ペナルティ
　そして、試合終了まで、あと少しと言う所で、日本は、マイナー･ペナルティを取られました。
　一人、退場しました。
　２分間の退場になるため、日本側はプレーヤーが、４人になります。
　相手チームは、当然、フルメンバーで参加出来るので、５人います。

　つまり、５人　対　４人。日本側の立場から表現すると「キル・プレー」と言います。
　オーストラリア側の立場から表現すると、相手チームより、一人多い優位な状態なので、
　「パワー･プレー」と言います。

　　　わからないルール
　尚、２日前の試合、この日の試合と、２試合、公式戦を見て思ったのは、
　アイス・ホッケーと、ルールが、微妙に違うため、審判が、途中で、試合を中断して
　やり直しさせるシーンの、その理由が、ハッキリわかりませんでした。

　アイス・ホッケーだったら、アイシング、オフサイド、マイナー・ペナルティなど、
　どこで、誰が、どのような反則をしたから、ホィッスルが鳴って、試合が中断した・・・
　と言うのが、ハッキリわかります。

　　しかし、フロア･ボールは、見ていても、良くわかりません。
　一旦、試合が中断した後の、再開も、かなり、アバウトにスタートするシーンが多い。
　しかも、審判、途中で、両チームの選手達に、ジェスチャーを加えて、色々と、「そのプレーは、駄目だ・・・」
　みたいに仕切って、中断。
　そこから、試合を再開させるのですが、ペナルティなのか？と思わせておきながら、２分間の退場までのペナルティを取らない。
　結局、この試合で、マイナー･ペナルティの２分間退場の反則を取ったのは、日本側の１回だけです。
　うーん・・・ルールが、良くわかりません。

　　　失点
　そして、日本チームは、キル・プレーの時にも、失点してしまいました。
　残念です。

　もう、試合残り時間が、２分を切って行き、更に、得点を重ねられてしまい、どう、がんばっても同点に追いつく事が
　出来ない状態になりました。

　　タイムアウト
　日本チームは、色々な戦略を見せてくれました。
　残り時間が、わずかになった時点で、「タイムアウト」を取りました。
　これ、作戦タイムと言う事です。

　このルールも、アイス･ホッケーと同じなんだな・・・と思いました。
　そこで、セットをスペシャルセットに組み替えていました。
　第一・第二セットの中で、この日、得点を重ねた第二セットの選手を、第一セットに移動させるなど、手を加えました。

 
　　６人攻撃
　そして、途中、ゴール･キーパーを上げて、プレーヤーを６名にして、６人攻撃も数回、仕掛けました。
　６人攻撃による得点は、出来ませんでしたが、これも、アイス・ホッケーで接戦になった時に、使う手法です。
　この方法も、フロア･ボールでは、使えるのですね。
　色々、勉強になりました。

　　全員ホッケー
　そして、中々、出番がなかった、第三セットの５名。
　この５名も、最後の方は、少しですが、出番がありました。

　このような接戦の試合の場合、第一セット、第二セットは、ほぼ、看板セットなので
　フル出場しますが、第三セットは、出番が、まったくないか、負傷者が出た時に、スポット的に、
　補充されるなどのことが多い。

　しかし、一応、接戦ながら、第三セットも、第三ピリオドには、出番がありました。
　これで、全員ホッケーが出来たという事になります。

　対戦相手のオーストラリアも、２セットまわしが多かったようですが、第三セットも、チョコチョコ出ていました。