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2022年1月1日−8月31日


 

1.オーディオはUSBで2機種まで認識可能。USB分岐部品経由でUSB2本接続

2.ディスプレイ・オーディオのメニュー画面にUSBが2本分、認識されました

3.USB2本の内、1本のMP4動画を接続すると、再生できました

4.動画は録画済の夜のヒットスタジオ「夏のお嬢さん」。チューウ、チュウ、チュチュの場面

5.電子キーの「節電モード」を確認。リレーアタック防止にも、有効です

6.意外に節電モードを知らない人、多い。トヨタ車の多くは、節電モード、付いてます

7.取扱説明書、かなり細かく読みます。給油警告ランプは、燃料残り8.3Lで点灯と確認

8.納車記念品を頂きました。「トヨタ・カローラ福岡」のゆるキャラ「あいむくん」。福岡ではCMにも登場

9.2022年7月30日(土)。佐賀県佐賀市の「ひょうたん島公園」へ

10.7月20日に、ここに来た時は、まだ、2〜3本しか咲いていませんでした

11.わずか10日で、一気に辺り一面、ひまわりが満開になっていました

12.無料で見られます。駐車場も増設。駐車場も無料でした

12−2.

14.ここは、1本、切って、持ち帰る事が可能。無料で1本、持ち帰れます

15.佐賀県佐賀市兵庫町大字渕(ひょうごまちおおあざふち)に、あります

16.
※当サイトに書いている内容、掲載している写真を管理人に無断で使用する事を堅く禁じます。



  2022年1月1日−8月31日

  

   
   2022年7月31日(日)

   USB
 RAV4 PHVのオーディオについて、確認しました。
 USBから、外部音源、外部映像を取り込めます。

 さらに、USBを分岐する機器を取り付けると、同時に2台まで、認識するとの事。
 そこで、まず、USB分岐の部品を購入しました。

 間違っては、いけないのは、「電源供給のみを2台に行う部品」を、買わない事。
 カー・ショップに売っている商品のほどんどは、「USBを複数に分岐する部品」を売っていますが、
 単純に、「電源供給だけ」しか、行ってくれません。

 音声、映像などの「データ」を転送してくれる機能を持った商品ではないと、ディスプレイ・オーディオ側は、
 USBに接続した音声、映像を認識しません。

 そこで、家電量販店に行き、USBのデータ転送が行える分岐部品を探して、購入しました。
 パソコン系のパーツを扱っている売り場に、多数、並んでます。

 しかし、カー・ショップに並んでいるのは、「電源分岐供給のみ」の商品ばかり。
 騙されないように注意が必要です。



   認識した
 そして、この分岐商品に、映像と、音声を入れているUSBを接続。
 すると・・・ディスプレイ・オーディオ側は、きちんと、2個のUSBのデータを認識してくれました。

 2個の内、1個は音声ファイル。1個は、動画(MP4)ファイルでしたが、どちらも認識してくれました。

 ただ、取扱説明書を見ると、接続するUSBのファイルの認識の階層、フォルダー数、ファイル数は
 たいして大きくない。しかも、32BGまで・・・・になっている。

 それ以上の容量のUSBメモリを知らずに接続して、テストしていましたが、そこそこ、認識してくれました。
 (全部を認識しきれていないのかは、まだ、使いこなしていないので、この時点では、不明)

 説明書には、以下のように書いてあります。

 USB2.0HS
 最大フォルダ数3000
 最大フォルダ階層数 8
 最大ファイル数 9999(1フォルダに付き最大255ファイル)
 メモリ容量 〜32BG
 1ファイルの最大サイズ 2GB


 だそうです。
 


   電子キー節電モード
 最近のトヨタ車は、電子キーに「節電モード」が付いている車種が多いと聞いています。
 リレー・アタック防止のためにも、ボタン電池の寿命を伸ばす為にも、ありがたい機能です。

 アルファードにも、この機能付いてました。
 RAV4 PHVにも付いてました。
 操作方法は、アルファードと同じでした。

 ちなみに、電子キーのボタン電池、開けてみると、一般的に使われているボタン電池と、違いました。
 多くは、CR2023と言うボタン電池が多いのですが、RAV4 PHVのボタン電池は、
 「CR2450」でした。


   納車記念品
 トヨタ・カローラ福岡で車を購入すると、納車記念品を頂けました。
 「トヨタ・カローラ福岡」のゆるキャラ「あいむくん」を頂けました。

 「あいむ」君の名前の由来は「愛(あい)」と「夢(ゆめ)」。
 「夢(ゆめ)」の部分を「む」と読ませて、「あいむ」にしたのだそうです。

 福岡以外の人は、知らないでしょうが、福岡ローカルでは、「トヨタ・カローラ福岡のCM」に
 「あいむくん」が登場するCM、多数、流れてます。

 https://www.youtube.com/watch?v=c-X5prrWLRg (大牟田市編)⇒その内、リンク切れになると思います



 https://www.youtube.com/watch?v=S2rkIIjJykA (久留米市編)⇒その内、リンク切れになると思います

 他にも、大野城市(おおのじょうし)編、太宰府市(だざいふし)編などがあります。
 本物のゆるキャラは、まだ、見た事ありません。



   7月30日(土)

   佐賀市 ひょうたん島公園

 この日は、佐賀市内の「ひょうたん島公園」に、ひまわりを見に行く事にしました。

 実は、7月20日にも、この「ひょうたん島公園」に来ました。
 その時は、まだ、2〜3本しか、ひまわりが咲いていませんでした。

 わずか10日で、思いっきり満開になったとの事。行ってみました。
 すると・・・すっごーい!!本当に、満開でした。

 ここ、公園の奥にも、ひまわり畑が広がっており、2ヵ所に、みどころが分かれています。
 あまりにも暑かったので、さすがに、2ヵ所、歩きまわる余裕がなく、1ヵ所みて、もう1ヵ所は、
 車窓から、見ました。


   ミニ・ストップのソフトなど
 途中、ミニ・ストップがあったので、ソフト・クリーム系、かき氷系を購入しました。
 ミニ・ストップのソフト・クリームは、美味しいと言われます。
 他にも、ハロハロとか、バフェとか、色々な商品があります。

 色々な商品を、その時の暑さなどの状況で、選んでます。
 ミニ・ストップは、店舗数が少ないので、偶然、遭遇すると、立ち寄って、購入します。
 美味しかったです。そして、冷えました。



  7月31日(日)

  北九州市若松区有毛(ありげ)、安屋(あんや)地区へ

 この日は、北九州市若松区の有毛・安屋地区のひまわりを見に行ってみました。

 ここは、1ヵ所に集中して、大量に、ひまわりが咲いていると言うのではありません。
 いくつかの場所に、ひまわり畑が点在しており、それぞれに、ひまわりが咲いていると言う状態でした。

 しかも、場所は、徒歩でまわれる場所に点在している所もありますが、ポツンと離れている場所もあります。

 固定の駐車場と言うのを作ろうにも、作りにくいようで、多少、車を寄せられる場所に、おのおの車を停めて
 見ている感じでした。

 自分が行ったのは、日曜日の午前10時台。まだ、人が少なかったので、ゆったり見られましたが、
 帰り道に通過した時は、ものすごい数の車が、来てました。

 ひまわりの大きさは、前日見た、佐賀県佐賀市の「ひょうたん島公園」のひまわりと、ほぼ同じか、多少、小さい感じでした。
 でも、ここも無料で、ひまわりを見られました。


   「汐入の里」
 次は、このひまわり畑のすぐ近くにある「汐入の里」で休憩しました。
 道の駅ではありませんが、若干の地元の農産物や、弁当を売っている店がありました。

 駐車場の先には、大きなグランドがありました。その先には、人口ビーチがありました。

 夏休みの日曜日、昼間だと、海水浴客で、ごった返すと思うのですが、ここは、人が少なく、ガラガラ。
 駐車場も、無料ですし、こんな時間に来ても、余裕で、ゆったり、ビーチで遊べるのですね。

 トイレ施設、シャワー施設もありました。

 福岡は、海水浴シーズン真っ只中なのに、こんなにゆったり、余裕で海水浴場に行ける。
 そして、無料。そして、混雑していない。
 こんな海水浴場が、あちこちに点在しています。

 関東圏のように、由比ヶ浜、江ノ島、三浦海岸などに、ドドッと集中して、イモ洗い状態には、ならない場所が
 多くて、こんな点は、素晴らしいと思います。
 しかも、車が無料で停められる場所が多い。ゆったり昼頃行っても、余裕で停められるなど・・・

 この日は、海沿いは、かなり風が強く、曇っており、昼食の弁当は、汐入の里の駐車場の車中で、食べました。
 他の車も、車中で弁当を食べている人、たくさん、いました。
 涼しかったので、余裕でした。



   宗像市(むなかたし)の桃
 この日、行きがけに、道の駅・宗像に立ち寄り、弁当を購入してました。
 その時、宗像産の桃を購入。冷やして、食べてみると、とても甘くて美味しかったです。
 山梨県産とか、福岡のうきは産、朝倉産などにも劣らない甘さでした。



   RAV4 PHV機能のカスタマイズ
 納車された、RAV4 PHV。取扱説明書を読んで、色々な機能を確認しました。
 自分が、車を使い始めると必ず、変更する機能があります。
 それは・・・

 「音を消す」です。

 電子キーなどで、ドアロック・解除をする時に、車両側が「ピピッ」と言う音を出す車種が多いと思います。
 この「ピピッ」と言う音が、鳴らないように変更します。


   変更方法3種類
 RAV4 PHVの場合、「機能の変更方法」は3種類あります。
 「カーナビの画面で、変更できる機能」
 「カーナビの画面ではなく、スピードメーター内の車両設定機能で、変更できる機能」
 「車両側では、変更できず、販売店に出向いて、販売店で、パソコン接続して、
 設定変更できる機能」

 この3種類の変更方法があります。
 自分で出来る変更は、全て、行いました。

 しかし、「販売店に行かないと、変更できない機能」の変更を行いに行きました。


   音消し
 電子キーによる、ドア開閉時の「ピピッ」音は、車両側の設定で、「最小=1」に出来ました。
 でも、ゼロには、出来ない。
 ただ、ドア開閉時の音は、最小の段階で、聞こえなくなったのですが、念のため、
 「音が出ない」に設定してもらう事にしました。

 また、「リヤ・ハッチゲート」については、電動自動開閉しか出来ません。
 このリヤ・ハッチゲートの開閉時の音が、ものすごく大きい。
 深夜・早朝の住宅街では、大迷惑のレベルです。

 自動開閉を解除して、手動開閉への切り替えは、車両側の設定変更で出来ました。
 すると、音は、鳴らなくなりました。
 所が、手動での開閉は、一応、出来るのですが、やってみると、重い。

 自動開閉用のモーターを、強引に手でまわしている感覚になるので、手で開閉を何度も行うと、
 その内、モーターが壊れるのではないか?と不安になりました。それに、開閉時に、とても重い。

 そこで、再度、「自動開閉」に設定変更。音量は車両側で変更できました。
 自動開閉時の音が、「最大=5」になっていたので、「最小=1」に、車両側で変更しました。

 それでも、静かな深夜・早朝に使ってみると、かなり、周囲に響きました。
 ゼロにするには、販売店に行かないと、出来ませんでした。
 そこで、この音消しを、販売店にお願いしました。

  

   デイライトOFF
 そして、RAV4 PHVに乗ってみて、驚いた事。
 ヘッドライトのスィッチに「OFF」と言う場所がありませんでした。

 「AUTO」と言う位置が基本。
 強制的にライト点灯する場合は、「AUTO」の位置を、「ライト点灯」位置(=上)にズラします。
 しかし、スィッチは、すぐ、「AUTO」に戻ります。
 「スモールライト」への変更はについては、下にズラすと、スモールライトだけ点灯。

 しかし、すぐ、スィッチ自体は、基本位置の「AUTO」に戻る仕組みになってます。

 ライト類を消す時は、最後、上下位置にスィッチをズラしますが、1秒以上、長く、その位置をキープすると
 点灯・消灯します。

 ところが、真昼の移動時に、スモールライト、ヘッドライト、どちらも消灯しているのに、
 自分の車が前方トラックのバンパーに映し出された時、デイライトが点灯している事に気付きました。

 このデイライトは、強制OFFスィッチがありません。

 どうやったら、OFF出来るのか?確認したところ、基本的には、OFF出来ないのだそうです。

 ただ、カスタマイズ機能で、「販売店」で「デイライト=OFF」に出来る事が、わかりました。
 この「デイライト=OFF」も、販売店にお願いしました。

 この時点で、カスタマイズしたかった機能は、この3点。
 最初は、1ヵ月点検の時に、お願いしようと思いましたが、音に関しては、うるさいし、
 デイライトを点灯させたまま、昼間に走ると、周囲に、威圧感を与えているようで、耐えきれず、待ちきれませんでした。

 すぐ、やって頂けました。当然、無料対応です。



   古賀市(こがし)薬王寺温泉の水汲み
 出掛けたついでに、古賀市(こがし)の薬王寺(やくおうじ)温泉の水汲みに行ってみました。

 100円入れると、2分間、水が出るとの事。約20L出るとの事。
 自分が持っていたタンクは、12L入り。更に、ペットボトル3本。
 20Lまるまる入れる事が出来ませんでしたが、ほぼ、給水出来ました。




   100円オイル交換
 そして、軽自動車の方のオイル交換に行きました。
 車検の時は、まだ、オイルが通常価格でしたが、8月になると、100円キャンペーンを行うとの事。
 オイル交換は、車検の時に行わず、100円キャンペーンの時に行う事にしました。

 これ、1リッター当たり100円ではありません。
 その車両で交換する分のオイル合計で、100円です。(軽自動車だと、約2.5L前後)

 これ、軽自動車だけの適用ではありません。普通乗用車も適用。

 もう1台のRAV4 PHVは、オイル交換すると、4.2〜4.5Lのオイルを使いますが、
 それでも、4.2〜4.5Lの合計で、100円。しかも、工賃無料です。

 この店舗、数ヵ月に1度、このオイル交換100円キャンペーンをやっているので、
 かなり利用させてもらってます。

 ただ、ディーゼルエンジン車は、ダメ。そして、ガソリン・エンジン車であっても、輸入車はダメ。
 日本車だけです。

 日本車であれば、ガソリンエンジンのハイブリッド車などのエコカーも、可能です。

 オイル代が安いので、オイル・フィルター(エレメント)も、同時に交換してもらいました。
 エレメントは、工賃とエレメント代を合わせて、1120円(税込み)でした。安いです。
 また、利用します。

 RAV4 PHVも、オイル交換の時期が来たら、その内、利用させてもらおうと思います。



   RAV4 PHV走ってみた感想
 この時点で、約500km走行。
 峠越えなど、かなり険しい登り坂も走り、長い下り坂も走りました。
 色々感じた事をまとめます。

 まず、納車直後、運転席に乗り込み、販売店から、公道に出るまでの瞬間に感じた事。
 「うわっ、サスペンション制御、やわらかめ」と言う事。
 前後に車体が、フワフワ揺れる感じが、第一印象。
 RAV4と言うと、ハードなイメージがありましたが、意外に、ソフトなセッティングになっているのか?と
 思いました。
 装着タイヤが、18インチのダンロップですが、タイヤの銘柄も影響しているのでしょうか?

 でも、フワンフワン振動の収まりが遅い訳でもなく、その後は、気になりませんでした。

 ちなみに、自分は、2013年に三菱アウトランダーPHEV(GG2W)前期型の初期型の所有経験があります。
 2016年にも、三菱アウトランダーPHEV(ビッグ・マイナーチェンジ後のGG2W)後期型の所有経験があります。

 まず、EV走行中は、モーターの反応が早いので、加速にストレスが全くない。
 RAV4 PHVには「パドルシフト」が装着されておらず、パドルがないので
 手軽に、減速による回生が、やりにくいと思っていました。

 しかし、パドルシフトはないものの、通常のシフトレバーを、Sモードにして、シフトダウンすると、
 きちんと、エンジンブレーキ的な、回生がかかり、充電されます。

 AYH30W型アルファード・ハイブリッドで、同じように回生でEVバッテリーに充電させようと、
 シフトをSモードに切り替えると、AYH30W型アルファード・ハイブリッドは、強引にエンジンが始動してしまい、
 エンジンブレーキ状態で、減速してしまいました。

 AYH30W型アルファード・ハイブリッドの制御が、どうなっているのか?詳細は、わかりませんが、
 ハイブリッド車で、EVバッテリーも装着しているのに、わざわざ、エンジンかけて、
 エンジンブレーキで、減速させようとする制御でした。
 ガソリンは、エンジンに供給されていたのか?
 それとも、エンジンブレーキ状態なら、エンジン回線数が上がっていても、燃料カットされているのか?
 売却するまで、わからずじまいでした。

 (とにかく、回生減速させようと、シフトレバーをSモードにすると、必ず、ブルルンと
 エンジン始動するので、下り坂の減速時には、シフトをSにする事なく、フット・ブレーキのみで
 減速する乗り方をやってました)


 RAV4 PHVも、シフトチェンジによって、Sモードで、回生減速させようとすると、
 強引にエンジンが始動して、エンジン・ブレーキで減速するのか?試してみると・・・

 エンジンは始動しない。

 GG2W(三菱アウトランダーPHEV)のパドルシフトでの回生減速と同じように、
 エンジン始動なしの状態で、回生しながら、減速してくれました。

 これなら、パドル・シフトがなくても、シフト・レバーでのSモード切替えで
 積極的に、回生できると思いました。

 もともと、シフトレバーをDにしたまま、アクセルオフした状態での減速でも、
 そこそこ、回生して、CHARGEの部分に針が動きましたが、シフトレバーをSモードにして
 減速させると、さらに、もう1段階、回生が強くなり、CHARGEの針が、もう1〜2目盛り
 強めに動きました。

 ギクシャクもしないし、加減速は自然。
 とても運転しやすいです。




   ハイブリッド走行
 EVバッテリーを使い切った後のハイブリッド走行についてです。

 GG2W(三菱アウトランダーPHEV)の場合、EVバッテリーを使い果たした後の、ハイブリッド走行が、
 非常にガッカリでした。
 まず、エンジンがかかったのが、わかる。


   変速機
 そして、GG2Wの場合、変速機が「なし」です。
 つまり、「前進」か、「ニュートラル」か、「後退(リバース)」だけ。
 (新型になったGN0W型アウトランダーPHEVも、調べた所、変速機の表記が、見当たりません)
 疑似的なギアチェンジが出来る「無段変速機」でもありません。


 GG2Wの場合、ハイブリッド状態で、峠の登り坂を走ると、当然、ガソリンエンジン主体で登ります。
 しかし、シフトチェンジ(シフトアップ)が出来ない。
 (変速機がある車に例えると、1速→2速→3速のようにギア・チェンジ出来ないし、そのようなギアが存在しない)
 と言う事は、エンジン回転数が、ものすごく高くなります。

 360ccエンジンの軽自動車が、峠を越える時のように、エンジン回転数が、
 一気に、3500〜4500回転の高回転までまわりながら、息苦しい状態で、峠を越えてました。

 しかも、そのような走行シーンになると、エンジン・ルームから、エンジンのコゲくさいニオイが
 漂ってきました。
 「これ、エンジン大丈夫なの?」と不安になる状態。
 でも、GG2Wの場合、これが「普通」でした。

 更に、ハイブリッド走行になると、一気に実燃費が悪化。
 ハイブリッド走行時の実燃費は、だいたい、リッター14km台。
 どれだけ、丁寧に走っても、良くて、リッター16km台。通常は、15km台。17km台には、持って行けませんでした。
 長距離で、高速道路を、1100km程走った時などは、インター2区間程度の距離で、EVバッテリーを
 使い果たし、あとは、ハイブリッド走行のみ。
 高速走行時間が長い状態でのハイブリッド走行の燃費は、リッター12〜13km台。

 平坦地が多く、速度域が高い走り方では、変速機がなくても、
 「エンジンの動力と、タイヤを直結」するようで、「ガクッ」と言う感覚と同時に、
 一気にエンジン回転数が、2500回転前後に落ちて、走って行きました。

 とにかく、EVバッテリーを使い果たした後の「ハイブリッド走行」の性能が、悪すぎました。
 だから、結局、GG2Wは、あまり長く乗らなかったのだと思います。


 RAV4 PHVの「EVバッテリーを使い果たした後のハイブリッド走行」が、
 どんな制御をするのか?とても、興味がありました。

 すると・・・標高450m〜500m前後の峠越えを、この時点で、4回。
 標高250m峠越え、150m、70mの峠越えなども数回行いましたが、
 GG2W(三菱アウトランダーPHEV)のような、エンジンがうなりながら、息苦しく登り坂を登る事は、
 全くありませんでした。

 エンジン回転数は、かなり急勾配で、登り坂が、険しい峠越えのシーンでも、
 1700〜2500回転前後で、グイグイ登って行きました。

 きちんと、無段変速機が仕事しているからです。
 これなら、使いやすいと思いました。


 EVバッテリーを使い果たした後の「ハイブリッド走行」においても、
 なるべく、EVバッテリーに回生充電させ、少しでも長く、EV走行できるように
 制御されているように感じました。

 ただ、いつまでも、充電しないと、平均燃費は、走れば走るほど、じりじり悪化して行きます。

 今回、約440km走った後で、給油しましたが、もし、あと100km程、充電せずに走った後、
 給油すると、ハイブリッド燃費は、リッター20kmには、届かなかったと思います。

 それとも、ハイブリッド燃費が、リッター20km前後で落ち着いたのでしょうか?
 カタログ上の「EVバッテリー使い果たした後の、ハイブリッド燃費」は、約22km/Lと
 なっています。
 これについては、今後、たっぷり、実験出来る機会は、あると思いますので、検証しようと思います。

 GG2Wのように「変速機なし」ではなく、きちんと、無段変速機が装備されているので、
 ハイブリッド走行に切り替わっても、息苦しく走るシーンは、ありませんでした。

 この違いだけでも、非常に満足度が高いです。



    8月5日(金)

   見学1周年記念

 8月5日は、記念日でした。
 何の記念日なのか?と言うと、現在住んでいる家を、「一番最初に直接、見学に行った記念日」です。
 丁度、1年前の2021年8月5日。不動産会社の担当営業さんと、数件の「移住先の候補物件を見学」に
 行きました。

 エリアは、県内のあちこち、広範囲に広げて、探しまくりました。
 でも、結局、自分が、第一印象で「この物件が、一番、立地も良く、日当たりの関係も、道路との関係も
 場所も良い」と、一番最初に候補リストにあげていた家。

 本当は、もっと、海に近い物件などもありましたが、価格の問題とか、実際に行ってみると、家の構造の仕様や、
 間取り、家の位置関係、日当たりなどが、自分の好みではなかったり・・・

 色々あって、結局、1軒目に見た家が、自分の住む家になりました。
 記念に、ケーキ買って、祝いました。



   避暑地
 真夏の避暑地。高原、滝、湖、海など、色々あります。
 自分は、関東時代は「真夏の本栖湖」が大好きでした。
 趣味仲間もたくさん集まりましたからね。

 標高900mの世界は、昼間でも、27〜28度程度。30度を越える事は、ほぼ、なし。
 夜から朝になると、寒いと感じる位に冷える日もありました。
 冷えない日でも、朝は快適。20度以下の日も多かったと記憶してます。

 湖の涼しさ。海のように、ベトつかない。
 本当は、2022年の夏、行ってみようか・・・趣味仲間もいるだろうし・・・と、チラリと考えました。
 しかし、まだ、コロナが落ち着かない。それ所か、第七波が、ものすごい事になってます。
 結局、家族の反対があり、断念。

 コロナになってから、湖の趣味は、3年やってません。仲間にも、ショップスタッフと、本栖湖の常連のお一人に
 かろうじて、逢えただけ。他の皆さんには、全く逢えていない。
 行かない内に、忘れられてしまうのだろうな・・・
 コロナ、落ち着いたら、行きたいです。

 そんなこんなで、結局、湖の趣味は、断念。避暑地は、「屋内スケートリンク」になりました。
 確かに、真夏なのに、涼しい。
 でも、氷、さすがに、リンクの隅っこは、溶けかけている場所もあり、水たまり状態の場所もありました。
 それでも、氷に乗れないよりは、良いです。
 涼しくて、快適でした。



   8月7日(日)

   虹の松原(にじのまつばら)

 この日は、佐賀県唐津市(からつし)方面に買い物に出掛けました。
 帰りに、「せっかく、真夏の海辺の近くまで来たので、ちょっと、虹の松原の海辺に
 寄ってみよう」と言う事になりました。

 関東圏で暮らしていると、「夏休み期間中」「お盆前の日曜日」「快晴」と言うと、
 有名な海岸は、大混雑。
 周辺道路も大渋滞。
 駐車場も、早朝の時点で、瞬間で満車。
 駐車場代も高額。ビーチは、たくさんの人。海辺は、イモ洗い状態・・・

 スチャダラ・パーの「SUMMER JAM ’95」の歌詞に描かれたような雰囲気を
 想像します。


 しかし、九州の海は、湘南・三浦の海水浴場のような、大混雑しているビーチは、少ない。
 駐車場だって、有料の場所もありますが、無料の場所の方が多い。

 夏休み、日曜日、真っ昼間に、ノコノコ出掛けていっても、駐車場は無料で余裕でスペースがある。
 ビーチも、ガラガラ。密になりようがないビーチが、あちこちに、たくさんあります。
 当然、遊泳禁止の場所ではありませんよ。

 あと、遊泳するなら、きちんと、それなりに、海の家とか、ライフ・セーバーが待機している海岸もあるので
 そちらをお勧めしますが、そのような海岸でも、駐車場無料、昼間でも、ガラガラ・・・と言うビーチは、
 たくさん、あります。

 「虹の松原」って、子供の頃に行った記憶しかなく、久々に行ってみると・・・ガラガラ。
 松の木の木陰で、敷物を敷いて、海からのさわやかな風を受けながら、ゆったり、弁当を
 食べられる場所で、休憩しました。
 誰もおらず、快適でした。


   給油
 そして、この日は、夜、給油。
 給油してみると・・・・軽自動車の燃費、リッター21.57kmでした。

 途中、あまりにも暑くて、エアコンONして走った時間、そこそこありましたが、
 この車、2011年式なのに、実燃費で、リッター20kmを越える事が、ほとんど。
 JC08モードで、20.5km/Lですが、ほぼ、毎回、このカタログ燃費を越えてます。

 ただ、エアコンをずっとONしていたり、雨天の日に運転すると、燃費伸びません。


   7月16日(土)
   三本和彦(みつもと・かずひこ)さん、亡くなる

 自動車雑誌、「ベストカー」の記事を見て、驚きました。
 モーター・ジャーナリストの草分け的存在。
 「テレビ神奈川の新車情報」でも、おなじみだった「三本和彦さん」が、
 2022年7月16日、老衰のため、お亡くなりになったそうです。91歳。
 非常に残念です。

 三本和彦さんを知ったのは、自分が、関東圏に出てきて、関東圏のテレビ番組を見た時。
 「テレビ神奈川」で、「新車を紹介する番組」を言うのが放送されていました。
 その番組の司会だったのが、三本和彦さん。

 「新車の開発責任者」のような人をゲストに呼んで、その新車について、高速道路と、「箱根の山坂道(やまさかみち)」を
 試乗したビデオを前半で紹介。
 後半は、その試乗の感想を元に、開発責任者が登場して、色々な質疑応答を行う と言う番組でした。

 最初の頃は、50分番組でしたが、のちに、30分番組に縮小されました。
 (後継番組として、現在は「岡崎五朗のクルマで行こう!が30分番組で放送されている)

 この番組を見て、車の事、色々、勉強させてもらいました。


   ゲンコツ
 運転席の空間を計るのに、ゲンコツがいくつ、頭上に入るのか?をチェックしてました。
 これ、のちに、ホンダ車では、開発時に、ゲンコツがいくつ頭上に入るのか?を確認するようになったと言われてます。

 後席の足元空間を計測する時も、ヒザの先から前席シートまで、ゲンコツが、いくつ入るのか?で空間チェックしてました。

 へー、こんな計測方法があるんだな・・・と勉強になりました。
 自分も、新車の展示車を見る時、頭上や、足元に、ゲンコツ、いくつ入るのか?チェックするようになりました。

 その後の新車紹介番組では、ゲンコツを縦ではなく、横にして、カウントしている番組がありました。
 違う、そうじゃない・・・と思いながら、見てました。



   ぶしつけ棒
 そして、荷室空間を計測するのに、「ぶしつけ棒」と言う棒が、ある時から登場するようになりました。
 かなり、アバウトな計測方法でしたが、名物となりました。
 いつ頃から、この「ぶしつけ棒」が登場したのかは、覚えていません。


   100km時の騒音とエンジン回転数
 そして、試乗VTRでは、「時速100kmの時のエンジン回転数と、騒音」をチェックしてました。
 最初の頃は、「時速100kmの時に、騒音が、70デシベルより下の車を、高級車と呼ぼう」と言いながら
 計測してました。
 それが、時代の経過と共に、いつの間にか、「時速100kmの時に、騒音が、60デシベルより下の車を
 高級車と呼ぼう」に変わりました。

 同時に、時速100kmの時のエンジン回転数も発表してました。

 ただ、軽自動車が、まだ、高速道路での最高速度が、80kmの時代が長かったので、80km時代は
 「軽自動車は、時速80kmの時の騒音」を計測してました。

 また、車種によっては、エンジン回転数のメーターが付いていない車種もありました。
 その時は、時速100km(軽自動車は、時速80km)のエンジン回転数は、「わからない」と説明してました。



   輝度(きど)から面積へ
 良く、三本和彦さんが、開発責任者に意見していたのは、
 「夜間のブレーキランプの点灯方法」でした。
 まだ、「ハイマウント・ストップランプ」が、世の中に生まれる前の時代、
 夜間の自動車のブレーキランプは「ヘッドライト、スモールライトの点灯」に合わせて、
 ブレーキランプの部分は、テールランプとして、薄く、点灯してました。

 そして、ブレーキを踏むと、本来の「明るめのブレーキランプが点灯」と言う仕組みでした。

 つまり、夜間は、スモールランプを点灯した時点で、赤色のブレーキランプは、テールランプとして、薄めに点灯していた訳です。
 ブレーキ踏むと、薄めのブレーキランプが、更に、明るく点灯する。
 「輝度」の違いで、「ブレーキを踏んだ、離した」を見分けてました。

 しかし、海外では、輝度の違いではなく、「面積」でスモールライト・ヘッドライト点灯時の後方赤色テールランプと、
 ブレーキランプの違いを、表現してました。

 日本に輸入されていた、外車は、日本に輸入されても、「輝度」ではなく、面積の違いで点灯を使い分けてました。

 メルセデスベンツや、フォルクス・ワーゲンなどは、「テールランプ」の点灯部分と別に「ブレーキランプ」が点灯するエリアがあり
 ブレーキを踏むと、「赤色の面積が広がって点灯する」と言う仕組みでした。

 そこを、三本和彦さんは、毎回、開発責任者に指摘。

 「なぜ、輝度の違いだけにしているのか?外車は、面積で使いわけている。
 夜間にブレーキ踏んだ事が、わかりにくい」と指摘。

 開発責任者の言い訳は、だいたい、どのメーカーも「コストがかかってしまうから」でした。
 すると、三本和彦さんは、必ず、次のように、言い返してました。

 「日本車だって、海外に持って行くと、海外仕様は、きちんと、面積の違いでブレーキランプ、点灯するように、
 なっているじゃないですか。なぜ、それが、日本国内仕様では、出来ないのですか?」と、ズバリ指摘してました。

 それでも、開発担当者の多くは、「いや、コストが・・・」と苦しそうに言い訳したり、笑って、ごまかしたり・・・の繰り返しでした。
 実は、日本車も、「海外仕様」は、そのように「面積」で使いわけてました。

 何度もしつこく、このことを指摘するので、ついに、「日本仕様にも、面積の違いで表現した車種」が、登場しました。
 それは、「2代目ソアラ」です。
 三本さんが、しつこく、各メーカーの開発責任者に、何度も訴えて、やっと、叶った車種でした。

 丁度、その頃から、「ハイマウント・ストップランプ」と言うのが、北米で登場。
 「ハイマウント・ストップランプを装着した車種の、追突される率が下がった」と言うデータも出てきて
 その後、日本車にも「ハイマウント・ストップランプ」装着車が普及して行きました。

 これに伴い「輝度だけで違いを表現」していた車種であっても、別途、中央に「ハイマウント・ストップランプ」が
 装着されるようになりました。
 これに伴い、三本和彦さんからの指摘もなくなりました。

 こんな事を、消費者に教えてくれたのも、三本和彦さん。



   アンテナ
 ラジオなどのアンテナについても、三本和彦さんが残した功績が、各メーカーの車種に、残っています。
 三本和彦さんの功績として、残っているのは、「コンパクト・ポール・アンテナ」と呼ばれる種類のアンテナです。

 ちなみに、車のアンテナの種類と、時代の流れを、説明しておきます。


   ロッド・アンテナ
 昭和の頃の車のアンテナと言うのは「ロッド・アンテナ」と呼ばれるアンテナが主流でした。
 だいたい、2000年代頃、2010年以前までの乗用車系には、良く、採用されていたと思います。
 「ロッド・アンテナ」と言うのは「伸縮可能な、棒状のアンテナ」の事。
 大昔の「ラジカセ」に装着されていたのが、ロッド・アンテナ。
 「ラジカセ」がわからない世代には、伝わらないのかもしれません。

 多くは、上げ下げを、運転手が、手動でやりやすいように、運転席側のAピラーに沿った形で、装着されていました。
 これだと、運転手が腕を伸ばしただけで、上げ下げ出来る。
 さらに、Aピラーに沿っているので、折れにくい。

 中には、助手席側ボンネットの中間に装着され、上げ下げを、電動式で、やる車種も、ありました。
 セダンタイプでは、後席トランク辺りに装着されている車種もありました。

 ただ、電動式は、良く壊れて、上げ下げ出来なくなったり、中央にポツンと立っているので、車両の真横に草木が当たったり、
 人や、バイク、自転車が、引っ掛けて、まげてしまったり折れてしまったり・・・
 高さが低い、立体駐車場に、アンテナ下げないまま入って、折れてしまったり・・・
 と言う弱点がありました。

 そこで、現在の短めのアンテナを装着する車種が増えて行きました。


 その次の時代には、コンパクト・ポール・アンテナへの移行途中に、フロント中央に、
 カブトムシの触覚のような形状のアンテナが、特に、コンパクトカー系に多く採用された時代もあります。

 これは、室内の前席の中央に、アンテナを動かすレバーが付いていて、調整できると言う仕組みでした。
 ただ、車種によっては、洗車機を使う時に邪魔になる・・・とか、洗車機使ったら、折れたとか、
 操作部分から雨漏りした・・・などのトラブルも多く、最近の車種では、あまり見かけなくなりました。


   コンパクト・ポール・アンテナ
 現在の主流は、この「コンパクト・ポール・アンテナ」です。
 短いゴム製のアンテナが装着されています。
 長さは、約20〜30cm。伸縮は不可能。前後に倒す事は可能です。
 (洗車機を使う時など、倒せるようになっている)
 ゴム製ではなく、カーボンを使っているアンテナもあります。(カスタマイズで交換しているユーザーもいる)
 一応、動くので、折れる可能性は、ありますが、ロッド・アンテナ程、弱くないので、あまり折れる事はないようです。



   シャークフィン・アンテナ(ドルフィン・アンテナとも呼ばれる)
 また、現在の、もう1系統の主流は、シャークフィン・アンテナとか、ドルフィン・アンテナと
 呼ばれるタイプ。
 イルカの背びれに似ている事から、このように表現されます。

 受信感度は、コンパクト・ポール・アンテナより劣ると言われてますが、車両のボディカラーと同色に出来たり、
 見た目とか、空力的に、一緒にデザインしやすいからなのか、比較的、上級車種を中心に、最近の主流になってます。
 軽自動車にも採用されている車種があります。
 伸縮は、不可能です。逆を言うと、折れる事もない。

 だいたい、車両後方の中央分に取り付けられています。
 動かす必要もないので、特に、問題ありません。


 三本和彦さんの功績が見られるのは「コンパクト・ポール・アンテナ」の設置位置です。
 最初の頃は、後席中央に設置する車種が、目立ちました。

 特に、ホンダ・インサイト(2代目)のようなハッチバック形状で、リヤ・ハッチ・ゲートの傾斜が
 ゆるやかで、ハッチゲートが、長めの車種においては、中央にコンパクト・ポール・アンテナを設置すると、
 どうやっても、アンテナに手が届きませんでした。

 そこを、三本和彦さんは、開発責任者に向かって言いました。
 「このアンテナ、動かそうとすると、手が届きません。あなたは、届きますか?」と。
 「もし、このアンテナを、動かそうとすると、車両に、ベッタリ体をひっつけて、
 手を伸ばして、背伸びする形にして、やっと、何とか、手が届きます。
 でも、車が、ドロや雪で汚れている時、あなた、こんなに体を車両にベタ付け出来ますか?
 洋服、かなり、汚れますけど、気にならないのですか?」と言う主旨の指摘。

 言われてみれば、確かにそうです。

 「車両の右寄りとか、左寄りにアンテナがあれば、誰でも、簡単に、アンテナに手が届きますよね。
 なぜ、そうしないのですか?」と、ホンダだけではなく、他メーカーの開発責任者にも、
 伝えてました。

 すると、最近のラインナップの車両、アンテナ、前方の右寄り、左寄り、後方の右寄り、左寄りに
 設置されている車種、「当たり前のように」あります。

 別に「真ん中が中央だから、バランスの関係で、中央に設置した」と、こだわる必要は、「ない」と
 言う主旨の事を、常に、各メーカーの開発者に訴えてました。

 そして、「車のデザインと言うのは、機能のデザインでもあります。
 機能の事も考えて、デザイナーは、車をデザインするべきです。」
 と、常々、各メーカーの開発者に、伝えていました。

 このような訴えがなかったら、最近の車種に多く採用されている
 「コンパクト・ポール・アンテナ」が、右寄り、左寄りなどに、なかったかもしれません。
 多少は、三本和彦さんの訴え効果が、あったのだと、個人的には、思ってます。


   
   スズキ・カルタスでの出来事
 印象的だったのは、スズキ・カルタス・エスティーム・コシノヒロコ・リミテッドの回。
 1990年に発売された車種。
 この時、内装デザインを、コシノ・ヒロコさんにお願いして、採用したのです。

 しかし、「色づかい・模様」などが、三本和彦さんには、気に入らなかったようです。

 「自分は、工業デザインの色の使い方などの勉強もやって来た。こんな色・模様を、自動車の内装デザインに
 採用すると言うのは、どういう事なのか?」と言う主旨だったと思いますが、かなりの勢いで、噛みつきました。
 こんなに怒った三本和彦さんの姿を見たのは、初めてでした。

 どこが、どう、そんなに気に入らなかったのかは、覚えていません。

  色づかいのコントラストが、運転するのにそぐわなかったのか?
 シート類の素材が、着席すると、滑りやすいとか、耐久性に疑問のあるような素材を使っていたのか?
 画面では、わからない「手触り」の点で、運転に、そぐわない部分があったのか?
 全くわかりません。

 少なくとも、「いくら、車と言えども、内装デザイン、模様、色づかいは、運転する・・・と言う安全性を考慮しなければ
 ならない・・・」と言う事に、こだわっているのだ・・・と思いました。

 


   赤色・オレンジ色系メーターの批判
 そして、印象に残っている指摘シーン、他にもありました。
 それは、スカイラインの時の回です。

 ある世代のスカイラインは、「スポーティさ」を表現すると言う事で、メーターの数字、目盛りなどを
 「赤色系・オレンジ色系」にしました。
 (見る人によっては、赤色メーター→オレンジ色系に見える人もいるので、赤色系・オレンジ色系と、補足表現にしておきます)

 ライトを点灯した時に、メーター内を照らす色も、赤色系にしました。

 新車情報の試乗ロケは、基本的に、昼間の収録。それでも、途中には、トンネルが何ヶ所もありました。
 つまり、ヘッドライトを点灯する機会は、昼間のロケでも、多数、あります。

 そして、その時、ズバリ、指摘しました。
 「なぜ、メーターの色を、赤色にしたのですか?」と。(三本和彦さんは、番組内では、「赤色」と表現)
 すると、開発責任者は、「スポーティさを表現したかったから」と答えました。

 そこに、三本和彦さんは、「赤色と言うのは、夜間、長距離、運転していると、目が疲れるんですよ。
 それ、わかってますか?」と、指摘されました。

 さらに「BMWも、夜間のメーター類は、赤色表示になります。しかし、昼間の表示は、文字と目盛り部分が
 白色になっている。夜間にライトを点灯すると、文字と目盛りが赤色になる。
 文字まで、赤色(オレンジ系)にすると、見えにくいし、疲れますよ。」と指摘してました。

 自分も、のちに、この世代のスカイラインに、友人の数名が乗っていたので、運転させてもらった事がありますが
 確かに、夜間の長距離運転は、目が痛くなり、疲れました。

 同時に、この世代(80年代)のBMW320iにも乗る機会がありましたが、文字盤が白なので、
 昼間は疲れませんでしたが、夜間になると、赤色表示になり、BMWでも、夜間運転では、目が疲れました。
 その経験があったので、自分は、長期間、「BMWは、購入リストから外す」と言う事で、しばらく乗りませんでした。

 しかし、「赤色系(オレンジ色系)の文字盤、メーター内を赤色系(オレンジ色系)で照らす車種の
 夜間運転は、目が疲れる」と言う事を、指摘していた三本和彦さんは、すごいと思いました。

 素人には、わからない。だからこそ、「新車情報」で、一般消費者に伝えたのでしょう。


   紅葉マーク・もみじマーク=枯れ葉・落ち葉マークの指摘
 そして、高齢運転者に、装着努力義務として、発表された「紅葉マーク」についても、常々、指摘してました。
 「これ、枯れ葉じゃないの。高齢者を枯れ葉扱いするなんて、失礼」と指摘。

 さらに、「高齢者マークを、もし、義務化するとなると、問題である」と指摘。
 「私は、力のない年寄りです」と、周囲に知らせながら、走っているのと同じ事なのだそうです。

 これ、最悪の場合、「犯罪に巻き込まれる危険性がある」とも指摘してました。
 比較的、平和な日本では、「そんな事ないだろう」と考える人がいるかもしれません。

 海外では、例えば、女性一人が、キャンピングカーを運転しているのを目撃されると、
 対面を走っていた車が、わざわざ、Uターンして、そのキャンピング・カーを追いかけ、強制的に
 車を停めて、犯罪に巻き込まれる危険性が、冗談抜きで、あるのだそうです。

 このような危険性を、三本和彦さんは、指摘してました。

 このマークは、一般消費者からも、不評でした。
 結局、別のマークが提案され、今は、別マークが普及してます。


     
   ラム圧(らむあつ)
 また、「ラム圧(らむあつ)」についても、特に、マツダ車を紹介する時に、良く、話題にしていました。
 「マツダの車は、外気を取り込むラム圧が強くて、三角窓がなくなってしまった時代には、
 大変ありがたい」と言う主旨の話をされ、ほめてました。

 言われてみると、自分の親が乗っていた、FR(後輪駆動)最終型のファミリア。
 わかりやすく言うと、名作映画「幸福の黄色いハンカチ」に登場した、真っ赤なファミリア。
 あの型です。
 自分の親は、ボディカラー「白」に乗ってました。
 5速マニュアルの「スーパー・カスタム」に乗ってました。
 この時代のファミリアには「エアコン」と言うオプションがなく「カー・クーラー」が
 助手席ダッシュボード下に装着できるため、その「カー・クーラー」を付けてました。
 確か、18〜20万円前後のオプションだったと思います。
 車両本体価格は、当時の税制で、94万円程だったと思います。

 窓を開けなくても、ラム圧(外気導入)で、バンバン、車内に風が入ってきました。
 後席に乗っていても、ラム圧が強く届き、快適な車でした。
 70年代〜90年代辺りまでのマツダ車、ラム圧が、他社メーカーの車より、強かった事も、知りました。
 良い所は、きちんと、ほめてました。


   三角窓
 日産がパイクカーシリーズを次々発売した時代の話。
 Be−1、PAO、フィガロなどなど・・・

 PAOと言う車種が発売され、新車情報でも紹介されました。
 レトロカーのような雰囲気の車種を、日産マーチをベースにして、開発して発売しました。

 PAOには、「三角窓」が装備されていました。
 この「三角窓」に、三本さんは、大きく反応してました。
 エアコンが普及する前の時代の車には、外気を、取り込みやすくする為に、前席窓の前方に、三角窓が付いてました。
 それが、エアコンの普及や、空力の関係から、どんどん、採用車種が減ってしまい、絶滅。

 しかし、パイクカーシリーズの中で、PAOだけに、「三角窓」を採用した事を、大変、喜んでいたのを思い出します。
 昭和の30年代・40年代の車を知っている人には、うれしい装備だったのでしょう。
 自分も、三角窓は、ギリ、子供の頃、親や親戚の車に付いており、実体験した世代なので、三本さんの喜びようは、
 理解できました。




 このように、自動車に関して、消費者に伝えた功績、そして、各メーカーの開発担当者に指摘した事は、
 とにかく、とても大きい。
 だから、「日本自動車殿堂」入りしたのでしょう。


 残念なのは、今後の「自動車の電動化」について、今の世代に、三本和彦さんが、どう伝えたかったのか?
 生きていれば、どう伝えて行ったのか?を、知る事が出来なくなってしまった事です。
 
 車の事、色々教えてくれて、ありがとうございました。
 ご冥福をお祈りします。


   国沢光弘さん
 三本和彦さんが、お亡くなりになって、それに代わる人。
 自分の中では、「国沢光弘さん」です。
 嫌いなモーター・ジャーナリストでも、No1になる人でもありますが、
 好きなモーター・ジャーナリストでも、上位にランクされる人です。

 車に関するご指摘などは、「三本節(みつもとぶし)」に似ている部分があります。

 自分が考える「新車をチェックする時に、ここを見る」と言う点も、一致してます。
 ボンネットのストッパーが、中央1ヵ所留めなのか?2ヵ所留めなのか?
 3ヵ所留めなのか?などを、きちんと、チェック。それを、きちんと、ご自身のブログで
 伝えています。

 自動車雑誌や、他のモーター・ジャーナリストは、この部分、ほとんど、触れない。
 雑誌の写真に、この部分が、偶然、写り込んでいれば、わかりますが、
 わざわざ、その部分にスポットをあてて、説明しているメディアは、ほぼ、ありません。
 国沢光弘さんは、その点、きちんと、触れる事が多い。

 ご自身でも、モーター・スポーツを体験したり、二輪車にも乗っている。
 船舶も、持っている。
 SNSの時代なので、当然、「たたく人」も多いようですが、今の世の中、著名人であれば、
 それは、「普通」だと思います。

 自分は、もう少し、日本の自動車の未来、見て行きたいです。


   さつき松原
 宗像市の「さつき松原」に、フラリと立ち寄ってみました。
 やはり、ここもガラガラ。
 夏休みの海水浴シーズンですよ。それなのに、ガラガラ。
 やはり、福岡は、このような場所が大混雑しないので、恵まれてます。
 駐車場も無料でした。





 つづく

17.

18.裏側にも、まだまだ、多数のひまわりが咲いていました

19.ミニ・ストップのソフトや、ハロハロ系を食べるのが大好き

20.マンゴーのかき氷、最高に冷たく、そして、美味しい。お気に入り

21.2022年7月31日(日)。北九州市若松区のひまわりを見に行きました

22.北九州市若松(わかまつ)区の有毛(ありげ)、安屋(あんや)地区に、点在してます

23.花の大きさは、柳川市や、佐賀市より小さめ

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36.次は北九州市若松区の「汐入の里」に行きました。とても涼しい風が吹いてました

37.大きなグランドがありました

38.人工海水浴場もありました。日曜日の真昼12時前後なのに、ガラガラの人出

39.道の駅・宗像(むなかた)で、地元産の桃を購入

40.食べてみると、とても甘く、美味しかった。宗像産の桃も、山梨産と同等の甘さでした

41.販売店に、機能のカスタマイズ設定を行ってもらいに行きました

42.古賀市(こがし)の「薬王寺(やくおうじ)温泉」の水汲み場で、水汲みしました

43.100円投入すると、2分間、水が流れるそうです。約20L出るそうです

44.自分は12L入りタンクと3本のペットボトルしかなく、少し、入り切れませんでした

45.

46.到着。今日は販売店と、買い物、水汲み等で50km程走行しましたが、オールEV走行で終了

47.車検のコバックが、100円オイル交換キャンペーン中だったのでオイル交換に

48.オイル・フィルターも交換してもらいました。フィルター交換分は有料。でも安い

49.現在住んでいる家を、最初に直接見に行ったのが、丁度1年前

50.見学1周年記念にケーキ購入。一人で、祝いました

51.真夏の避暑地。スケートリンク。涼しい。でも、少し、氷が溶けかけてます

52.屋内スケートリンクは、日焼けもしないし、涼しい

53.佐賀県唐津市の虹の松原に立ち寄りました。真夏の夏休みの休日。でも、ガラガラ

54.虹の松原は、長いビーチが広がってます。関東圏に比べると、嘘のように、ガラガラ

55.2022年8月7日(日)の真昼。12時前。余裕で海辺に行けます

56.別に遊泳禁止でもない。近くには、一応、ショップがあります

57.松の木の木陰で、敷物を敷いて、海からの風を受けながら弁当食べました

58.快適な虹の松原。九州は、真夏の夏休みの日曜日の真昼でも、ガラガラの海岸、多数有り

59.駐車場もガラガラ。当然、無料で駐車出来ます。ビーチまで、徒歩1分前後

60.この周辺には、ビーチ目の前駐車場も無料で有りました。空車多数で余裕です

61.看板価格レギュラー162円/L。5円引きクーポン、宇佐美カード割引で150円
トリップ・メーター432.5km。満タン法で21.57km/Lに

62.19.79L給油でオート・ストップ。20L以上給油しないとウルトラキャンペーンの券が出ず、
追加給油。それでも、満タン法ではリッター20km越えで大満足

63.2020年に書かれた本
お台場のイベント会場で売っていたので購入。その場で、ご本人からサイン頂きました

64.お台場のメガWEBで、ベストカー等の自動車雑誌3社合同イベントがあり、その時に頂いたサイン。
その後も、別のイベントで、同じメガWEBでも三本和彦さんの姿を拝見しました

65.イベントの時には、ぶしつけ棒を杖代わりにされてました。

66.自分の親が、初めて「新車」で購入した、FR最終型ファミリア(写真上)の写真も掲載されており
感動したのを覚えてます。
大ヒットしたファミリアは、その次の型。(写真下)
FF(前輪駆動)になって、カクカクしたデザインになり、大ヒット。

オイルショックの影響で、「燃費が悪いロータリー車」と言うイメージで、経営の危機状態だった
マツダを救うほどの大ヒットに。

このファミリアの大ヒットを横で見ていたトヨタは「カローラU」と言う、似たコンセプトの
ハッチバック車を、急遽、開発・発売し、マツダに取られた客を、取り戻すよう、必死になりました。

当時のFFファミリア、パワーステアリングが装着されておらず、「パワーステアリングなしの
前輪駆動車は、ハンドルがとても重い」と、言われてました。

実際、運転してみると、低速での切り返しとか、駐車のための切り返しは、とても重かったと言うのは
本当の話。
自分も、会社の先輩が所有していたファミリアを、実際に運転させてもらった経験があるので、事実確認済。

新車情報と言う番組で、三本和彦さんが「マツダの車」を紹介する時、
「広島のビックリ箱」と、表現する事がありました。
(ホンダ車紹介の時は、地名を言わず、「ホンダのビックリ箱」と表現)

「また、マツダの車は、ラム圧が強くて、外気を、車内に送り込む勢いが強くて、
この点は、他社メーカーにはない、マツダ車独特の良い点です」と言う主旨の紹介をする事が
良く、ありました。

実際、自分の親が所有していた、ファミリア(FR最終型)は、ラム圧が強い車で、窓を開けなくても
前席、後席に、外気が、バンバン入って来て、快適な車でした。

エアコンが普及するに伴い、この点は、あまり、わからなくなりました。

ただ、エアコンが普及しても「このマツダ車は、これまでのマツダ車のように
ラム圧、あまり強くないですねぇ。」と言う紹介は、やっていた記憶があります。
きちんと、ラム圧チェックは行っていたと言う事です。

三本和彦さんと言うと「ぶしつけ棒」で、荷室のサイズを計ると言う事が有名でしたが
他にも「ゲンコツがいくつ、頭上や、後席の足元に入るのか?」などの車内空間チェック、
そして、マツダ車の「ラム圧チェック」も、有名でした。
それも、全て、もう、伝説になってしまいました。

また、スズキ・カルタスのコシノヒロコ・リミテッド紹介の時には、内装について、
猛烈に激怒したのが印象的でした。

67.高齢者マーク。当初は、これ。「もみじマーク」「紅葉マーク」と提案側は主張。
しかし、三本和彦さんは、「枯れ葉、落ち葉マークではないか」と発言。
「高齢者を枯れ葉や落ち葉のようなマークで表現するのは、いかがなものか」と
主張されていました

68.「もみじマーク」「紅葉マーク」が、あまりにも不評で、このようなマークと色に変更。
しかし、「高齢者マーク」の装着を「装着努力目標」を越えて、「強制」にする事は、
「私は、力のない年寄りです」と、周囲に知らせながら車を走らせている事になり、
最悪の場合、犯罪に巻き込まれる可能性もある・・・と、指摘

69.ラジオアンテナを中央ではなく、片側に寄せるように各メーカーに訴えたのも
三本和彦さん。2代目インサイトなどは、ルーフ後方中央に装着されてましたが
ハッチバックの斜めの長さが長く、手が届きにくい事を、指摘

70.セダン系では、このタイプのアンテナが中央にあると手が届かない。車が汚れている
時にアンテナを触ろうとすると、汚れるなどと指摘。すると各メーカー、左右に寄せる車種
が増えました。これも、三本和彦さんの声が生きているのだと思います

71.宗像市のさつき松原に行ってみました。ガラガラです。海も綺麗でした。

72.道の駅・宗像(むなかた)の近くのエリアにはウィンド・サーファーが数名いる場所も

73.長い遊歩道があり、ずっと海岸が続いてます。日陰やベンチも多数有り

74.無料駐車場も、海岸沿いに大きく4ヵ所。トイレ完備の駐車場も別の場所にありました
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