジン走行を、行う事にしました。 また、信号停止時など、走っていない時には、エンジンがかからないように、バッテリーSAVEモードを解除。 ちょっとした下り坂で、エンジンがかかったままの場合は、バッテリーSAVEモードを解除して、 惰性で、下り坂を走るようにしました。 このようなやり方で、バッテリーSAVEモードを使い、移動しました。 EVバッテリーの減り方 さて、実験走行を行いました。 これまでは、山中湖エリアまで、ガソリンを消費したのは、1.9ℓ。 と言う事は、バッテリーSAVEモードで、平坦地中心のガソリン走行を、1.9ℓ以上行った場合、 「損した」と言う事になります。 出来れば、「ガソリンエンジン走行」を、1ℓ程度に抑えて、籠坂峠を乗り越えられないのか?と考えました。 ガソリン1ℓ消費=24km そこで、バッテリーSAVEモードを使って、ガソリンを1ℓ消費するまで、走ってみました。 出発地点から、24km走った所で、ガソリン1ℓ消費してしまいました。標高 約160mのエリアです。 その時のEVバッテリー残量は、「3分の2」を少し越えた状態です。 尚、バッテリーSAVEモードを使わず、スタート地点から、オールEV走行をした場合は、同じ時点でのEVバッテリー残量は、 約「2分の1」です。 やはり、バッテリーSAVEモードの効果は、それなりに出ていると思いました。 しかし、思ったより早く、ガソリン1ℓを消費したと言う感覚でした。 尚、ここから、残る距離を、オールEV走行した場合、峠越えは、無理だと言う事が、わかりました。 と言う事は、ガソリン1ℓだけでの峠越えは、無理である事も、ハッキリしました。 と言う事で、「1.5ℓの消費で、峠越え出来ないか?」と考え、もう少し、バッテリーSAVEモードを継続する事にしました。 ガソリン1.4ℓ消費=3.5km そして、更に、バッテリーSAVEモードで走った所、ガソリンを1.4ℓ消費した時点で、スタート地点から、35kmになりました。 この地点は、「菅沼」と言う交差点のある場所です。 前期型では、スタート地点から、オールEV走行した場合、この「菅沼交差点」が見え始める直前に、EVバッテリーを使い果たしていました。 後期型では、スタート地点から、オールEV走行した場合、この「菅沼交差点」を軽く越え、富士スピードウェイ方面に右折しても まだ、しばらく、EV走行が可能です。 それにしても、ここまで、バッテリーSAVEモードで走ってくると、ガソリンは、1.4ℓも消費してしまう事が判明。 この時のEVバッテリー残量は、ほぼ、「2分の1」です。 尚、菅沼交差点は、標高441m。 ここから、標高1080mの籠坂峠を目指しますが、標高差を考えても、この「残り半分」のEVバッテリーでは、走り切れない事は、明らかでした。 過去の数々の実験データでは、御殿場市内で、EV急速充電により、EVバッテリーを、80%以上、充電しても、ほぼ、同じ場所から、 籠坂峠越えは、オールEV走行が、微妙に足りなくて、出来ませんでした。 と言う事は、菅沼交差点で、EVバッテリーが、半分しか残っていないと言うのであれば、ここから、オールEV走行による籠坂峠越えは、無理。 まだ、バッテリーSAVEモードで、ガソリンを消費するか、ここから、とにかく、EVで走れるまで、走って、残りは、全て、ガソリンエンジン走行を するか?しか、選択肢は、ありませんでした。 ま、とにかく、進む事にしました。 EVバッテリー使い切り 御殿場市内から、籠坂峠越えに関しては、登り坂の勾配が、急にけわしくなります。 EVバッテリーの減り方は、急に、早くなるエリアです。 結局、オールEV走行をした所、道の駅・須走を越えた辺りで、ほぼ、使い切り状態になりました。 そして、実際、EVバッテリーを使い果たして、ガソリンエンジンが始動したのが、籠坂峠のヘアピンカーブが始まる直前でした。 昔、右手にセブン・イレブンがあったエリアです。 スタート地点から、約46km。標高888mです。 籠坂峠を越えて その後は、EVバッテリーを使い果たした為、ガソリンエンジンでの走行になります。 標高1080mの籠坂峠のテッペンを越えると、あとは、山中湖側に向かって、長い下り坂になります。 山中湖側まで そして、山中湖側に降りて、EV急速充電所のあるエリアまでのデータを確認しました。 走行距離 53km ガソリン消費量 2.2ℓ 車載燃費計での平均燃費 25.6km/ℓ。 です。 バッテリーSAVEモードの結果 これで、結果が出ました。 平坦地〜ゆるやかな登り坂で、ガソリンエンジン走行を行って、なるべく、平坦地での EV走行を節約して、EVバッテリーの消耗を抑えても、ガソリン消費量は、減らせない事が判明しました。 スタート地点から、とにかく、EVで走れるだけ、走り切る。 EVバッテリーを使い果たしてから、単純に、ガソリンエンジン走行をして、籠坂峠越えをした方が、 燃料消費量は、少ないと言う事が、これで、実証されました。 53km走行時点比較 バッテリーSAVEモード使用時 2.2ℓ消費(53÷2.2=24.0909km/ℓ) スタート地点から、オールEVで走行時 1.9ℓ消費(53÷1.9=27.8947km/ℓ) 充電所混雑 尚、山中湖のEV急速充電所ですが、この日は、土曜日の昼12時20分頃に通過。 行ってみると、やはり、先客が充電中でした。 GG2W前期型が充電中。 峠を越える途中に、GG2Wの前期型と、すれ違い、更に、この充電所を通過した後にも、2台の前期型GG2Wと すれ違いました。 多くのGG2Wユーザーは、この「山中湖のEV急速充電所」が、無料なので、目指して来るでしょうから、 休日の昼間は、充電所の奪い合いです。 過去2回は、奇跡的に、空いており、使えましたが、通常は、このように、ほぼ、使えません。 待ってみようか?とも一瞬、思いましたが、峠で、スレ違ったGG2Wが、もし、ここで充電した場合は、 現在、充電中のGG2Wは、まだ、充電を始めて5分程だろうから、20分も、待つのも、不愉快なので、 結局、充電時間を確認する事もなく、通り過ぎました。 今後は、トヨタ50系ハイブリッドが、急速充電対応のPHVを発売します。 これは、恐らく、相当、売れると思いますので、もう、EV急速充電所は、ほぼ、充電待ちで、使えなくなるでしょう。 特に、無料開放されている所は、集中します。 ま、GG2W後期型を使い始める時に、「外部急速充電は、アテにしない」と言う事を決めていたので、 ある程度、あきらめていますが、やはり、EV車の普及には、「急速充電所を増やす」以上に、EV急速充電器の 「設置台数を増やす」事の方が、重要だと思います。 1ヶ所に、1台では、困ります。 既に、1ヶ所に2〜3台は必要な時代になっていると思います。 実際、日産の販売店では、葉っぱの普及に伴い、EV急速充電器を、2台に増設している所も、見かけるようになりました。 誰も使わないEV急速充電器 山中湖のEV急速充電所が、使用中だったので、そのまま、道の駅・富士吉田まで走り、そこで休憩する事にしました。 道の駅・富士吉田の方が、色々な休憩所や食事が出来る所もあるからです。 尚、道の駅・富士吉田にも「EV急速充電器」が設置されています。 しかし、誰も使いません。 実際、見てみると、空いていました。 山中湖が、大混雑しているのに、なぜ、道の駅・富士吉田のEV急速充電器が、使われていないのか? 答えは簡単です。 1回の充電料金が、有料制だからです。 しかも、EV充電の月会員制のネットワークとの提携が、一切ありません。 日産自動車系のEV充電会員や、三菱系のNCSのEV充電会員との提携がなく、一律、1回540円。 これでは、全くメリットがありません。 特に、GG2Wは、「バッテリーチャージモード」で、ガソリン3ℓを消費すれば、EVバッテリーを、ほぼ、満充電出来ると 言われています。 この時点で、ガソリン1ℓは、自分の周辺で、1ℓ115円前後。 3ℓ=115×3=345円。 バッテリーチャージモードで、「充電」した方が、安いのに、わざわざ、540円払って、有料充電する人は、いません。 皆さん、その辺りの損得勘定は、きちんと、わかっており、無駄な事は、しないのです。 特に、EV系、PHV系に乗る人は、その辺りの計算は、とてもシビアなので、EV急速充電器を運営する方は、 その辺りの関係を、きちんと、わかって運用しないと、意味がありません。 だから、せっかく、EV急速充電器を設置しても、誰も使わないのです。 以前は、ここ、無料開放されていましたが、有料になりました。 ま、使う人は、恐らく、ピュアEV車で、周辺のEV急速充電器が、全て故障しているなどで、 もう、どうしようもなく、これ以上、EVで走れなくなった緊急事態の車が使う程度でしょう。 道の駅・富士吉田まで 尚、道の駅・富士吉田までの走行データをまとめました。 走行距離 61km ガソリン消費量 2.5ℓ 平均燃費 61÷2.5=24.4km/ℓ。 標高900m 富士吉田市内まで その後、富士吉田市内のパソコン教室事務所に用事があり、立ち寄りました。 以前、使っていた、外付けハードディスクのデータが読み取れなくなり、データの修復をお願いしていました。 でも、結局、そのパソコン教室で出来る復旧ソフト、3種類では、復旧出来ませんでした。 あとは、外部委託になり、外部委託すると、5万円程かかるとの事。 結局、5万円使うなら、新しいパソコンの安い物が買えますし、ブルーレイ・レコーダーも買える価格。 そこまで投資して、ハードディスク修復を行うのも、もったいないので、結局、一旦、引き取りに行きました。 標高900mの道の駅・富士吉田から、標高774mの富士吉田市内のパソコン教室事務所まで、 約3km走行。 ずっと、下りだった為、ガソリン消費ゼロ、ほぼ、EV走行で、移動出来ました。 車載燃費計の平均燃費も、伸びて、27.3km/ℓになりました。 目的地到着 その後、この日の本来の目的地まで、更に、下りました。 標高774mエリアから、標高620mエリアまで下りました。 EV走行可能距離は、少し、下り坂の回生により、貯まったようです。 4km走行可能と表示されました。 富士吉田市内のパソコン教室事務所から、約5km走行し、ガソリン消費量は、ゼロでした。 車載燃費計の平均燃費は、29.6km/ℓと表示。 往路走行データ整理 ここで、この日の往路の走行データを整理します。 スタート地点から目的地まで。 走行距離 72km ガソリン消費量 2.5ℓ(OBDUに表示されたガソリン消費量を参照) 燃費 72÷2.5=28.8km/ℓ 車載燃費計の平均燃費 29.6km/ℓ 標高0m⇒1080m⇒620mと、移動。 つづく。 |
12−2. |
14.昇り坂の勾配がキツくなった所で、EV走行オンリーにした所、わずか9kmで、ほぼ使い果たし。 |
15.道の駅・須走を越えた所で、EVバッテリーを使い果たしかけています。 |
16.うわっ、EVバッテリー、もう終わり。 |
17.籠坂峠のヘアピンカーブが続くエリアに突入する前に、EVバッテリー終了 |
18.ガソリンエンジン走行に切り替わりました。この時点で、既に、1.5ℓガソリン消費 |
19.山中湖のEV急速充電所エリアまで降りましたが、結局、ガソリン2.2ℓ消費。逆効果である事が判明 |
20. |
21.山中湖側に降りて来て、ガソリン2.2ℓ消費後の平均燃費は、25.6km/ℓ。それでも良い燃費。 |
22.標高1080mの籠坂峠から、標高900mまで下り続け、EVバッテリー少し充電 |
23.道の駅・富士吉田までは、61km走り、ガソリンは2.5ℓ消費。標高900m。 |
24.道の駅・富士吉田で休憩。 |
25.富士山のてっぺんが、少しだけ、見えています。 |
26.道の駅・富士吉田は、標高900m。 |
27. |
28.道の駅・富士吉田から、更に標高774mの富士吉田市内まで下りました。 |
29.道の駅・富士吉田から、更に下り続けた為、EVバッテリーは、更に、少し充電。 |
30.道の駅・富士吉田からは、下り坂の勢いのおかげで、ガソリン消費ゼロ。平均燃費、少し伸びました。 |
31.パソコン教室の事務所にお願いしていた、ハードディスク修復の部品を受け取りました。 |
32.その後、この日の目的地まで、更に、下り続け、EVバッテリー少しだけ、充電。 |
33.富士吉田市内のパソコン教室から、体育館まで、ガソリン消費ゼロ。平均燃費、更に伸びました。 |
34.パソコン教室事務所から、更に標高620mまで、約5km下り、ガソリン消費ゼロ。 |
35. |
36.富士山、少し、テッペンが見えています。この時間帯は、富士山、全体が、きれいに見えました。 |
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