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2021年1月1日−4月30日


 

1.朝霧に包まれる人吉市

2.ホテルも、次第に、朝霧が近付き、深い霧に包まれました。

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11.お亡くなりになられた、松方弘樹さんのサインもありました。貴重です。

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12−2.

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15.ホテルの敷地内の崖。大雨で、一部、崩落したようです

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※当サイトに書いている内容、掲載している写真を管理人に無断で使用する事を堅く禁じます。



2021年3月1日−4月30日

  

 
  

   3月1日〜4月30日

   4月19日(月)

   霧に包まれる

 午前6時過ぎに起きた時には、遠くの山が、どんどん、霧に包まれて行きました。
 その霧が、時間の経過と共に、ホテルに近付いてきました。

 外気温は、3〜4度だったそうです。
 盆地でもある人吉市。

 気温差で、霧が出る事が多いそうですが、この日は、まだ、霧は薄めだったそうです。
 それでも、自分達にとっては、あたり一面、霧に包まれた時間があり、驚きました。



   朝風呂
 午前6時〜、朝風呂に入浴可能なので、大浴場に行きました。
 宿泊者が少なく、2人が、遠くにぽつりぽつりいただけ。
 浴槽には、自分一人だけと言う状態で、ゆったり出来ました。

 貸切家族風呂は、朝は営業していません。



   朝食
 朝ごはんは、和食。美味しく頂きました。
 飲み物は、お茶、リンゴジュース、オレンジジュース、牛乳、コーヒーなど、
 自由に飲み放題でした。

 パン系も5種類置いてあり、トースターに入れて、焼く事も出来ました。
 ご飯系がメインながら、パンも、とり放題でした。

 バターとイチゴ、ブルーベリーが選べました。
 大満足。

 そして、午前8時30分頃、チェックアウトしました。


   永国寺
 最初は、ホテルから、車で5分程の永国寺に行ってみました。
 ここも人吉市を訪れる人が、立ち寄るポイントの一つだそうです。
 藤の花が満開の情報があったのに、行ってみると、既に、終わっていました。

 ただ、この永国寺のメインは、幽霊が出たと言われる池がある事。

 本堂には、靴を脱いで上がるようになっています。
 そして、建物の中の廊下を通ると、その奥に、池がありました。
 この池に、幽霊が出たという伝説があるとの事。(真偽は不明。あくまで言い伝え)

 そして、本堂の横に、その幽霊を描いたと言われる絵が飾ってありました。
 この絵を見に来る人も多いのだそうです。



   人吉市内
 そして、人吉市内を車で走ってみました。
 川沿いは、2020年7月豪雨の影響を受けた建物が、たくさん、残っていました。
 かなり、ガレキ類を取り除いた家が多かったのですが、更地も多く、恐らく、
 濁流などに流され、崩壊した家などを、撤去して、更地にしているのだと思います。 

 そして、市内のあちこちの電柱に、過去の水害の水位を記したプレートが取付けられていました。
 やはり、球磨川(くまがわ)は、暴れ川なのでしょう。


   道の駅・人吉 クラフトパーク石野公園
 その後、人吉市の道の駅・    へ行ってみました。
 ここは駐車場から、建物まで、長い階段を上る必要があります。
 年配者には、かなり不便です。

 物産館は、他の道の駅と違い、そんなに地元の野菜や食材を売っているタイプの
 店舗ではありませんでした。
 どちらかと言うと、お土産屋さんがメイン。
 正直言うと、あまり買いたい物がありませんでした。

 この道の駅は、敷地が広く、他に、体験ゾーンとか、歴史資料館、展望台など、
 イベントなどに使う事を中心に、設計されているようでした。

 展望台は、らせん階段式なので、途中で、目がまわり、気分が悪くなりかけました。
 展望台に登って、周囲の景色を見たのですが、残念ながら、絶景と言う感じではありません。
 周囲が山なので、山が見えるだけ。
 人吉市内の中心部でも、見渡せるのか?と思ったのですが、市内中心部まで、山を越えた位置にあるため、
 人吉市内中心部は、全く見えませんでした。

 ただ、この施設、丁度、つつじが満開で、つつじは、楽しめました。



   峠越えで阿蘇方面
 その後、高速道路に乗って、阿蘇方面を目指すか、一般道路の峠越えで阿蘇方面に向かう事にしました。
 人吉市からは、八代市への一般道路は通行止めで使えない。
 五木村方面に抜けるルートも、ホテルの人に確認すると、通行止めで使えないとの事。

 JARTICのサイトで見ると、片側交互通行で、通れそうな情報もありました。
 しかし、地図表示には、「大型車は通行止め。それ以外は、通れる」と解釈できるような表示と
 「車種問わず、この区間は通行止め」と言う表示が併記されています。

 どちらを信じて良いのか?わからない。
 ホテルの従業員さんの情報では、「五木村方面のルートは通行止め」と言われた・・・

 迷いましたが、五木村方面から阿蘇に抜けるルートは、やめる事にしました。

 残る一般道路のルートは、更に、宮崎県方面に進み、そこから五ヶ瀬村を通るルート。
 ナビで見ても、そこそこの、片側2車線で走れる峠道っぽい。
 そこで、こちらのルートで阿蘇方面に進む事にしました。



   酷道(こくどう)だった
 ナビでは、2ルート表示されたものの、距離的に、無駄がなさそうなルートを選択。
 所が、このルートが失敗。
 のちに「紙で書かれた地図」を見てみると、かなり細い線で描かれた道路。
 それを事前に知っていたら、絶対に選択しないルートを走ってしまいました。

 カーナビ上は、どちらのルートも同じ太さで描かれたいたので、選んだルートが
 「ポツンと一軒家」に出て来るような、超・細い道である事など、全く気付きませんでした。

 過酷(かこく)な道路であるスーパー酷道(こくどう)でした。


   ルート
 人吉市内から、宮崎方面まで幹線道路を順調に走行。
 あさぎり町、多良木町を通過。
 途中、日向市(ひゅうがし)に抜ける国道388号を選択。
 その後、椎葉村に抜ける国道に分岐するのですが、その分岐で、なぜか、カーナビは、
 市房ダムの横を抜けるルートを選択。
 これ、途中までは、快適な道幅だったのに、突然、超・細い道になりました。
 更に、大木満載の超・大型トラックとスレ違いました。

 乗用車でも、ギリギリの道幅。
 たまたま、ちょっと、よける場所があったので、そこまで少しバックして、離合。
 そこからは、舗装道路ながら、その舗装も、ボロボロに崩れかけている場所があったり、
 「球磨川水源まで、24km」と言う表示が出たり・・・

 とにかく、「反対から、車、来るな!」と、祈るような気持ちで、ドキドキバクバクしながら
 走り続ける「酷道(こくどう)」が延々と続きました。


   標高1000m越え
 林道ほど、すごい道路ではありませんが、とにかく細い。
 標高も、どんどん高くなり、最終的には、GPS表示で、標高1055mまで昇りました。
 その頂点には、「不土野峠 1040m」と、書かれていました。

 関東圏だと、標高1000mを走る道路は、あちこちにあり、めずらしくありません。
 富士五湖周辺の道路、太い道幅の幹線道路でも、余裕で、標高1000m前後の道路が、
 普通に存在します。
 御殿場から、山中湖に抜ける「籠坂(かごさか)峠」も、頂点は、標高 約1100m。
 河口湖町から、甲府市内に抜ける「御坂(みさか)峠」も、頂点は、標高 約1100m前後。

 富士吉田市〜山中湖村、河口湖町など、標高800〜950m前後のエリアが普通に存在し、
 そこに街が広がっています。

 一方、九州では、道路の標高が、1000mを越える場所って、そんなに存在しない。
 しかも、このような、道路が細く、民家も、見当たらないようなスーパー酷道(こくどう)の
 頂点で、やっと、標高1000m越えと言う状態。

 しかも、峠の入り口に、「どこどこ〜どこどこまで道路崩落の為、通行止め」と書かれてました。
 でも、その地名がどこの事を言っているのか?わからない。
 JARTICのサイトでは、自分が進む予定だったルートには、通行止めがなかったので
 半信半疑のまま、進む状態でした。
 (結局、道路崩落による通行止め区間は、自分が進むルートと違う場所でした)



    長寿の水
 とにかく、「早く、この細い道、終わってくれ・・・」と祈る気持ちで進みましたが、
 中々、終わりが見えない。

 大型トラックとは、2度目の遭遇の時、丁度、カーブで道幅が広がっている所で遭遇した為、
 ホッと胸をなでおろしました。

 「反対から、大型トラックが2台来たと言う事は、多分、通行止めではないだろう」と言う思いと、
 「いや、通行止めの工事現場から、物資を運んでいるのではないか?」と言う思いが錯綜(さくそう)。

 峠を越えた直後、突然、「長寿の水」が流れているのが目に入りました。
 そこは、車が止められるスペースが用意してあり、車を停めて、休憩を兼ねて、長寿の水を汲みました。
 感謝です。



   あちこち道路崩壊
 この道路、やはり、2020年7月の豪雨の影響を受けていました。
 あちこち、道路が崩落。
 そこを、何とか、復旧させている場所が、何ヶ所もありました。

 一番すごかったのは、道路の右側に川があり、その川を越えた山が大きく崩落。
 山肌の下の大きな岩が、姿を現している場所がありました。
 道路は、その川の左側にあるのですが、もともと、どの道路は左側が絶壁。
 その左側の山も崩落し、多くの岩が、道路をふさぎ、その道路も、2ヶ所、完全に崩落。
 そこを、何とか、厚い鉄板を敷いて、何とか、道路を復旧させていると言う場所でした。

 報道には、出てこないような場所。
 こんなすごい被害を受けた場所が、たくさん、ある事を思い知らされました。




    工事現場事務所の配慮
 その後、再度、道を進みましたが、細い道は、延々と続きました。
 スレ違い車両は、1時間30分程走って、3台。
 3台目は、営業車のような、ワゴン系の車でした。

 緊張が続き、更に、長寿の水を飲んだ事もあり、同乗している親が、トイレに行きたくなったと言いました。
 しかし、途中、コンビニなど、全くありません。
 当然、休憩所のような場所もない。

 そんな中、突然、災害復旧工事現場の事務所の横に、「おもてなしトイレ有り」と言う看板が目に入りました。

 この先も、休憩できそうな場所、トイレ休憩できそうな場所がなかった為、助かりました。
 でも、工事現場事務所に設置された臨時トイレ、あまり期待していなかったのですが、
 ドアを開けてビックリ。
 靴を脱いで上がるスタイル。
 中には、扇風機なども設置されており、手洗い用の水タンク、そして、簡易水洗式の洋式トイレになっていました。
 しかも、便座には、きれいなカバーが付いていました。

 これなら、落ち着いて、ゆっくり利用できます。

 ちなみに、外には、自然の水が流れており、その横に手洗い石鹸が置かれていました。
 とてもきれい、とても清潔に利用する事が出来ました。
 菊池建設と書いてありました。菊池建設さん、ありがとう。




    
 その後、チョコチョコ、集落がある場所もありました。
 人の姿も見かける場所がありました。
 でも、まだまだ、細い道は続きました。

 驚いたのは、2021年4月の時点で、標高0mエリアは、既に、桜は完全に終わっていたのに、
 ソメイヨシノのような桜が1本、満開だった事。
 標高800mの集落で見かけました。
 八重桜については、多数、満開オンパレードでした。


   野生の鹿
 そして、やっとの思いで、太い道路に出ました。1時間30分、長かった・・・

 でも、まだ、椎葉村。
 国見トンネルを抜けるルートの一部も、まだ、離合が難しい場所がありました。
 それでも、ここまでのルートに比べると、天国でした。
 椎葉村から、五ヶ瀬町に入り、宮崎県が終了。熊本県に入りました。

 ここからは、問題なく太い道路。ホッとしました。

 道の駅・そよ風パークに立ち寄りましたが、弁当類は、なし。何も買わずに移動を再開。
 あと少しで高森町・・・と言う所で・・・ 

 野生の鹿、親子だと思われる3頭が、道路を横切って行きました。
 これには、驚きです。

 鹿が横切った時間は、真っ昼間。
 午後1時7分でした。
 標高700mエリアでした。


 自分は、これまで、野生の鹿との遭遇は、当たり前のように何度もあります。
 ただ、遭遇する事が多いのは、標高800〜1000m前後の富士五湖周辺の道路。
 遭遇する時間のほとんどは、夜間です。
 真夜中移動だと、遭遇率80%と言う感じです。

 朝と、夕方に遭遇した事もありますが、一番遅い時間に見たのは、
 AM8時30分頃。

 真昼の午後1時7分に野生の鹿が道路を横切った姿を見た事は、ありません。
 これには、同乗していた親も、大感激。

 多分、2度と、このような時間帯に、交通量の多い国道を走っている時に、
 鹿と遭遇する事は、ないだろうな・・・と思いました。



   新阿蘇大橋
 そして、熊本地震で崩落した阿蘇大橋に代わって、架け替えられた、新阿蘇大橋に寄ってみました。
 ここは、さすがに、熊本の新スポット的な人気になっており、平日昼間でも、
 かなりの人が行き交っていました。
 
 駐車場は、停められる台数が少なめ。
 臨時駐車場は、あります。

 売店がある側は、駐車場が、すぐ満車になるようですし、建物の規模も小さい。
 トイレが1〜2ヶ所しか、ありません。

 駐車場の隅っこに、臨時トイレが設置してありましたが、見てみると、手を洗う設備がない。
 更に、汚い。
 とても使う気には、なれませんでした。


   道路またぎ不可能
 また、道路の両側から、橋が見られますが、道路を渡る事は禁止されています。
 橋の反対に行くには、橋げたの下の方まで降りていく階段を利用する必要があります。

 反対側の高い場所に行くには、当然、下った階段と同じだけの階段を昇る必要があります。
 足の悪い人や、年配者には、この階段を使うのは、無理だと思いました。
 今後も、ここは、混雑しそうなので、しばらくは、行かないと思います。



   道の駅・大津(おおづ)
 その後、道の駅・大津に立ち寄りました。
 熊本県のつつじの名所が、大津に2ヶ所ある事は、知っていましたが、細かい情報を忘れました。
 道の駅・大津の従業員さんに質問すると、親切に教えてくれました。
 しかも、2ヶ所の開花状況まで、電話して確認してくれました。

 ここの道の駅、これまで、何度か利用しましたが、良い印象。
 2020年12月25日に立ち寄った時などは、クリスマスケーキが、既に、半額で売っていました。
 その時は、半額ケーキを、速攻で、購入しました。
 
 今回も、色々教えて頂いたお礼を兼ねて、お土産を購入しました。





 つづく

17.宿泊したホテル。宿泊なしのランチだけとか、日帰り温泉入浴も可能

18.

19.永国寺に行きました

20.靴を脱いで、上がります。

21.幽霊の絵

22.

23.幽霊が出たと言われている永国寺の奥にある池

24.

25.球磨川沿いの旅館は、改修作業中

26.人吉市内。1階部分が崩壊している家が多数。そして、住んでいない家が多数。

27.道の駅・人吉 クラフトパーク石野公園に行ってみました。

28.展望台。道の駅・人吉は、駐車場から、施設がある場所まで、
いきなり、長い階段を昇る必要があります。年配者、足の悪い人には、
使いにくい施設。
展望台も、階段のみ。しかも、長いらせん階段なので、目がまわります。

29.つつじが満開でした

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31.展望台から周囲を見てみました

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33.

34.

35.次は一般道路の峠越えで阿蘇方面へ。しかし、予想以上の酷道(こくどう)でした

36.標高1000m級の世界に突入してしまいました。九州では、標高1000mの道路は、めったにない

37.ポツンと一軒家を訪問するような細い道が続き、大型トラックに驚きながらやっと頂上

38.不土野峠。ナビでは太い道路のような表示でしたが、行ってみると酷道(こくどう)

39.GPSでは標高1055mを表示。富士五湖周辺では、当たり前。九州では貴重な標高

40.峠の頂上付近で、長寿の水を発見。貴重なめぐり合わせ。車を止めて、水汲み。

41.長寿の水と出逢えたのも縁だと思い、水汲み。もう、二度と来ないと思います

42.こんな細い道路でも、訪問する人がいる事にも驚き。

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45.山の奥のポツンと集落は、まだ、桜が満開だった事にも驚き。標高800mの世界

46.

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48.道路。真横の崖も崩れ、道路も崩壊。強引に鉄板敷いて、復旧した模様

49.1時間30分程、極細の道路を走行。コンビニ、休憩所など、どこにもなし。
民家も、ほぼ、なしの所に、この看板を見つけました。ホッ。

50.途中、何ヶ所も豪雨災害復旧工事の事務所がありました。その中の1ヶ所、トイレを開放。
この写真の一番左の建物がトイレ

51.とても綺麗なトイレ。これなら、安心してゆったり使えました。感謝。

52.途中、このような大型トラックと、3回、スレ違い。ここは、たまたま、広い場所でしたが、他は、
80%以上が、軽自動車でも、ギリギリの道幅しかないような道路。そこで、大木満載の、このトラックより
ひと周り大きなトラックと遭遇したのには、驚き。少し、こちらがバックした回数は、2回。

53.標高600〜700mエリアは、まだ、八重桜が満開の所がありました。

54.この直後、この道路のド真ん中を、鹿の親子3頭が横切りました。時間は、昼1時7分。驚き。

55.高森町を通り、新阿蘇大橋に立ち寄りました。

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57.旧阿蘇大橋は、新阿蘇大橋より約600m川上側にありました。崩落した橋は撤去

58.

59.売店はジェラート系の店のみ。トイレも1〜2ヶ所しかない。

60.トイレは売店隣接建物では、1〜2ヶ所しかないので、駐車場の隅っこに、臨時をいくつか準備

61.臨時トイレは手を洗う設備がなく、汚かったので使わず。

62.駐車場は、上下線用に臨時駐車場も用意。売店隣接駐車場は、常時、満車と思った方が良い

63.道路またぎ不可。下まで長い階段を降りて、再度、長い階段を上る必要有り

64.年配者、足の悪い人は、道路またぎは、不可能と考えた方が良い。この設備の不便な点は、要改善。

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67.売店棟は小さく、ジェラート系のお店があるのみ。平日昼間でも混雑してました

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69.阿蘇大橋、渡りました。平日なので渋滞なし。

70.道の駅・大津に立ち寄りました。ここで、つつじ情報、聴き込み。親切に教えてもらえました。
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