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2022年1月1日−7月31日


 


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7.右側は、高島福岡市長。元・KBCアサデス。のメインMCでした

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10.高島福岡市長

11.恵比寿流の後ろには、護衛車2台がついて行きました。警備だと思います

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※当サイトに書いている内容、掲載している写真を管理人に無断で使用する事を堅く禁じます。



  2022年1月1日−7月31日

  

   
   2022年7月13日(水)
 

 
   博多山笠・集団山見せ
 博多山笠は、7月15日、早朝AM3:59〜の「追い山」がメイン。
 その「追い山」の前に、実際は、色々な行事があります。
 7月1日からの飾り山は、2022年に関しては、福岡市内13ヵ所に展示されました。

 そして、「動く山」については、未公表の行事も含めると、かなり細かくあります。

 大きな行事としては、7月12日の「追い山」のリハーサルと言われる「追い山ならし」があります。
 これ、本番の「追い山」と同じように、「櫛田入り」を行い、コースも本番と同じ。
 違うのは、ゴール地点。
 本番より、1km手前がゴール。4kmの山をかきます。

 これを見に行っても良かったのですが、どれくらい、沿線が密になるのか?わからず、様子を見ました。
 地元では、各局が、ローカル番組で、生中継したり、ローカルニュースで、その様子が放送されます。
 そこそこ、人はいました。3年ぶりでしたからね。

 そして、今回は、7月13日の「集団山見せ」を見に行く事にしました。
 これ、本番の「追い山」とはコースが違い、目玉の「櫛田入り」も、ありません。

 博多から、那珂川(なかがわ)を渡り、福岡市役所まで、走ります。
 この「集団山見せ」では、各、山の「台上がり」が目玉。
 毎回、有名人が、どこかの山の、どこかに乗ります。
 これを見に行く人も多い。
 過去には、王会長、孫正義さん、五木ひろしさんなど。

 しかし、2022年に関しては、著名人の台上がりは、なし。
 一番有名なのは、毎回、乗っている「福岡市長」位でした。
 こちらの方が、混雑が少ないと思い、行く事にしました。



   中洲川端商店街・走る飾り山
 まず、集団山見せを見る前に中洲川端商店街の中に置かれている
 「走る飾り山」を見に行きました。

 前回、見に行った時には、丁度、出払っており、見る事が出来ませんでした。
 やっと、見る事が出来ました。


   バカップル
 集団山見せのスタートは、午後3時30分〜。午後2時30分頃に行っても、山が通る道路沿線は、ガラガラ。 

 最初、道路の南側の、アジア美術館の近くにいました。
 時間の経過と共に、自分の近くにも、知らない人が、並び始めました。
 そして、真横に、若いバカップルが来ました。
 ベラベラしゃべり始めました。見てみると、女性は、マスクしているものの、完全にマスクをアゴにズラしてます。
 飛沫、飛びまくりです。

 更に、驚いたのは、男性の方。マスク、全くしていない。
 しかも、博多弁・九州弁ではない。完全に関西方面のアクセントです。

 こんなバカップルがいるから、感染が防げないのだと思いました。文句言おうかと思いましたが、
 このようなバカップルに注意しても、逆切れされる可能性がある。

 他にも、周囲に、集団で着て、ベラベラしゃべり始めた集団もいたので(マスクは、していた)、
 この場所を離れる事にしました。

 開始20分程前でしたが、他にも場所は、ガラガラに空いてました。
 博多座前当たりの道路の北側に移動。
 ここは、人も少なく、マスクなしでベラベラしゃべる奴もおらず、安全な距離を保てたので、そこで、見る事にしました。


 
   長谷川法世さん
 すると、道路の反対側(南側)には、中洲流の水をかける場所がありました。
 その中に、博多っ子純情などの漫画で有名な、漫画家、長谷川法世さんが、中洲流の格好をして、立っていました。

 地元・福岡では、「博多通りもん」と言う、銘菓のCMに、バンバン出ています。見慣れた人です。
 CMの姿より、かなり老けましたが、それでも、地元の人なら、すぐ、わかります。
 「博多通りもん」は、博多みやげとして、かなり有名なお菓子。実際、とても美味しいです。



   市長の山の後ろに公用車
 今回、いつもと違った風景がありました。
 毎年、福岡市長は、集団山見せの台上がりをします。
 2022年は、1番山の恵比寿流の表に台上がりしてました。

 その1番山、恵比寿流が通り過ぎると、通常なら、2番山がやってきます。

 しかし、1番山と、2番山の間に、公用車と思われる、黒いクラウンと、
 プロボックスの商用車が、合計2台、あとを追ってゆっくり走ってました。

 恐らく、最近の選挙応援での事故があったばかりなので、
 市長に、何かあるといけないと言う事で、護衛車を付けたのでしょう。

 恐らく、護衛する人員、SPも、山笠のかつぎ手のような恰好をしながら、
 実は、護衛の人・・・・と言う人も、含まれていたと思われます。
 裏側では、警備、ピリピリしていたのだと思います。




   ナカジー発見
 そして、集団山見せでは、各、流の写真を必死に撮影しました。
 7つの山が通過します。
 どの山も「表」と「見送り(裏)」を撮影します。

 西流には、福岡の有名人、中島浩二さん(通称:ナカジー)が、参加している事は有名。
 しかし、自分は、とにかく、山の表と見送りをきちんと撮影しておきたい。
 そちらを優先すると、有名な人が、どこにいるのか?を探す事は出来ません。

 自分の知り合いとか、何か、「人を探す」場合は、カメラを構えていると、探せません。

 とにかく、山を必死に撮影。
 その後、写真整理してみると、偶然、2枚に、中島浩二さんの姿が写ってました。
 本人を狙って撮った写真ではないので、あくまで「偶然、写り込んでいた」レベルの写真です。
 でも、本当に、西流に参加していたのですね。

 3年ぶりの山笠の為、日々、走り込んでいたそうですから、本当に、山笠に本気で取り組んでおられるのですね。
 山笠に参加している人達の多くは、そのように、必死に、事前準備している人、たくさんいるのでしょう。



   櫛田入りリハーサル
 博多山笠の目玉の一つ、「追い山の櫛田入り」と言うのは、何も、7月15日の本番と、7月12日の
 「追い山ならし」だけでは、ありません。

 他にも、未公表ながら、数回、あります。全ての山が、そろって、必ず行うと言う訳ではないようです。

 集団山見せが終わると、その足で、いくつかの山が、櫛田入りのリハーサルをする事は、自分も知ってます。

 そこで、集団山見せが終わると、多くの人が、櫛田神社の桟敷席(さじきせき)に向かいます。
 リハーサルでは、入場券が不要。

 だれでも、無料で見られます。

 自分も、一応、行ってみました。そして、誰も周囲にいない場所を確保。でも、太陽ガンガンの場所で暑い。
 どうしよう・・・と思っていると、宮司さんがやってきて、「今日は、この場所では、見ないで欲しい。
 もっと、下の場所に移動して、観戦して欲しい」と言われました。
 「あれ?3年前は、ここにもたくさん、人がいて、見られたのに」と思いました。

 しかし、コロナの状況での開催なので、もしかすると、色々事情があるのだろう・・・と思い、移動。

 移動先で、人混みにならなさそうな場所、もう、ありませんでした。
 次々、人はやってきて、増える一方。

 感染者が、この時点で、ジワジワ増えている事もあり、結局、待ちくたびれる事もあって、
 今回は、櫛田入りのリハーサルは、見ないで、そのまま、帰る事にしました。
 まだ、通常モードではありません。コロナの状況です。しかも、感染者、増えてます。

 山笠に参加している人達は、ほぼ、マスクをしていない。
 そのような人も、近くにたくさん、立っている訳です。
 しかも、大きな掛け声を出します。

 大きなリスクを抱えてまで、お祭りにのめり込む気持ちはないので、今回は、そのまま、帰りました。
 これで良かったと思います。

 7月14日の流れがき、7月15日の本番の追い山は、当然、行きませんでした。

 テレビ見てると、追い山を見に来ている人、コロナ前と全く同じ状況で、大混雑している模様が
 写し出されてました。

 今回は、早朝3時59分からの追い山に合わせて、福岡市内のバス、地下鉄は、臨時運行なし。
 それなのに、市内には、たくさんの人が見に来ているようでした。



   7月15日(金)
   津屋崎の山笠

 博多山笠が、7月15日の早朝に終わると、博多の街は、通常モードに戻ります。
 博多山笠が終わると、「梅雨明け」「夏がやって来る」と言う年が多かったので、
 「これから、夏本番」と言う気持ちになる人が多いようです。
 飾り山も、動く山も、すぐ、取り壊されてしまいます。

 一方、山笠は、博多だけではなく、色々な所であります。

 同じ福岡県内では、津屋崎町の「津屋崎山笠」があります。
 自分は、一度も見に行った事がありません。

 2022年は、追い山なし。飾り山だけ、開催されているとの事で、見に行ってみました。
 まだ、こちらは、取り壊し前でした。


   岡流・北流・新町流
 津屋崎の山笠は、3つの流があるそうです。
 新町流に行くと、関係者が、説明してくれました。

 岡流(おかながれ)は、農業の流。イメージカラーは、赤色。
 新町流れ(しんまちながれ)は、商業の流。イメージカラーは、黄色。
 北流(きたながれ)は、漁業の流。イメージカラーは、桃色。

 だそうです。へー。

 それぞれ、当然、津屋崎町だけでは、山をかつぐ人がおらず、町外の人にも手伝ってもらうそうです。

 新町流だけは、町外からの助っ人の呼び方を差別しない呼び方をしている・・・と、言ってました。
 ま、流は、それぞれに、考え方、風習があるでしょうから、それ以上の細かい事は、知りません。

 あと、北流(きたながれ)は、漁業の流だそうです。
 漁業をやっている山なので、縄の結び方が、頑丈に出来ている・・・と、新町流の人が言ってました。
 実際、見てみると、確かに、新町流と、北流では、山の土台の縄の結び方が、違いました。
 漁業の場合、縄は、海上で、緩まないように、しっかりした独特の結び方があります。

 自分も、ウィンド・サーフィンやっているので、「海で、結んだ紐が、絶対に、ゆるまない結び方」
 「そして、一度、結んだ紐が、カンタンにほどける結び方」の一つとして、「もやい結び」を習います。
 船舶の免許の試験でも、もやい結びが出来るのか?が、項目として、あるのだそうです。

 それに基づいた、独特の結び方が、されているのだと思います。
 そのような説明を聞かないと、全く、気付きませんでした。


   1番山
 毎年、1番山は、くじで決めるそうです。
 1番山になった山は、かなり気合いが入るそうで、いつもより、とても早いタイムが出るとの事。



   博多山笠との違い
 そして、博多山笠と、山の作り方の違いを教えてもらいました。
 棒が6本ありますが、内側中央から、外側に向かって、1番、2番、3番棒を呼ぶそうです。
 博多山笠の場合は、外側から、1番、2番、3番だそうです。

 あと、博多山笠のように、追い山の時の道路の幅が広くなく、とても狭い路地も通るので、
 棒の長さが、外側の方が、短いそうです。
 同じ長さで、角を曲がろうとすると、棒が引っ掛かって、曲がれない位に細い道を通るのだそうです。

 山の重さは、1トン位。
 台上がりも3人から、多い時は、5〜6人乗るそうで、そうなると、2トン程の重さになるそうです。
 それを、博多山笠より、棒の幅が狭く、短い棒で、少ない人数で、かつぐのだから、博多山笠より、
 ハードな気がしました。

 そして、かつぐ人数も、博多山笠の各流のように、数百人もいる訳ではありません。
 もっと、少人数で、やっているはずなので、かなりキツイのだと思います。

 こんな、すごい山笠が、津屋崎町で、行われているとは、知りませんでした。

 次の機会があれば、追い山見てみたいです。
 こちらは、博多山笠のように「曜日が、どんな並びであっても、神事なので、動かない。」と言うのとは、違います。
 追い山は、7月17日に一番近い「日曜日」に行われるそうです。
 だから、参加者も、参加しやすく、観戦者も、観戦しやすいお祭りと言う事になります。

 知らない事、たくさんあるなと思いました。






 つづく

17.博多っ子純情の漫画で有名な、長谷川法世さんの姿を見かけました

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43.7月15日(金)福間海岸の前を通過。この時間は、微風でおだやか。

44.以前お世話になっていた、ウィンド・ サーフィンショップ、シーガルインの前を通過するとハルさんの声が

45.福間海岸を抜け、津屋崎に行き、津屋崎山笠の飾り山を見ました

46.津屋崎山笠は、3つの流れ。岡流、北流、新町流。それぞれ、色が決まってます

47.岡流(おかながれ)の飾り山。表。色は赤。農業の流だそうです

48.見送り(裏の事)

49.新町流(しんまちながれ)の飾り山。表。色は黄色。商業の流だそうです

50.見送り(裏の事)

51.土台の縄の結び方が、流によって違うそうです

52.舁き棒(かきぼう)の長さが外側に向かって短い。津屋崎山笠の特徴。理由は道が狭いから

53.舁き棒(かきぼう)は、内側中央から外側に向かって1番、2番、3番棒との事

54.北流(きたながれ)は漁師の流れ。土台の縄の結び方が、しっかりしているそうです。漁業の結び方

55.北流(きたながれ)。表。色は、桃色。漁業の流だそうです

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57.見送り(裏)

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59.漁業は、もやい結びとか、色々、結び方のノウハウを知っており、しっかり結びます

60.博多山笠の櫛田神社に該当する、津屋崎山笠の神社。波折(なみおり)神社

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