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2019年1月1日−2019年1月31日


 

1.山中湖出発。富士山は、雲が少しかかっていました。

2.午後5時15分〜午後5時30分頃の山中湖周辺の外気温は、−3℃

3.峠の登り坂を走っている時のエンジン回転数は1500〜2000回転前後で推移。

4.暗くなったので、オートライトの能力も確認出来ます

5.新御坂トンネルに突入します

6.エコプロモード時にはエンジン回転数が表示されないので不明。平均燃費14.2km/ℓ


8.

9.小瀬リンク駐車場に到着。平均燃費は、16.8km/ℓに伸びました。

10.オド・メーターは3118km。ガソリンスタンドから98km。

11.小瀬リンク駐車場に到着。

12.ドアノブに、照明がついてます。
※当サイトに書いている内容、掲載している写真を管理人に無断で使用する事を堅く禁じます。



2019年1月1日−1月31日


年:九紫火星(きゅうしかせい) 戊未(つちのと ひつじ)五黄殺:南西/暗剣殺:北東/水火殺:なし 歳破:北北東
月:三碧木星(さんぺきもくせい) 乙丑(きのと うし) 五黄殺:西/暗剣殺:東/水火殺:なし 月破:南南西

 

  1月26日(土)
   
  
 
  BMW X3(G01型)試乗


   ACCの精度
 尚、X3には、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)が標準装備です。
 使ってみましたが、ま、最近は、どの車にも装備されているので、特に驚く事はありません。
 前車追従型ですが、前車が完全停止するまで、追従します。
 完全停止後、ブレーキ・ホールドもやってくれます。
 フット・ブレーキを踏み増す必要など、ありません。

 X1には、この「ブレーキ・ホールド機能」が存在しないので、この機能の有無は
 疲れ方に大きく影響する事を実感しました。

 しかも、停止中は、きちんと、アイドリング・ストップも行ってくれます。

 信号停止後、青になってスタートする時は、ステアリング左側にある、
 ACCの速度設定ボタンを軽く手で押すか、アクセルペダルを軽く足で押すと、
 再度、設定速度まで、前車がいる場合は、追従しながら、加速します。

 制御のギクシャク感は、一切ありませんでした。普通に、安心して使えます。


   距離設定
 尚、ACC(前車追従)走行時の「前車との距離」は、数段階、設定が可能です。
 BMWの場合、一番遠くに設定しても、前車に、かなり近い感覚がありました。
 車間設定を、一番短くしてみると「あおり運転」と、誤解されてしまう位、
 近過ぎる印象がありました。
 これに関しては、メーカーによって、かなり、考え方・感覚が、マチマチです。
 実車試乗して確認するしかありません。
 BMWは、全体的に、「近い」と個人的には感じました。


   走り方
 尚、今回、走り方を、ある程度、決めました。
 X1をレンタカーで借りた時には、ACCが付いていなかった為、すべて、自分の感覚で、
 アクセルワークを決める事が出来ました。

 X3は、ACCが付いています。ACCで、完全停止状態から、設定速度までスタートすると、
 「設定速度まで」、ものすごい勢いで加速してしまいます。
 「早く、設定速度まで、加速しなければ」と判断してしまうようです。


   機械には、わからない
 ここは、どうしても「機械」です。
 ふんわりアクセルで加速するべきなのか?とにかく、ご主人様が設定した速度に
 「早く加速しなければ」と、あわてて加速した方が良いのか?判断出来ません。

 「先の信号が、赤になったので、あわてて加速しなくても良いのに・・・」などの状況も、
 機械には、わからない訳です。

 従って、X3で、ACCを使って走る時には、「信号停止からの加速」について、面倒ですが、
 一旦、ACCを解除する事にしました。

 そして、状況を見ながら、人間の判断で、ゆっくり加速し、ある程度、交通状況の流れを見て
 「このままの速度で、前車追従して走っても無駄な加減速は不要」と言う状況になった時に、
 ACCをONして、追従走行に切り替えました。

 尚、峠のカーブが続く場所などでは、当然、ACCはOFFです。
 エンジンブレーキについても、シフトレバーを、+−を切り替えながら、
 なるべく使うようにしました。
 ただ、コースティング状態で、下って行った方が良いのか?わかりませんでした。

 でも、カーブがキツく、下り坂の勾配も急な部分では、やはり、シフトレバーを使って
 エンジンブレーキを強制的に効かせながら降りて行くのが、一番だと感じました。
 強烈なエンジンブレーキを使うと、燃料はカットされるし、平均燃費も、どんどん増えて行きました。


   加速時
 尚、ACCを使った、信号停止からの加速を行うと、エンジン回転数を、一気に
 2000回転程まで上げて、かなりアクセルを踏み込んだような状態で、加速しました。
 そこで、加速時のACCをOFFして、自分の足で加速する時には、
 エンジン回転数1500回転程の所を越えないように加速して、流れに乗る事にしました。
 逆を言うと、1500回転程度までまわせば、充分、加速してくれます。
 2000回転まで、まわすのは、まわし過ぎ。余計な燃料を消費するだけだと感じました。

 つまり、ACCの自動加速をすると、「エンジン回転数を、上げ過ぎてしまう」のです。
 やはり、このような微妙なアクセルワークと判断は、人間には、かないません。
 この小さな蓄積も、燃費伸ばしに役に立つのでしょうか?良くわかりませんが、
 とにかく、そのようにして、走る事にしました。


   ディーゼルエンジン 対 電気モーター
 尚、普段、PHEVに乗り慣れているので、EV系の場合、完全停止から、一定速度までの
 加速については、電気モーターが、グイッと、強い力で、加速してくれる方に軍配が上がります。
 ガソリンエンジン・ディーゼルエンジン車のように、低速にはトルクが不足していると言う状態には、ならないのです。

 だから、久々にディーゼルエンジン車に乗り換えると、完全停止状態から、
 時速40km前後までの加速域が、どうしても、スカスカの力不足に感じました。
 この感覚は、X1も、X3も、同じです。

 ただ、これでも、最新ディーゼルなので、昔のディーゼルのように、アクセルを踏み続けても、
 全く加速しない・・・と言う、ひどい状態ではありません。

 トルクのないガソリンエンジン車より、充分、力があります。
 また、以前、試乗した、フォルクスワーゲン・ティグアンのディーゼルに比べると、
 X1も、X3も、同じ低速域の力強さは、BMWの方が、圧倒的にあります。
 そして、ディーゼルのカラカラ音や振動も、BMWの方が、少な目です。
 この速度域については、ボルボXC60ディーゼルより、優れています。
 
 でも、どうしても、EV系の電気モーターのグイグイと来る力強さに慣れてしまうと、
 「少し、物足りない」と思ってしまうのです。
 逆を言うと、ハイブリッド車、EV車系に乗ってしまうと、このモーターのグイグイ感、
 魅力的なんですよね。

 だから、一度、ハイブリッド車や、EV車系のモーターのグイグイ感の強い車に
 乗ってしまうと、離れられない・・・と言う人が多いのも、わかる気がします。

 ディーゼルも、素晴らしい。電気系のモーターグイグイも魅力的。
 しかも、電気モーター系は、静かですからね。
 うーん・・・・悩みます。


   ステアリング制御
 尚、ステアリング制御も、少し、付いています。
 一応、車線を見ていて、「センター」を維持するように、ステアリングが動きます。

 ただ、カーブの時などに、追従出来るのか?と言うと、ほぼ、役に立ちません。
 そして、直進している時に、例えば、路面の途中に右折専用車線が登場したり、
 ゼブラゾーンが描かれていたりすると、「センターがどこなのか?」、かなり迷い始めます。
 そして、結局、「これがラインだろう」と言う判断が、混乱したまま、とんでもないラインを「左右の線」と
 判定して、反対側の車線に飛び出すようにステアリングを動かそうします。

 また、通常の「直進」している片側1車線の単調な道路では、全体的に、
 「ものすごく右側に寄ろうとする」と言う「クセ」があります。

 人間の感覚だと、「そこまで右に寄ると、対向車線に車と接触するよ」と思う位、右側に寄ります。
 時には、センターラインをはみ出しかける状態、センターラインを実際に、踏んでしまうまで、右に寄ります。

 やはり、「左ハンドル国」で開発されているからなのか、左ハンドル国の場合の「右に寄る」=「路肩に寄る」なので、
 左ハンドル国をベースにした「余裕を見て右に寄せる」と言う制御が、入っているように思います。

 これ、メルセデスベンツのシステムも、同じです。
 メルセデスも、やたら、右に寄りたがります。
 結局、メルセデスの時も、今回のX3も、右に寄り過ぎると、人間が、手で、左に寄せ直すと言う「制御」が必要でした。

 また、ステアリングアシスト、弱い時もあれば、かなり強烈に、強い力で、ステアリングを動かそうとする時もあります。
 しかも、そのような時は、人間の感覚で言うと「そのまま、そちらに動くと、ぶつかるよ」と言うような場面に多い。

 ステアリングアシスト、強烈に強い力でアシストする時もあれば、弱くアシストする時もありました。
 この制御の違いなどは、お借りした短時間では、解明出来ませんでした。

 ただ、何も付いていないより、いざと言う時に、多分、制御してくれると思います。



   長い下り坂の走り方
 尚、今回、御坂峠の頂点から、甲府市内に向けた「長いゆるやかなカーブが続く下り坂」は、
 どういう走り方をしようか?迷いました。

 1週間前にレンタカーで走った時は、元々、X1に、ACCが装備されていなかった為、 
 坂道の下りは、単純に、「シフトレバーをマイナス」にしながら、シフトダウンを繰り返して、
 エンジン・ブレーキを強めに効かせて、下り続けました。
 エンジン・ブレーキを効かせている時は、燃料カットしますので、省燃費運転になります。

 今回、X3は、ACCが標準装備です。
 ACCをONして、下り続けると、どうなるのだろうか?を試してみる事にしました。

 御坂峠の新御坂トンネルを出て、甲府方面に下る道は、トンネルを出た直後の右カーブ、その先にある左の
 へアピンカーブエリアを過ぎると、あとは、ゆるやかなカーブが続く下り道になります。
 前車が走っていると、前車に追従しながら、くだれます。
 前車がいなくても、速度設定が、適切であれば、カーブを曲がり切れないような事なく、下ってくれます。

 このように、ACCの速度設定して、前車追従しながら、下る場合、エンジンブレーキと言うのは
 強烈には、効いていません。
 恐らく、それなりに、コースティング(滑走)状態で、燃料カットしながら、降りていると思いますが
 この下り方で、今回は、走り続けてみました。

 ECO PROモードでは、コースティング(滑走)状態を表示する事が多く、下り勾配がキツくなると
 CHARGEの所にメーターが移動しました。
 どちらにしても、ほぼ、燃料を使う事なく、下っていると言う表示を続けました。

 もし、この区間を、ACCでの追従型で下るのではなく、ACCをOFFして、人間の感覚で、
 下りの勢いが付き過ぎた時には、シフトレバーのマイナスを使って、エンジンブレーキを
 強めにしながら下ると、どう違うのだろうか?と、思いました。

 手動で、シフトレバーをマイナスにすると、強めのシフトダウンを行うので、
 エンジンブレーキを効かせる時に、エンジン回転数が上がり、それなりに騒音も大きくなります。
 ただ、その状態でも、エンジンブレーキを効かせているので、燃料は、カットされています。

 もし、次に、走る機会があれば、ここを、ACCで下るのではなく、シフトレバーをマイナス操作しながら
 走り比べてみたいな・・・と思いました。
 違いが出るのか?どちらでも、変わらないのか?現時点では、わかりません。


   小瀬リンク到着
 そして、小瀬リンクに到着しました。

 給油所から、小瀬リンク駐車場までの走行距離は、98kmとなりました。 
 車載燃費計の平均燃費は、16.8km/ℓとなりました。
 X3ディーゼルのJC08モードのカタログ燃費が、17.0km/ℓです。
 あと一歩で、カタログ燃費と並んだのに・・・少し、くやしいです。

 尚、X1で、ほぼ、同じように走った時の同じ区間の平均燃費は、19.8km/ℓでした。
 X1ディーゼルのJC08モードは、19.6km/ℓなので、
 この時点で、カタログ燃費越えをしていました。

 X3は、残念ながら、カタログ燃費越えは、出来ませんでした。

 では、復路で、どれ位、挽回するか?です。

 思った程、伸びないのか?予想以上に伸びるのか?ここまでX3を運転してきた感覚では、
 やはり、重量が重いと言う印象が強いので、さほど、伸びないと予測しました。
 タイヤも、X1より2インチも大きい19インチですから。


   氷上の趣味の試合
 この日、午後8時30分〜氷上の趣味の試合の日でした。
 このために、ここに来る用事があったのです。
 丁度、これに合わせて、X3をお借りする事が出来たのです。


   カタログではわからない
 尚、外が暗くなり、ライト類を使う時間帯になると、カタログでは、中々表現されない部分が、
 色々と見えて来ます。
 実は、試乗と言うのは、昼間の短時間では、わからない事が、多数あります。
 だから、日没の早い秋〜冬場には、もし、新車の試乗をするなら、午後5時以降に行くと、
 ライトまわりの事がわかり、意外な発見があったりします。


   ドアノブライト
 今回、外が暗くなって、駐車場に車を停め、車を降りて、ビックリした事がありました。
 ドアノブの4ヶ所すべてが、光っていました。
 しかも、その光、路面を照らしていました。

   バームクーヘン?光のじゅうたん
 その照らし方が、オシャレでした。
 バームクーヘンのように照らすのです。これは、シャレています。
 恐らく、イメージは、光のじゅうたんだと思います。
 こんな配慮が、面白い。そして、驚きます。
 カタログには、このような事、どこにも触れられていませんでした。


   アンビエント・ライト
 このバームクーヘンのような、光のじゅうたん、アンビエント・ライト
 (ウェルカム・ライト・カーペット付き)と言うオプション装備だそうです。

 このオプションは、「x LINE」と、「M Sport」に装着可能。
 「M40d」に、標準装備です。
 スタンダードには、装着不可能です。
 スタンダードは、X1と同じように、ドアノブ4ヶ所をLEDで照らすだけです。

 尚、この「アンビエント・ライト」のオプション価格は、5万円です。
 しかし、単体で、装着不可能です。

 「アンビエント・ライト」を付けるには、
 「ハイライン・パッケージ」と言う、別のオプションを装着しておかないと、付けられません。
 ハイラインパッケージと言うのは、「x LINE」の場合、103000円。
 ランバーサポート、リヤシートヒーター、インテリアが豪華になると言うオプションになります。

 「M Sport」の場合の「ハイライン・パッケージ」のオプション価格は、224000円になります。
 なぜ、「x LINE」と同じ「ハイライン・パッケージ」なのにオプション価格が、こんなに違うのか?と言うと 
 「M Sport」の場合は、元々が布シートです。
 これが、「本革シート」になるので、本革シート代の分だけ高くなるのです。

 「xLINE」は、本革シートの部分は標準装備のグレードなので、ハイライン・パッケージのオプション代が、
 もともと付いている本革シート分、安いと言う事になります。

 アンビエント・ライトを付けるには、このハイライン・パッケージを付けないと、付けられませんので、
 「x LINE」の場合は、103000円+50000円。
 「M Sport」の場合は、224000円+50000円を払って、やっと、装着出来る装備です。

 スタンダードは、ハイライン・パッケージさえ、選べません。アンビエント・ライトも、当然、付けられません。
 ま、アンビエント・ライト、いらないです。
 夜、乗る事が少ない人は、いらないと思います。





   オートハイビームLEDヘッドライト
 尚、ヘッドライトはLEDです。
 オート・ハイビーム機能が付いてます。
 そして、「部分的に自動的にハイビーム」にする機能も付いているとなっています。
 夜間、暗い峠道や、田舎道を走っていると、オート・ハイビームは、確かに、機能します。
 しかし、思いっきり不満。

   メルセデスの場合
 メルセデスベンツのLEDオートハイビームヘッドライトを体験してしまうと、
 X3のLEDオートハイビームは、あまりにもショボ過ぎると感じました。

 メルセデスの場合は、定規で線を引いたように、「照らす所と、照らさない所」が、
 クッキリ、ハッキリわかります。
 この性能、実際に体験すると、ものすごく感動します。

 例えば、前方に、オートバイが走っていたとします。
 すると、オートバイのバイク部分と、乗っている人の部分だけを、長方形のように、そこだけ、
 ヘッドライトの明かりを当てないのです。
 その両サイドから、広範囲に渡っては、明るく、クッキリ照らします。

 対向車線から車が走ってくると、かなり遠くから走って来ている段階で、その車の部分だけ、照らさない。
 そして、近付いて来るに従って、その車を追いかけるように、その部分だけ、照らさないのです。

 唯一、「照らしてしまうと、まぶしくて、迷惑だろうな」と感じるシーンは、「散歩している犬」を照らしてしまう事。
 あと、夜間に散歩している「人」も、比較的、検知しにくいようで、照らしてしまう事がありました。


   ステアリング操作連動ライト
 X3は、ステアリングを左右に切ると、ライトを当てている場所も、少し、動くのですが、
 全体的に照らしている一部の、ステアリングを切った方向(進む方向)を、更に少し、明るめしてくれます。
 ただ、その明るめにする明るさは、あまり変わらない印象なので、たいして感動しません。

 ただ、ステアリングを左右に切るのに合わせて、照らしている場所と、照らされない場所を、ハッキリ・クッキリ
 分けてしまい過ぎると、運転している人、同乗している人が、「車酔い」してしまいそうになります。
 これは、マツダ車の夜間試乗をした時に体験しました。

 VR眼鏡をかけて、ゲームをする時に酔ってしまうタイプの人には、左右連動ライトで、
 照らしている場所・照らしていない場所のコントラストがクッキリし過ぎていると、
 酔ってしまうかもしれません。

 左右にステアリングを切った時に、ステアリングを切った方向の明るさを「曖昧」にしていると言うのは、
 逆に、「車酔い」を避けるための配慮だと思うと、その点は、優れていると思いました。

 ただ、直進時、直進道では、メルセデスのように照らしている所と、照らしていない所を
 もっと、ハッキリした方が、良いように感じました。


 どちらが、自分の好みなのか?は、それぞれ、外が暗い田舎道や、峠道を、夜間運転してみないと、
 わからないだろうなと思います。



   オート・ハイビームの精度
 X3に関しては、まず、「ボヤーッと照らす」ので、線を引いたように「ここは照らす、ここからは照らさない」と言う
 「区切り」が、全くわかりません。
 「区切り」をハッキリさせていないのは、照らしていない部分に隠れている「人」、「野性動物」などが、
 ある程度、発見しやすいように・・・と言う考えの元で、そうしているのかもしれません。

 そして、オートハイビームの「下げる」の精度が、非常に甘過ぎです。

 対向車線から車が走って来ても、かなりギリギリまで接近しないと、ロービームに、切り替えてくれません。
 と言うのか、完全に対向車線の車の乗員の顔を、ハイビームで照らした後、やっと、ロービームに切り替わる事が多過ぎます。
 他の被写体に対しても、全く同じ。
 ロービーム、ハイビームの照らす場所は、おおまかに、4区分したエリアで、ロー・ハイを切り替えるようですが
 ほぼ「役に立たない」と思いました。

 いつまでも、ロービームに切り替わらないので、あわてて、手動で、切り替える事が、何度もありました。
 このオートハイビームの精度や、照らし方については、軽自動車のN−BOXの方が、かなり優秀です。

 X3のオートマチック・ハイビームは、現時点で、使い物にならない。N−BOX以下。
 当然、メルセデスのLEDヘッドライトと比べると、天と地の差がありました。
 ここは、もっと、改善して欲しい部分です。
 ただ、最新のBMWの他車種は、すごい最新技術のライトを登載しているようなので、今後、
 新世代LEDヘッドライトが、X3にも採用される事を期待するしかありません。


   平均燃費推移
 そして、復路の平均燃費の推移を見ていました。

 往路の目的地、小瀬リンクまで走って、車載燃費計の平均燃費は、16.8km/ℓに伸びました。
 その後、復路では、長い急勾配の登り坂が続く、御坂峠を走ります。
 新御坂峠の頂点から、再度、河口湖に向かって下ります。その後、富士吉田市内は平坦地。
 そして、その後、忍野村に向けて、急な登り坂を登り、その後、山中湖までは、じわじわ、ゆるい登り勾配。
 そして、山中湖の別荘地を抜け、一気に籠坂峠の頂点まで登りました。


   帰りの登り坂ピーク
 ここで、この日の急な登り坂は、ピーク。
 この時点での車載燃費計の平均燃費は、15.4km/ℓ燃費
 ここからは、一気に、下り続けます。
 ACCはOFF、シフトレバーで、マイナスにしながら、強めのエンジンブレーキを多様。
 そして、下り続けました。
 国道246号で、一旦、平坦地になり、その後、ジワジワ下り続け、
 最終的に、松田町の辺りで、車載燃費計の平均燃費が、ピークに到達しました。
 その時点で、平均燃費は、17.5km/ℓを表示しました。

 車載燃費計が、MAX表示した位置は、1週間前に、レンタカーで乗ったX1と、全く同じでした。
 平均燃費の移り変わり方も、X1と、同じです。


   最後の登り勾配 
 その後、給油所まで、もう一息の所に、急勾配の登り坂が待ってます。
 PHEVの時には、ここで、一気にEVバッテリーが減るので、イヤな坂です。
 X1の時も、この坂を越えるだけで、平均燃費が、20.7km/ℓ→20.5km/ℓと、0.2km/ℓ分、減りました。

 X3では、どうなったのか?と言うと・・・
 17.5km/ℓ→17.4km/ℓに減りました。減ったのは、0.1km/ℓ分です。
 その後、往路で給油したスタンドに立ち寄りました。


   真夜中の値下げ
 尚、このスタンド、夜10時〜早朝5時までは、軽油だけ、リッター2円安くなります。
 これ、S212に乗っていた時も、同じでした。
 あれから、3年経過してますが、変わっていませんでした。軽油だと、得した気分です。

 早速給油しました。

 
   給油
 ここまでの走行距離は、オド・メーター計測で、189km。
 給油は、10ℓ入った所でオートストップしました。
 継ぎ足しするか?迷いましたが、往路も継ぎ足ししたので、同じように継ぎ足しました。
 所が、0.5ℓも入らずに、また、オート・ストップしてしまいました。
 これ以上は、はいらないようです。
 結局、給油量は、10.32ℓになりました。


   驚きの実燃費
 走行距離 189km
 単価   103円(割引後)
 給油量  10.32ℓ
 燃料代  1063円

 満タン法燃費は・・・
 189÷10.32=18.31395km/ℓ


 車載燃費計の平均燃費は、給油所の時点で、17.4km/ℓを表示していました。
 何と、車載燃費計より、良い燃費でした。
 これには、ビックリです。

 車載燃費計の平均燃費も、カタログ燃費(JC08モード)越え。
 満タン法の燃費は、更に上を行く実燃費となりました。

 これには感動です。


   ガソリン車換算
 尚、これが、もし、レギュラーガソリンで、同じコストで走った場合、
 この日のこの時間のレギュラーガソリン代(看板価格−会員割引後と同条件)で比較すると・・・
 レギュラーガソリン 132円

 1063円で給油出来るレギュラーガソリンは、8.05ℓになります。
 189÷8.05=23.47km/ℓ
 リッター23.47km走るガソリン車で、やっと、トントンです。

 PHEVのGG2Wの場合、自宅充電(深夜電力で、満充電まで約120円)
 そして、「無料の急速充電所」などで、2〜3回充電するから、
 リッター35〜45km位で往復しており、このディーゼルとのコストは、
 まだまだ、GG2Wの方が、優位になっています。

 しかし、もし、途中、外部充電せず、自宅充電分だけEVで走り、その後は、通常のハイブリッド走行などで往復した場合、
 過去の経験では、リッター22km程度だったと思います。
 EVで走れる距離が短くなると、リッター20kmチョイだったと思います。
 そうなると、リッター17〜18km走るディーゼルの方が、コストが安くなるのです。

 GG2WのX3ディーゼルとのコストの分岐点は、自宅充電分(深夜電力で、約120円)を加えると、
 リッター26〜27km走った所になります。

 つまり、GG2Wが、自宅充電を含んで、外部で、もし、無料充電をしたとしても・しなくても、どちらでも良いですが、
 とにかく、リッター26〜27kmの燃費で到着すると、やっと、X3の今回走った実燃費(軽油で17〜18km/ℓ)と、
 燃料コストは、トントンになります。

 外部充電した時の「充電待ち」の時間コストは、計算していません。
 もし、その「充電待ち」の無駄な時間コストを考慮すると、完全に、ディーゼルの方が、コストが安くなります。

 リッター20kmオーバーの実燃費を記録したX1だと、更に、コストは有利になります。

 と言う事で、X3の実用燃費、予想以上に良かった事に驚きました。
 しかも、お借りした車は、当然ながら、フルタイム4WD。
 そして、19インチタイヤを履いており、車重は、1860kgです。
 (サンルーフを装着すると、1890kgになります)

 GG2Wも車重は、1890kgなので、ほぼ同じ。
 GG2Wは、夏タイヤが18インチ。スタッドレスタイヤが、16インチ。

 これだけ、X3には不利な条件が揃っているのに、よく走ったなと思います。


   オドメーターの差
 尚、同じように走ったX1と、X3。なぜ、オド・メーター上の距離に
 2kmの差があったのか?考えてみました。
 X1での往復では192km。X3では189kmでした。

 基本的には同じコースでしたが、X1は、昼間の移動だった為、若干、動きが違う部分がありました。
 まずは、忍野村近辺が、道路工事中で、片側交互通行になっている場所が、2ヶ所ありました。その内、1ヶ所は、大きな交差点のド真ん中。
 ここを、往路で通った時に、「帰りは交通量が増えて、渋滞が伸びそうだ」と思い、
 復路では、その交差点を避けるため、1本、手前の細い道で抜けました。

 また、往路では、忍野村のセルバと言うスーパーに立ち寄り、弁当を買いました。
 ただ、この2ヶ所は大きくルートを逸脱した訳ではありません。

 あとは、小瀬リンク駐車場で、停めた場所が違いました。
 X3の時は氷上の趣味の用事があった為、リンク入り口に近い場所に停めました。

 X1の時は、リンク入り口に近い場所が、ふさがっていたのと、
 車両撮影したかった為、周囲に邪魔がいない広い場所まで、少し、遠めに移動。
 ここで、百メートル前後の誤差がありました。

 あとは、復路の国道246号。
 いつも渋滞が激しくなる場所がありました。
 移動時間が、午後3時前後と言う、かなり交通量が多い時間帯であり、
 山北町の周辺、かなり流れが悪くなりかけました。
 そこで、旧道の国道246号に逸れました。
 そちらは、スムーズでした。
 そして、松田町に近い所で、再度、国道246号に合流。

 ここで、走行距離が、ズレたのだと思います。
 基本的には、並走している道路ですが、旧道の方が、カーブが多く、少し、距離が長いのだと思います。
 でも、「夜のいつもの移動」を想定した走り方をしたかった為、
 ここでの渋滞回避は、実燃費を計るためには、必要な選択だったと思います。


   最高燃費
 と言う事で、恐らく、今回の往復燃費は、X3としての、最高の燃費だと思います。
 道路の交通量、流れ、平均速度、信号の引っかかり具合いなどは、夜の氷上練習のために往復する時の
 「理想的な走り方」が、ほぼ、出来ました。
 そして、途中、かなり気を使って運転しました。

 昼間の移動だったり、もっと、交通量が多く、流れが遅めで、信号の引っかかりも多く、渋滞があったり、
 立ち寄りがあったりすると、こんなに伸びないと思います。
 恐らく、走行条件が、もっと悪い事の方が多いと思われるので、通常のこのコースの往復燃費は、
 実際の所、16〜17km/ℓ程度ではないかと予想しておきます。

 また、シーズンオフの時に近所のスーパーや、ホームセンターなどのチョイ乗りだけの
 利用になると、軽く、リッター15kmを切り、恐らく、リッター13〜14km前後の所で落ち着くと思います。

 ま、チョイ乗りだけの平均燃費は、悪くても、S212ディーゼルの実燃費に比べると、良過ぎる位の実用燃費です。
 S212は、SUVではなく、ワゴン式。しかも、FR(後輪駆動)でした。
 フルタイム4WDでも、何でもないのに、全然、燃費が伸びない車でした。


   予想外
 X3をお借りする時、「甲府往復で、実燃費が、15km/ℓ以上走れるのだろうか?」と思っていました。
 「もしリッター15km以上走れば、すごいかも。」と思っていました。
 逆を言うと「リッター15km越えられなかったら、当然、対象外」と思っていました。
 しかし、フタを開けると、軽くリッター15kmオーバーと言う実績となりました。
 悩みが増える事になってしまいました。

 

   本栖湖往復の場合(予想)
 尚、これが、小瀬リンクではなく、本栖湖往復だったら・・・と言うのは、さすがに、
 時間の関係で、出来ませんでした。

 多分、本栖湖を往復する時は、そんなに伸びないと思います。
 理由は、まず、河口湖から甲府市内までの「御坂峠」のような、
 「信号がなく、1000m→250mと言う大きな標高差を、長い時間下り続ける」と言う事が、ないからです。
 だから、下りのエンジンブレーキ多様で、燃費を伸ばす事が出来ません。

 本栖湖に行くには、山中湖を過ぎると、下り勾配はゆるやか。
 更に、富士吉田市内に入ると、昼間の移動だと、だいたい、浅間神社を先頭に、渋滞します。
 市内は、ほぼ、平坦地。惰性で走れません。
 鳴沢村からは、そこそこ、下りや、渋滞なしの道が続きますが、標高差が、そんなにありません。

 また、本栖湖からの戻り道は、山中湖まで、微妙に登り続ける道。しかも、渋滞が激しい。
 燃費を伸ばせるのは、籠坂峠を下って、国道246号の途中までです。

 恐らく、本栖湖往復だけの場合は、リッター15km前後ではないでしょうか?
 それでも、このクラスのフルタイム4WDで、軽油で、リッター15km走れば立派です。
 他のSUV車で、同じ位の燃費を出すハイブリッド車は、ありますが、燃料がガソリン。
 燃料代の差で、完全にX3が優位です。


   PHEV 対 ディーゼル
 と言っても、EVバッテリーが充電されている時のモーターでグイッと走る感覚も魅力的。
 災害時の電源車になると言うメリットもあります。(ただ、1度も使った事ないけれど)
 PHEV系 対 ディーゼル。どちらも、それぞれ、素晴らしい。


 つづく

12−2.

14.ドアノブ照明が、下を、模様のように照らします。これには、ビックリ。でも実際は高額オプション。

15.さて、しばらく、小瀬リンクで、氷上の趣味の用事です。

16.今日は、県リーグの非公式試合。

17.練習試合形式になりました。

18.自分は、全く活躍出来ず、ガックリな時間になりました。

19.試合終了。帰ります。

20.荷室や車内照明は全てLED化されており、明るかったです。

21.ドア・ノブ照明、すごいですね。カタログには、全く書かれていません。

22.

23.車は、やはり暗い時間にも乗ってみないと、わからない事、多数あります
夜間のライト系、照明系、実際にじっくり使うから、発見があります。

24.アンビエント・ライト(ウェルカム・ライト・カーペット付き)です。X LINE、
M SPORTにオプション装着可能。ハイラインパッケージを付けると選択可

25.エンジンキーをONすると、立ち上がりは必ず、コンフォートになります。

26.

27.

28.FMは、残念ながら、90MHzまで。ワイドFM対応ではありませんでした。ガックリ。コーディング可能?

29.夜間の真っ暗な場所を多数走る為、LEDオートハイビームヘッドライト等実験

30.前方に何もないと、全体がハイビームになります

31.

32.新御坂トンネル通過。夜間工事の為、一部は片側交互通行でした。渋滞なし。

33.

34.忍野村通過。ハイビームは中央の前方の車を避けて、両側がハイビームになってます

35.BMWの自動ハイビームは、ロービームとの境目が、あいまいで、わかりにくい

36.籠坂峠の頂点。ここから一気に下り続けます。

37.籠坂峠の頂点までの平均燃費は、15.4km/ℓ。気温は−6℃。寒いです

38.国道246号線。籠坂峠の頂点から、下り続けた道路、ここで、一旦、平坦地になります。

41.車載燃費計、松田町辺りで、17.5km/ℓに伸びました。カタログ燃費越えです

42.そして、往路で給油したスタンドで、もう一度、給油します。

43.

44.ここのスタンド、夜10時〜翌朝5時まで、軽油価格が、リッター2円下がります。以前と同じでした。

45.給油所までの平均燃費は、1ヶ所、険しい登り坂があり、少し減り17.4km/ℓに

46.往路から、復路のここまで、オド・メーター上、189km。X1の時は、ほぼ同じように走って192km。

47.午後10時以降、軽油が2円安くなり、得した気分。

48.スピードパス+割引クーポンを利用して、103円/ℓになりました。メチャ安です。軽油魅力的。

49.さて、給油します。給油口が右側にあるのも、魅力的。左は車両が多く、混みます

50.10ℓの所でオートストップ。更に、もう一度、オート・ストップする所まで入れても入らず、10.32ℓ

51.満タンにして走れる予測距離は954kmと表示。尚、タンク容量60ℓです。

52.外気温は1度。寒いです。

53.エコ・プロモードにした時のメーターの意味、やっと、わかって来ました。
車載燃費計の平均燃費(この時点で17.5km)がメーターの目印になります。平均燃費が
変わると、この部分も変わって行きます。とにかく平均燃費より針が上に行くよう運転すると
燃費が伸びると言う事です。

54.平均燃費が17.5kmの部分にあり、それより矢印が下なら燃費悪化中。上なら伸びている途中
READYの部分にある時はコースティング的な走り方(惰性走行中)、CHARGEの所に行くと、強い
エンジンブレーキが掛かっており、バッテリーに充電中。真ん中の時計はアイドリング・ストップ時間の合計。
+0.7kmの部分は、このまま省燃費運転を同じように続けると、あと0.7km長く走れると言う意味らしい

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