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2018年7月20日−2018年7月22日


 

1.日曜日の三浦は、朝から南西系の微風。

2.本栖湖の朝。

3.福岡・福間海岸は、無風スタート。

4.

5.出発

6.販売店に到着。26km走行。さすがに暑く、エアコン使ったのでEVバッテリー半分以下

7.

8.

9.試乗したのは、ekスペース・カスタムのターボ。

10.通常版のekスペースは、マイナーチェンジで、この顔になり、個人的には、気に入らないデザインに。

11.後席の座面の長さを前席より3cm伸ばしたそうです。後席背もたれは短いです

12.前席のシート長は490mm、後席のシート長は、520mm。でも背もたれ短い。
※当サイトに書いている内容、掲載している写真を管理人に無断で使用する事を堅く禁じます。



2018年7月20日−7月22日


年:九紫火星(きゅうしかせい) 戊戌(つちのえ いぬ) 五黄殺:北/暗剣殺:南/水火殺:なし 歳破:東南東
月:九紫火星(きゅうしかせい)己未(つちのと ひつじ)五黄殺:北/暗剣殺:南/水火殺:なし 月破:北北東
 
  
 
  
 
   7月22日(日)

   朝の風
 さて、日曜日です。
 朝の風は、三浦がいきなり南西系の微風。
 本栖湖は不明。福間海岸は、ライブカメラが見られず不明。
 とにかく熱帯夜で暑い。

 本当は、山中湖の用事の後、そのまま、本栖湖に行って、
 ウィンド・サーフィンの日曜日にしたかったのですが、
 22日には、他の用事を済ませる事にしました。

 予想外の「宅配便」が届く連絡もありました。
 最初は、「土曜日に配達される」と、メール通知がありました。
 至急、日曜日の夜の配達に変更しました。

 もし、本栖湖に行ったとしたら、この宅配便の受け取りの
 関係もあり、ゆっくり出来ませんでした。

 配達時間に合わせるには、中途半端に早めに切り上げる必要が
 あったからです。道路の渋滞も想定すると、結局、
 粘っても、午後1:30頃までが限界だったと思います。


   車を見る
 この日は、九州用の車の検討をする事にしました。
 最初は、10〜30万円程度のゲタ代わりの中古の軽自動車を検討しました。
 しかし、軽自動車の中古車、意外に高い。

 走行12万kmとか、15万km、19万kmで、
 既に、9〜13年落ちのワゴンRなどの中古軽自動車が、驚きの
 40〜50万円と言う物件多数。

 10万円で、車検が2年近く残っている固体も、あるには、ありましたが、
 既に12年〜13年落ち。
 故障リスクが心配です。

 古い軽自動車は、「エアコンが壊れる」「エアコンの効きが悪い」
 「電動ドアミラーが動かなくなる」「パワーウィンドウが動かなくなる」
 「突然、バッテリーが上がった」などのトラブルが増えるそうです。

 では、登録済み未使用車(新古車)とか、100万円弱の3〜6年落ち程度の
 中古軽自動車などを選ぼうかとも考えました。
 軽自動車を所有している友人達にも、色々聞いてみました。


   損得勘定
 しかし、登録済未使用車は、登録後、数ヵ月から1年程経過しており、車検残が減っています。
 丸々3年、乗れる物件は、少ないと言うのが実情。

 車検が多めに残っている場合でも、多くの場合は、登録後、3ヶ月〜6ヶ月ほど経過しています。

 更に、自分が付けたいオプションが装着されていない。
 いらない余計なオプションが付いている物件もあります。
 ボディ・カラーも選べません。

 3〜6年落ちの中古車も同様。

 価格差分の損得を緻密に計算すると、登録済未使用車は、そんなにお得でなないケースも多い結果に
 なりました。

 唯一のメリットは「即納出来る」と言う事です。現物が、目の前にある訳ですから。
 でも、あせっている訳ではありません。

 当然、レンタカーも考えました。一般的な大手レンタカー会社や、激安レンタカーも試算。
 カー・シェアも検討。
 タクシー利用も検討しました。

 レンタカーの場合は自分が使いたい時期と言うのが、ほとんどにおいて、「割増期間中」になります。
 更に、需要の多い時期なので、車種を選べなかったり、車両が不足して、借りる事が出来ない状態だったり・・・

 激安レンタカーは、需要が多い時期に利用しようとすると、何故か、保険料も高めになり、一般的な
 大手レンタカー会社と、ほとんど、変わらなくなる程、高額になりました。

 色々な不便があります。
 それらも総合的に考えての検討結果です。

  

   新車
 しかし、結局、そこまで中途半端に投資するなら、最初から、故障の可能性が極めて低く、
 数年乗った後でも、高く手放せそうな新車を、買った方が、後々、トータルすると、
 安心面も考えて、良いのではないか?と言う結論に達しました。

 初期投資は、非常に大きくなりますが、これが、一番、安心です。

 そこで、急遽、軽自動車の「新車」で、検討する事になりました。
 時々しか乗りませんが、新車であれば、バッテリー上がりのリスクも低く抑えられます。

 
   選択基準
 今回、軽自動車を見て回るにあたり、一応、自分なりの選択基準を考えました。
 ただ、「絶対」ではなく、「極力、妥協しないように」と言うレベルでの「選択基準」です。
 でも、実際には、その「妥協」も揺らぐのですが、一応、最初は、基準を考えた上で、
 車種を選定し、販売店をまわる事にしました。


   軽自動車否定派
 自分は、元々、軽自動車否定派です。
 交通事故のニュースを見ても、他の大きな車と、ぶつかった事故で「死亡者」が出ているのは、
 「軽自動車の方」が、ほとんどです。


   リヤ・ドラム・ブレーキ
 さらに、軽自動車は、ほぼ、リヤ・ブレーキが、「ドラム・ブレーキ」です。
 熱に弱い弱点があります。効きも弱め。 
 軽自動車で、リヤ・ディスク・ブレーキなのは、ホンダのS660くらいしか、ありません。
 それ以外の車種は、ほぼ、リヤ・ドラム・ブレーキです。

 コンパクト・カーも、リヤ・ドラム・ブレーキが多い。
 同じ車種でも、グレードや駆動方式によって、ドラム・ブレーキ、ディスク・ブレーキが
 混在している車種も、あります。
 それは、カタログなどの主要諸元(スペック)を見ると、わかります。

 しかし、最近は、ほぼ、どの軽自動車も、「緊急ブレーキ」「自動ブレーキ」と
 一般的に言われる機能を、採用しました。
 その性能も、モデルチェンジ、マイナー・チェンジ毎に、どんどん向上しています。

 自分のブレーキの踏み方が弱い場合の最後の最後には、緊急ブレーキなどが、
 補足してくれる事もあると思います。
 リヤ・ドラム・ブレーキについては、そのような機能も付いた事で、「妥協」する事にしました。


   リヤ・サスペンション
 また、リヤ・サスペンションが、ほぼ、どの車種も「トーション・ビーム式」です。
 ただし、4WD仕様になると、一部の軽自動車は、違う形式になる車種があります。

 自分は、「リヤ・ドラムブレーキ」「リヤサスが、トーションビーム式」と言うのは、
 極力避けたい派でした。

 そこで、リヤサスを、「トーションビーム式」から回避するためだけのために
 4WD仕様にこだわるか?も考えましたが、冷静に考えると、主に使うのは、九州方面。

 九州方面も、冬場は、峠などで、普通に積雪・凍結があります。
 年末・年始など、自分が使うだろうと思われる時にも、積雪・凍結の可能性は、あります。
 
 でも、九州方面で、もし、その積雪・凍結に遭遇した時、
 自分は、車で出かける事を避けると思います。

 九州方面は、冬場にスタッドレスタイヤに履き替えない人が多い。
 それなのに、ひと冬に、1度程度は、平地でも、場所によっては、ドカ雪になる事があります。
 雪や凍結の怖さを甘く見て、夏タイヤのまま、平気で出かける人が多数。
 そして、動けなくなって、道路の真ん中で、立ち往生したり、
 周囲の車にぶつかって、迷惑かけたり・・・
 そんな無謀な車が多く、自分が4WDにスタッドレスタイヤで、武装していても
 そのような非常識な車に巻き込まれるのも、イヤです。

 だから、九州方面で雪が降ったら、無理して乗らない。
 と言う事は、4WD仕様を、わざわざ選ぶのは、もったいないと判断しました。

 これが、自分の現在の関東圏の生活エリアのサブ・カーとして使うなら、
 4WD仕様は、ほぼ、必須となりますけどね。

 しかも、雪の季節には、ファースト・カーのGG2Wの方が、
 フルタイム4WDですから、サブ・カーの方まで、4WDにこだわる必要も、
 ないだろうと思いました。

 と言う事は、サブ・カーについては、トーションビーム式と、わかっていながら
 2WDの選択で、ここは、「妥協」する事にしました。

 ま、よく考えたら、トヨタの高級ミニバン、アルファードも1世代前までは、
 平気で、トーション・ビーム式を使ってました。
 700万円級の「ミライ」でさえ、リヤサスは、トーション・ビーム式です。
 e−POWERが好評な、日産のミニバン、セレナも、価格は、ほぼ、
 300万円級以上の車なのに、FF(前輪駆動)については、トーション・ビーム式です。
 セレナの場合は、4WD仕様になると、リヤサスが、マルチリンクになります。

 ま、300万円、400万円もする高級車の中にも、
 トーション・ビーム式のリヤサスを採用している車種が、多数あるので、
 この点は、あきらめる事にしました。


   コンパクト・カーとの違い
 これまで、「軽自動車は、買わない・・・」と考えていました。
 価格帯は、コンパクト・カーと、同じです。

 しかし、諸々の事情があり、やはり、維持費を考えると、
 どうしても、軽自動車になります。

 そして、価格的には、ほぼ、同じ価格帯のコンパクト・カーより、
 数年後のリセールバリューは、軽自動車の方が高いと言う事も見逃せません。
 時代は、やはり、軽自動車を無視する訳には、行かなくなっています。


   安全性の向上
 そして、安全性も、飛躍的に向上。
 まず、事故を「起こさない」ための「予防」装備が、「自動ブレーキ系」の
 精度を一気に上げる事で、事故リスクも減りつつあるようです。


   カーテン・エアバッグ
 また、エアバッグ類も、サイド・エアバッグに加え、
 「カーテンエアバッグ」が装備される車種が増えてきました。

 自動車評論家の数名は、「軽自動車買うなら、最低でも、カーテン・エアバッグが
 装備された車を買うように」と述べています。

 車幅が狭く、乗用車・大型車より、サイズも小さく、重量も軽い軽自動車は、
 ぶつかられると、つぶれしろが少ないので、当然、ちょっとした横からの
 追突等で受ける衝撃は大きくなります。
 そこで、それらのリスクを少しでも、和らげる物として、最低でも
 「カーテン・エアバッグ」は、必要と言います。

 そうやって見てみると、意外に、カーテン・エアバッグまで標準装備、
 又は、オプションで選べる車種が少ない事を知りました。

 「軽自動車を購入するなら、カーテン・エアバッグは、極力、妥協せずに
 装着する」と、自分の中での「最低限の基準」を設けて、選ぶ事にしました。

 
   1店舗目:三菱自動車
 朝一番で、まずは、GG2Wでお世話になっている販売店に行きました。
 それにしても暑い。さすがに、エアコンONして走りました。
 EVバッテリーは、販売店到着時点で、半分以下に減ってました。
 EV普通充電をお願いしたら、この日は、不動車が、充電エリアに停められており
 充電設備が使えないとの事。
 今回は、充電を、あきらめました。


   ekスペース
 ekスペースは、カーテン・エアバッグが、装備されていません。
 オプションでも、用意されていません。
 従って、最初の時点から、「対象外」でした。

 GG2Wの車検が、2019年2月なので、車検の見積もりの概算を
 出してもらう用事がありました。
 その「ついで」に、参考程度に、「対象外」の車種ながら、
 試乗させてもらう事にしました。

 尚、ekスペース=日産:DAYZ ROOXと中身は同じです。
 日産DAYZ系との乗り比べも、不要になります。


   デリカD:5試乗車
 その他、この日は、デリカD:5のフロントの内側に、2本の棒を入れた
 「COXボディダンパー」の有り・無し車両の乗り比べ試乗会も開催されていました。
 これも体験。
 確かに、乗り比べると、色々と違う事にビックリ。
 ドアの閉まり音さえ、変わるのには、驚き。
 それも体験させてもらいながら、ekスペースの試乗を行う事にしました。


   プロの評価
 評論家からは、ekワゴン、ekスペース(日産DAYZ)系のノンターボに
 ついては、酷評を受けています。

 ターボ車は、それなりにパワーは、出るそうですが、それでも
 いろいろな面で、マイナス評価の多い車両です。
 買う気は、全くありません。

 ライバル他社の同等の車に比べて、全体的な性能が、ワンランク下の印象が
 強いとの指摘が、あちこちのメディアでも、報告されています。

 ブランド・イメージも良くないので、リセールを考えると、あまり 
 積極的に、選びたくない車種です。
 でも、もし、特上の条件が出るなら・・・可能性は、あります。

 でも、基本的に、もし、買う事になったとしても、
 買うなら、「日産ブランド」の「DAYZ ROOX」の方にします。
 三菱ブランドと、中身は、全く同じですが、ブランド力の違いで、
 数年後のリセールも違う事は明らかです。




   試乗車
 とにかく、試乗させてもらう事にしました。

 ただ、用意されていた試乗車は、2018年5月に、仕様変更で
 大きく改良された「ekスペース」の試乗車では、ありませんでした。
 2018年5月の仕様変更、実は・・・

 「人も検知するようになった」と言う最新のブレーキアシストになりました。
 「ぶつからない機能」が、大幅に進化した訳です。

 所が、試乗車は、少し古いため、その機能が、付いていません。
 (ま、緊急ブレーキ系は、試乗で試せる訳でもないので、試乗においては、
 その最新式緊急ブレーキの有無は、気にしていません)


   ターボモデル試乗車
 試乗車は、「ekスペース・カスタム」のターボモデルです。
 最上級グレードとの事でした。
 ekスペース、DAYZ ROOXは、ノンターボでは、まともに走らないと言う声が
 非常に多く、営業の人でさえ、同じ事を言いました。
 ek系(DAYZ系)を買うなら、ターボモデルだそうです。


   他車との違い
 評論家の評価が悪く、一般ユーザーのブランド・イメージも
 悪い車ですが、ekスペース(DAYZ)系の他車との大きな違いは、
 後輪のサスペンションが、3リンク式である事。
 ま、ほぼ、トーション・ビーム式リヤサスペンションと、実質同じだそうです。 
 しかし、更に、コストがかからないとの事。そして、若干、頑丈だそうです。
 乗り心地については、トーション・ビーム式の方が、良いと言う情報もあります。


   質感
 車内の内装の質感が良い。
 後席のシートの長さ、前席より、3cm長いそうです。
 
 この点は、ホンダの軽自動車も、似ていますが、軽自動車であっても、
 シートの長さ、厚さを、しっかり確保し、乗り心地などを犠牲にしないように
 こだわって、作られています。
 これは、すごい所です。

 ガソリンタンク容量も大きい。満タンで、30ℓ、給油出来ます。
 他車は、燃費データを良くするため、満タンを、25ℓとか、27ℓ程度に
 している車種が多いのです。

 もし、燃費データの良い他車も、ek(DAYZ)系と同じように、ガソリンタンクを、
 最大30ℓ給油出来るようになっていれば、もっと、カタログ燃費は、落ちるはずです。

 燃費は、その車種のガソリンタンクを、満タンにした状態から、計測開始します。

 その為、わざと、ガソリンタンクの容量を減らして、満タン時のガソリンの重さを
 少しでも、軽くして、重量の不利を、何とか、減らして、カタログ上の燃費を
 伸ばそうとしている訳です。

 燃費試験は、燃料タンクが、満タンの状態から計測をするので、
 満タン時のガソリン量が少しでも少ない方が、「良い燃費結果」を出すには有利になります。

 ek(DAYZ)系は、一度、燃費データ改ざん問題で、イメージダウンしましたが、
 他社も、燃費データを良くするために、色々、グレーゾーンのギリギリな所で、
 このように「燃料タンクの容量を減らす」と言う裏技で、不正にならない程度の
 「努力」は、していると言う事です。

                                           
   試乗開始
 そして、いざ、試乗。
 試乗車は、「カスタム」の一番上のグレードの2WD・・・とだけ聞きました。


   広い視界
 座ってみると、天井が高く、窓が広く、視界が良い。
 逆に、自分が、ショールームの人形のように、外から、中をジロジロ
 見られているのではないか?と錯覚する程、窓が広くて、中が見られている
 気持ちになってしまいます。

 
   運転感覚
 走り出しは、まずまず。
 ターボが効くと、それなりに良い加速をします。
 しかし、その後は、全体的に、ギクシャクの連発。

 一定速で走らせたいのに、アクセルにリアルに反応せず、速度が
 上がったと思うと、何か、ガクンと制御が入ったり・・・
 アクセルオフした時の制御も不自然。
 正直言うと「乗りにくい車」だと思いました。

 ターボ付きなので、ある一定の速度になると、ターボ過給が始まるのか?と思うと、
 ターボ過給しているのか?が、わかりません。(他車も、最近は、ほぼ同じ感じです)
 非力ではありません。その点は、評価出来ます。

 アクセルを踏んで、「自分が、この速度まで加速したい」と言う気持ちで
 アクセルを踏むのに、その速度に、中々上がらない。
 アクセルオフすると、ガクッと、何かの振動があったり、減速時に、エネルギー回収
 しているのかもしれませんし、強めにエンジンブレーキをかけて、少しでも燃費を伸ばそうと
 しているのかもしれませんが、全体的に、ギクシャクの連続。

 とにかく、自分が走りたい速度に合わせるのが難しく、常時、アクセルを微妙に踏んだり、戻したり、
 微調整を強いられる状態です。

 ステアリングまわりは特に、問題もないと思います。
 ただ、エンジンのギクシャク感の方が気になって、ステアリングのフィーリングとか、
 パワーステアリングの制御や、乗り心地などに、あまり気がまわりませんでした。
 乗り心地は、そんなに悪いと思いませんでした。

 しかし、全体的には、エンジンの制御がいま一つと言う印象でした。


   やる気のない営業?
 試乗から戻ると、担当営業は「購入して、すぐ、九州に持って行くなら、最初から、九州で
 商談して、あちらで買った方が良い」と言われました。

 でも、住民票が、こちらにあるから、自分は、こちらでしか登録出来ない。
 九州で商談して、いざ、購入となると、住民票は、こちら。
 九州の販売店が、遠方の陸事に来て、わざわざ、手続きするとは、考えられない。

 他の販売店に相談しても、その「登録手続き」の点を考えると、やはり、こちらで買って、
 持って行くのが、無難なやり方。

 免許を持っていない親の名義での登録方法も可能ですが、親の年齢を考えると、将来的に、
 もしもの事があると、その後が、面倒な事になってしまいます。
 だから、こちらでの購入・登録と言う事で、試乗と見積もりをお願いしたのですが・・・


   特殊事情
 ただ、どうやら、三菱に関しては、現地の「**三菱」と言うのが、「かなり特殊」だそうです。
 その噂は、20年以上前から、自分も色々な人から、聞いた事があります。
 
 自分の所で買わなかった三菱車を持ち込むと、非常に、冷たい・・・とか、
 対応が悪い・・・本部側から、コントロールが出来ないほど、独自路線でやっている・・・
 とも聞いた事があります。

 実際、自分も、「GG2W」で九州まで行った時、ディーラーで、急速充電をお願いしてみると、
 「どこの販売店で、購入なさいましたか?」と質問され、「九州の系列で購入していないと、
 急速充電は、有料」と言われました。

 当時、全国的には「三菱のディーラーでの急速充電は、(当時の)チャデモカードを持っていれば無料」
 だった時代です。

 当然、九州の三菱ディーラーも、チャデモカードを提示すれば、無料だと思っていたのに
 「うちの系列で購入していないお客さんは、有料」と、言われました。

 この時は、結果的に、まだ、遠方から急速充電に来たお客さんが、めずらしかったので、
 特別に無料にしてもらいました。

 でも、この時「九州だけは、充電無料化の制度が独自なんだ・・・閉鎖的だな」と思いました。 
 このような経験もあるので、九州方面の三菱は、特殊と言う営業の説明は、
 まんざら嘘でもなく、良く理解出来ました。

 恐らく、関東圏から転勤で、九州方面に行ったお客さんからも、同様の不満などの声が
 この営業には、届いているのでしょう。


 更に、営業の人は「どうせ、ここで売っても、その後、すぐ、九州に持って行かれてしまえば
 購入後の点検入庫の可能性もないので、購入後の自分の成績のメリットもない」と
 頭の中で、そろばんをはじいたのでしょう。

 「今後の成績に、直結しない商談は、無駄である・・・」と、判断したようです。
 自分は、元々、GG2Wも、ここで買った訳ではないので、この営業、こんな人なのね・・・と
 思っただけで、終わり。

 ま、どうせ、eKスペースを買う可能性は、試乗して、ゼロになったので、
 関係ないのですけどね。

 ついでに、日産の販売店に行く手間も省けました。
 車として、エンジン系の制御が、気に入りませんでした。

 あと、マイナーチェンジして、顔つきが格好悪くなりました。
 唯一、何とか、受け入れられるのが、高額な方の「カスタム」です。

 ek(DAYZ)系を選ぶ場合は、高額なカスタム系を選択しなければならないと言うのも、
 いま一つの理由でした。

 と言う事で、三菱・日産の軽自動車は、「脱落」です。


   ノン・ターボ車のスペック
 なぜ、ekスペース(DAYZ ROOX)系のノン・ターボ車のエンジン性能の
 評判が悪いのか?
 カタログスペックを比較しただけでも明らかに、他社に劣っている事がわかりました。

 ek(日産:DAYZ)系のノン・ターボ車  
 最高出力 :49馬力/6500回転。
 最大トルク:6.0kg・m/5000回転。



 ライバル他社は、次のようになっています。

 スズキ・スペーシア/ハスラー等のノン・ターボ車
 最高出力 :52馬力/6500回転。
 最大トルク:6.1kg・m/4000回転。



 N−BOXのノン・ターボ車
 最高出力 :58馬力/7300回転。
 最大トルク:6.6kg・m/4800回転。


 ライバル他社は、だいたい、ノン・ターボの場合の馬力が、
 50〜52馬力程度です。
 最大トルクも、少し、多め。

 ホンダのN−BOXは、驚きの「ノン・ターボなのに58馬力」と、断トツの高性能です。


 それに比べると、ekスペース(DAYZ ROOX)系は、馬力も
 最大トルクも、劣っています。

 だから、「ノン・ターボは、非力で、日常使いでは、使いにくい」と
 言う声が多いのかもしれません。


   i−VTECエンジン
 逆を言うと、ホンダN−BOXのノン・ターボは、すごい。
 ターボなしなのに、馬力が58馬力もあります。
 ただ、その時のエンジン回転数が、7300回転と言う、超・高回転。
 バイク並みの高回転まで、まわさないと、最大の馬力が出ない事になっています。

 尚、N−BOXのノン・ターボエンジンは、軽自動車初採用の「i−VTECエンジン」です。
 だから、ここまで、高回転型の、すごいスペックなのだと思います。
 ちなみに、同じN−BOXでも、ターボ仕様は、i−VTECエンジンではありません。
 少し残念。


   三本和彦さんの話
 「新車情報」と言う番組で、数々の車を試乗し、テレビで紹介していた三本和彦さん。
 三本さんが、言っていたのを思い出しました。

 「車を買う時には、必ず、試乗をした方が良い」
 「試乗する時に、何を、確認するのか?ですが、まずは、自分が走りたい速度で、
 きちんと走れるか?自分が走りたいと思っている速度に、中々、加速出来なかったり、
 スピードを安定させる事が出来なかったり、曲がりたいと思った方向に
 きちんと曲がってくれるのか?などは、最低でも確認なさい。」
 「停まりたいと思った時に、ブレーキを踏んで、自分の意思と同じ場所に
 きちんと、スムーズに停まれるか?」なども確認なさい・・・
 などと、言っていました。

 ekスペース(DAYZ ROOX)は、それが、自分の感覚では、出来ない車でした。
 お乗りになっている方、たくさんいるので、他の皆さんは、問題ないと思いますが、
 個人的には、自分には、合わない。
 自分は、あやつりにくい車と感じました。

 と言う事で、1車種(日産含めると2車種)脱落。
 見積もりを頂く以前の問題で、終了となりました。

 次は・・・・



つづく

12−2.

14.真上から車を見たモニターは便利。ekスペースには装着されています。

15.2018年5月の仕様変更で、緊急ブレーキのシステム性能を大きく向上させました

16.歩行者を検知出来るようになりました。実は夜間の歩行者も検知出来る能力があるのだそうです。

17.エアバッグはサイドまで。カーテン・エアバッグは、なし。オプションでも、
カーテン・エアバッグが選べないので、この時点で、ek、DAYZシリーズは候補から脱落

18.リヤサスは3リンク式。他車は、4WD以外、トーションビーム式がほとんど。
軽自動車は、ほぼ、リヤ・ブレーキが、ドラムブレーキ。これは、仕方ないようです。

19.ガソリンは満タン30ℓ。これはすごい。ノン・ターボのスペックを見ると明らかに
他車より劣ってます。これでは、まともに走らないのも明らか。
他車は、ノンターボでも、58馬力程度、出してます。最大トルクも、もっと低いエンジン
回転数で、最大トルクを発揮する味付けになっています。

20.2019年のフルモデルチェンジに期待したいです。

21.このダンパーを採用した箱根のタクシー会社は、お客さんが峠で車酔いしなくなったとの報告が。

22.デリカd:5と、ミラージュは、販売店の試乗車。お得かな?

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